吉田兄弟
テンプレート:Infobox Musician 吉田兄弟(よしだきょうだい、Yoshida Brothers)は、北海道登別市出身の津軽三味線の兄弟奏者。ドーモレコード所属 DOMO Music Group / DOMO Records, Inc.。数々の賞を受賞し、日本国内に留まらず、世界中で幅広く活躍中。
メンバー
- 兄、血液型:A型
- 弟、血液型:A型
概要
共に5歳より三味線を習い始め、1990年より津軽三味線奏者の初代・佐々木孝に師事。津軽三味線全国大会(青森県弘前市)などで頭角を現し、1999年にアルバム『いぶき』でメジャーデビュー。民謡界では異例の10万枚を超すヒットを達成する。
伴奏楽器の三味線とは異なる器楽としての津軽三味線独特の魅力を強調し、オリジナル曲を多数作曲。三味線に興味などなかった若い層にリスナーを広げている。
日本国内はもとより、アメリカやヨーロッパ、アジアでも広く活動し、日本の伝統芸能の枠を超えてワールドワイドに活躍出来るアーティストとして、今後がさらに期待されている。
略歴
2001年、第15回日本ゴールドディスク大賞 純邦楽アルバム・オブ・ザ・イヤー受賞。2003年、第17回ゴールドディスク大賞 日中国交正常化30周年記念特別賞を受賞。
2002年、国内ツアー30カ所にて実施。
2003年、アルバム『Yoshida Brothers』でドーモレコードより全米デビューを果たし、ニューヨークとロサンゼルスにてコンサートを行う。アルバムは、iTunesのワールドミュージック部門で最高11位を記録。
2004年、韓国でアルバムをリリース。日本国内ツアー(全28公演)と合わせ、初の韓国ソウル公演もおこなう。全米ではセカンドアルバムを発売。全米7都市にてプロモーション・ツアーを敢行。他にスウェーデンでの国際交流イベントに参加したり、日本国内でのTV-CMに出演したりと、大躍進の活躍をとげる。
2005年、ロサンゼルスにてアルバムレコーディング、西海岸ツアー、ハワイ公演を敢行。
2006年、全米ツアー、スペイン公演、香港公演を実施。香港では国内外とわず初のベストアルバムをリリースし、好セールスを記録。日本国内においては三味線だけの全国ツアーを開始する。
2007年、全米のTV-CM『Wii』に音楽が採用される。通常、アメリカのCMは3ヶ月毎に変更されるが、このCMは異例の1年以上の放送を行い、6パターンあるCMの全てに吉田兄弟の曲が使用された。この成功により、吉田兄弟はアメリカにおいて新しいファン層を獲得する。また、日本では、ロックバンドMONKEY MAJIKとコラボレーションし、話題に。
2008年、日本全国の学校を訪問。津軽三味線を子供達に紹介し、古典楽器の普及に努める。また、5月には「North American Tour 2008」を敢行、カナダとアメリカ合わせて10カ所で公演する。6月に、アメリカデビュー5周年を記念して、ベスト・アルバム『Best of Yoshida Brothers』を発売。
音楽
アルバム
- いぶき(1999年)
- move(2000年)
- Soulful(2002年)
- frontier(2003年)
- Renaissance(2004年)
- Yoshida Brothers(2005年)
- 飛翔 三味線だけの世界 VOL.1(2006年)
- 全国ツアー2006『飛翔』実況完全録音盤(2007年)
- Prism(2009年)
- Another Side Of Yoshida Brothers(2009年)
- 吉田兄弟ベスト壱 1999~2004(2012年)
- 吉田兄弟ベスト弐 2005~2009(2012年)
シングル
- Storm(2002年)
- RISING(2005年)
参加作品
- EXILE
- 「FIREWORKS」(『THE HURRICANE 〜FIREWORKS〜』収録、2009年)
- 「DANCE EARTH〜BEAT TRIP〜」(『EXILE JAPAN』収録、2012年)
- ももいろクローバーZ(名義は桃黒亭一門)
- 「ニッポン笑顔百景」(2012年)
著作
- 吉田兄弟という生き方(2005年)
テレビ・CM
- トクホン『トクホンハップ』(2002年)
- アサヒスーパードライ(2003年)
- 映画『SAYURI』予告編
- 任天堂『Wii』全米CM
- テレビドラマ『地獄の沙汰もヨメ次第』ドラマ挿入歌/第6話 出演(2007年)
- 情報番組『はなまるマーケット』ゲスト(2010年)
- バラエティ番組『SMAP×SMAP』
- NHKワールド・NHK BS1「Begin Japanology」テーマソング演奏