七軒茶屋駅
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七軒茶屋駅(しちけんぢゃやえき)は、広島県広島市安佐南区緑井七丁目にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)可部線の駅である。
駅名は、かつて七軒の茶屋があったことに由来する。移転前の旧駅舎時代は、存続した可部線電化区間の駅舎の中で最も小さな有人駅であった。
駅構造
可部方面に向かって右側に、1面1線の単式ホームのみを持つ地上駅(停留所)。ホーム北側にある駅舎内には簡易式自動改札機と自動券売機がある。
可部線は運行されている列車の多数が2両編成であるが、朝夕ラッシュ時や山陽本線や呉線からの直通列車が可部線に乗り入れる場合に4両編成で運行されている。2008年3月14日まではホームの長さが3両分しかなかったため、4両編成の列車では1番広島寄りの車両のドアが開かなかったが、100mほど広島方への駅舎移転工事が完了し、3月15日から4両編成の列車でも全ての扉から乗り降りが可能となっている。またこの日をもって無人駅となった。無人駅化するまではジェイアール西日本広島メンテックによる業務委託駅であり、この頃は土休日のみ無人であった。現在、当駅を受け持つ管理駅は可部駅である。
ICOCA(相互利用可能ICカードはICOCAの項を参照)が利用可能。JRの特定都区市内制度における「広島市内」の駅である。
利用状況
以下の情報は、広島市統計書及び広島市勢要覧に基づいたデータである。
年度 | 1日平均 乗車人員 |
年度毎 総数 |
定期券 総数 |
普通券 総数 |
---|---|---|---|---|
1968年(昭和43年) | 351.7 | 256,758 | 210,048 | 46,710 |
1969年(昭和44年) | 348.0 | 254,004 | 206,716 | 47,288 |
1970年(昭和45年) | 338.1 | 246,839 | 207,776 | 39,063 |
1971年(昭和46年) | 319.4 | 233,766 | 197,710 | 36,056 |
1972年(昭和47年) | 296.4 | 216,355 | 178,656 | 37,699 |
1973年(昭和48年) | 406.4 | 296,636 | 220,432 | 76,204 |
1974年(昭和49年) | 455.7 | 332,696 | 244,224 | 88,472 |
1975年(昭和50年) | 456.3 | 334,035 | 227,290 | 106,745 |
1976年(昭和51年) | 449.9 | 328,395 | 215,040 | 113,355 |
1977年(昭和52年) | 451.1 | 329,308 | 221,698 | 107,610 |
1978年(昭和53年) | 447.1 | 326,359 | 227,356 | 99,003 |
以上の1日平均乗車人員は、乗車数と降車数が同じであると仮定し、年度毎総数を365(閏年が関係する1971・1975年は366)で割った後で、さらに2で割った値を、小数点第二位で四捨五入。小数点一位の値にした物である。
年度 | 1日平均 乗車人員 |
---|---|
1979年(昭和54年) | 416 |
1980年(昭和55年) | 374 |
1981年(昭和56年) | 349 |
1982年(昭和57年) | 351 |
1983年(昭和58年) | 355 |
1984年(昭和59年) | 358 |
1985年(昭和60年) | 355 |
1986年(昭和61年) | 360 |
1987年(昭和62年) | 425 |
1988年(昭和63年) | 510 |
1989年(平成元年) | 458 |
1990年(平成2年) | 487 |
1991年(平成3年) | 516 |
1992年(平成4年) | 530 |
1993年(平成5年) | 539 |
1994年(平成6年) | 570 |
1995年(平成7年) | 576 |
1996年(平成8年) | 605 |
1997年(平成9年) | 602 |
1998年(平成10年) | 577 |
1999年(平成11年) | 583 |
2000年(平成12年) | 582 |
2001年(平成13年) | 578 |
2002年(平成14年) | 572 |
2003年(平成15年) | 569 |
2004年(平成16年) | 590 |
2005年(平成17年) | 587 |
2006年(平成18年) | 603 |
2007年(平成19年) | 678 |
2008年(平成20年) | 716 |
2009年(平成21年) | 712 |
2010年(平成22年) | 683 |
2011年(平成23年) | 715 |
2012年(平成24年) | 761 |
- 乗車数グラフ
駅周辺
- 七軒茶屋バス停(広島電鉄・広島交通・緑井循環バス)
- 広島緑井郵便局
- 安佐南区佐東出張所
- 広島市立城南中学校
- 国道54号
- 広島県道270号八木緑井線
- エディオン緑井店
- 洋服の青山広島緑井店
- ダイソー&アオヤマ 100YEN PLAZA広島緑井店
- キャラジャ広島緑井店
- 広島交通緑井営業所
- 広交タクシー緑井営業所
- 新生サービスセンター
- 中国JRバス「佐東出張所前」停留所
歴史
- 1910年(明治43年)12月25日 - 大日本軌道広島支社線(当時)古市橋 - 太田川橋(現・上八木)間延伸により開業。旅客駅。
- 1919年(大正8年)3月11日 - 大日本軌道広島支社線が可部軌道へ譲渡され、同社の駅となる。
- 1926年(大正15年)5月1日 - 可部軌道が広島電気に合併され、同社の駅となる。
- 1931年(昭和6年)7月1日 - 広島電気線が広浜鉄道へ譲渡され、同社の駅となる。
- 1936年(昭和11年)9月1日 - 広浜鉄道国有化、国有鉄道可部線の駅となる。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により西日本旅客鉄道(JR西日本)が継承。
- 2007年(平成19年)
- 2008年(平成20年)3月15日 - 広島方に駅舎を100mほど移設、併用開始。無人駅となる。
隣の駅
- 西日本旅客鉄道
- テンプレート:Color可部線
関連項目
参考文献
- 各 広島市統計書
- 各 広島市勢要覧