吉良町
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テンプレート:Infobox 吉良町(きらちょう)は、愛知県の中南部にあった町である。2011年4月1日に西尾市に編入された。吉良の名は八ツ面山(やつおもてやま)に産する雲母(きらら)から。中世の領主は、足利氏族の東条吉良氏であった。
目次
地理
三河湾に面している。海上には梶島(無人島)がある。
隣接している自治体
歴史
江戸時代、町域は西尾藩、大多喜藩、沼津藩、川越藩、寺社、旗本といった様々な領主の下にあった。江戸時代初期の著名な領主に高家旗本吉良義央がいた。
- 1906年 - 横須賀、荻原、富田、瀬門、厨の各村が合併し、横須賀村となる。吉田、宮崎、保定の各村が合併し、吉田町となる。
- 1955年3月 - 横須賀村と吉田町が合併して吉良町となる。
- 2011年4月 - 西尾市に編入、西尾市となる。(詳しくは幡豆町#西尾市との合併を参照。)
行政
- 町長 : 山本一義(2003年4月 - 2011年3月)
経済
産業
第一次産業が盛んな町であり、北部横須賀地区の農業、南部吉田地区の漁業に大別される。このうち農業は花卉(かき)園芸や野菜の栽培が盛んであり、漁業は三河湾内の沿岸漁業やアサリ・海苔の養殖が中心である。工業も吉田港で水揚げされる海産物の加工品に関連したものが中心である。矢作古川河口付近には塩田があり製塩業も行われたが、1970年に廃止された。
沿岸部の観光も主要な産業である。幡豆山地がそのまま突き出た宮崎海岸は岩石海岸として風光明媚を誇る。また、温泉が沸くために吉良温泉として保養地となっている。
提携都市
国内
地域
教育
- 保育園
- 吉良町立横須賀保育園
- 吉良町立吉田保育園
- 吉良町立白浜保育園
- 吉良町立離島保育園
- 吉良町立荻原保育園
- 吉良町立津平保育園
- 小学校
- 吉良町立吉田小学校
- 吉良町立白浜小学校
- 吉良町立横須賀小学校
- 吉良町立荻原小学校
- 吉良町立津平小学校
- 中学校
- 吉良町立吉良中学校
- 高等学校
郵便局
警察
- 愛知県西尾警察署
- 町内には吉良交番と宮崎駐在所がある
文化施設
- 吉良町公民館
- 吉良町立図書館
- 吉良町歴史民俗資料館
交通
- 町の中心にある吉良吉田駅を境に名鉄西尾線・名鉄蒲郡線とに分かれ、蒲郡線ではワンマン運転が実施されている。また、碧南市方面には名鉄三河線が通じていたが、2004年3月31日に廃止され、現在は沿線だった2市2町から運行委託された名鉄バス東部によるふれんどバス(代替バス)が運行されている。
- 道路交通としては、国道247号が町の中心を東西に貫いている。
鉄道路線
- 中心となる駅:吉良吉田駅
- 隣接市町村への連絡
- 都道府県庁への連絡
- 広範囲な連絡
道路
一般国道
主要地方道
一般県道
- 愛知県道312号荻原巨海線
- 愛知県道313号荻原一色線
- 愛知県道315号下横須賀大島線
- 愛知県道316号富好新田宮崎鳥羽線
- 愛知県道317号西尾幡豆線
- 愛知県道318号宮迫今川線
- 愛知県道320号幸田幡豆線
広域農道
- 広域農道幡岡線
- 広域農道西幡線
一般農道
名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事
出身者
- 尾崎士郎 - 作家。「人生劇場」が代表作。町内に文学碑や記念館がある。
- 吉良義央 - 江戸期の旗本。元禄赤穂事件で命を落とした。 現在の町域の一部を治めていた領主だが、生まれは江戸の鍛冶橋で吉良出身ではない。
- 吉良の仁吉 - 幕末の侠客。清水次郎長と兄弟の盃を交わす間柄。
以上3人を、吉良町HPでは、吉良町史上の有名人を3人挙げて、吉良三人衆として紹介されている。
- 清水一学 - 吉良義央の小姓。
- 小山勝二 - 宇宙物理学者、京都大学教授。
- 岩井俊雄 - メディアアーティスト。東京大学特任教授。
- 加藤広基 - ポップバンド竹内電気のベース担当。
- 葵かを里 - 演歌歌手、吉良町観光親善大使。