宮本正太郎
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宮本 正太郎(みやもと しょうたろう、1912年12月1日 - 1992年5月11日)は、広島県出身の天文学者。荒木俊馬の弟子の1人で、惑星気象学の開拓者として有名。
略歴
- 1936年:京都帝国大学理学部宇宙物理学科を卒業し、同大学の講師となる。
- 1943年2月: 京都大学 理学博士 論文は「電離理論による遊星状星雲の研究 」[1]。
- 1943年7月:助教授に昇任。
- 1948年:教授に就任。
- 1958年:京都大学付属花山天文台長に就任。
- 1976年3月:定年退官。
- 1992年永眠
- 2007年火星の大型クレーター、宮本正太郎博士にちなみMiyamotoと命名
業績
著書
単著
- 『初等天文学論 再版』(恒星社厚生閣 1949年)
- 『天文学總論』(丸善 1951年)
- 『星の観測と研究』(三省堂 理科文庫 1951年)
- 『初等天文学』(朝倉書房 1953年)
- 『地学教育講座』(福村書店 1955年)
- 『天文学概論』(朝倉書房 1956年)
- 『宇宙の構成』(六月社 1958年、1979年講談社学術文庫に収録)
- 『概論天文学』(地人書館 1963年)
- 『宇宙とは何か』(講談社 ブルーバックス 1967年)
- 『宇宙科学入門』(朝倉書房 1970年)
- 『宇宙天体と気象』(学習研究社 学習の図鑑 1971年)
- 『星と話そう』(PHP研究所 1973年)
- 『火星観測のテクニック・ことしは火星観測のチャンス』(地人書館 天文と気象臨時増刊 1973年)
- 『惑星と生命』(講談社 ブルーバックス 1975年)
- 『惑星をたずねて』(誠文堂新光社 1977年)
- 『宇宙についての基礎知識』(講談社 1977年)
- 『惑星』(駸々堂出版 1978年)
- 『火星』(東海大学出版会 1978年)
- 『天文学とともに』(駸々堂出版 1980年)
- 『惑星学入門』(東海大学出版会 東海科学選書 1980年)
- 『宇宙百景』(東海大学出版会 東海科学選書 1981年)
- 『星座と共に』(京都コンピュータ学院 1982年)
- 『太陽系の宇宙』(京都コンピュータ学院 1983年)
- 『宇宙』
- 『星と語ろう』
- 『星座物語』(日本放送出版協会)
- 『火星への旅』
- 『誤差論及び計算法』(宇宙物理研究会)
共著
- 『宇宙物理学』(東亜出版社 現代物理學体系 1949年)
- 『惑星をめぐる』(地人書館 目で見る天文ブック 1971年)
- 『月をひらく』(地人書館 目で見る天文ブック 1972年)
- 『物理質問箱』(講談社 ブルーバックス 1976年)
- 『太陽系45億年の旅』(岩崎賀都彰との共著 講談社 ブルーバックス 1982年)
編著
- 『天体写真集』(朝倉書店 1971年)
訳書
監修書
- 『天球と太陽系』(福村書店 地学教育講座 1955年)
関連項目
脚注
- ↑ 博士論文書誌データベース