備中町
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テンプレート:Infobox備中町(びっちゅうちょう)は岡山県中西部(川上郡)に位置し広島県と境を接していた町。現在は合併により高梁市となり、町役場は高梁市役所備中地域局となっている。
概要
吉備高原に位置し大半は高原と山林で占められている。町の中央部を高梁川支流の成羽川が流れており、岡山県南への電力と工業用水の需要拡大に対応するために建設された新成羽川ダムおよび同時に形成された人造湖である備中湖がある。漆の産地であり「備中塗」などの工芸品を産する。また布賀地区は世界的に大変珍しい逸見石など鉱物・鉱石が産出される事でも有名。
地質は石灰岩質であり主産業の一つとして石灰工業がある。特に鍾乳洞やドリーネの空洞が地下に数多くあると見られる平川の郷地区では、1999年に地上水の地下への流入などによるものと思われる大規模な陥没穴と地盤沈下が発生して問題になった。
隣接市町村
岡山県
広島県
沿革
- 1889年(明治22年)6月1日 町村制施行により、川上郡東富家村・平川村・湯野村が発足。
- 1956年(昭和31年)9月30日 川上郡富家村・平川村・湯野村の3村が合併し町制を施行、備中町となる。
- 2004年(平成16年)10月1日 高梁市、川上郡成羽町・川上町、上房郡有漢町との対等合併により新・高梁市となる。
教育
- 備中町立富家小学校
- 備中町立平川小学校
- 備中町立湯野小学校
- 備中町立西山小学校
- 町内に中学校はなく、中学生は隣の成羽町にある成羽町備中町組合立備中中学校に通っていた。
- 上記各校とも現在は高梁市立となっている。
交通
- 町内を走る鉄道、高速道路、一般国道はない。
- 町内を走る県道
名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事
- 磐窟渓
- 備中湖・西山高原
- 天神山
- 笠神文字岩展望公園
関連項目
外部リンク
- 高梁地域合併協議会(総務省 合併デジタルアーカイブ)