明石電車区
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明石電車区（あかしでんしゃく）は、兵庫県明石市にある西日本旅客鉄道（JR西日本）の乗務員区所である。
概要
神戸支社が管轄する乗務員区所で、運転士が所属している。車両基地として車両が配置されていた時期があったが、現在その機能は網干総合車両所明石品質管理センターに移されている。
車両配置があった頃は、神戸派出所・明石ホーム派出所も設置されていた[1]。
配置車両の車体に記されていた略号
所属組織の略号と、明石の電報略号である「アカ」から構成される。
国鉄時代は大アカ（「大」は大阪鉄道管理局の意味）で、JR発足後は近アカ（「近」は近畿圏運行本部の意味）であった。その後の組織改正により「本アカ」（「本」は本社直轄の意味）となり、1993年6月に神戸支社が発足して「神アカ」（「神」は神戸支社の意味）を経て、2010年12月1日の組織改正により[2]近アカ（「近」は近畿統括本部を意味）となった。
過去の配置車両
京阪神緩行線で運用される車両が配置されていた。
乗務範囲
歴史
- 1937年（昭和12年）8月10日：明石電車区が発足[3]。
- 1943年（昭和18年）：隣接していた明石機関区（1930年開設）が閉鎖され、跡地は電車区の拡張に利用された。
- 1987年（昭和62年）4月1日：国鉄分割民営化で西日本旅客鉄道の施設になる。
- 1989年（平成元年）3月11日：鷹取運転区を統合して、明石電車区鷹取派出所になる[4]。
- 2000年（平成12年）4月1日：網干総合車両所の発足により、検修部門と車両配置が網干総合車両所明石支所に移管され、車両配置がなくなる。
