中条町

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テンプレート:Infobox 中条町(なかじょうまち)は、新潟県北蒲原郡にあった日本海に面した2005年9月1日黒川村と合併して胎内市となった。

地理

新潟県北東部に位置し、面積は84.58キロ平方メートル。全長15kmにおよぶ海岸線を有する。胎内川河口に広がる典型的な扇状地。乙(きのと)地区では伏流水が自噴し、わずか標高8mの地点に高山植物のミズバショウが自生している。

隣接していた自治体

歴史

  • 1889年明治22年)4月1日 - 町村制施行に伴い北蒲原郡中条村が町制施行し、中条町が発足。
  • 1902年(明治34年)11月1日 - 北蒲原郡柴橋村本条村と合併し中条町を新設。
  • 1955年昭和30年)10月20日 - 北蒲原郡加治川村の一部を編入。
  • 1956年(昭和31年)9月30日 - 北蒲原郡乙村と合併し、中条町を新設。
  • 1967年(昭和42年)1月1日 - 北蒲原郡築地村を編入。
  • 1970年(昭和45年)
    • 2月1日 - 北蒲原郡黒川村と境界の一部を変更。
    • 9月1日 - 岩船郡荒川町と境界の一部を変更。
    • 11月1日 - 一部の区域を分離し北蒲原郡黒川村に編入。
  • 2004年平成16年)9月17日 - 北蒲原郡黒川村との法定合併協議会が成立。
  • 2005年(平成17年)9月1日 - 黒川村と合併し、人口が33,000人の胎内市となる。

行政

  • 町長:丸岡隆二(2004年から)

経済

産業

農業は、コシヒカリの生産を中心に、葉たばこチューリップの球根の生産が盛んで、チューリップの球根の生産量は日本一。 工業は、昭和30年代に天然ガスが発見されて以降大手化学工場が進出し、アクリルなどを生産。また一部は都市ガスとして供給されている。そのほかにも大手企業の工場が進出する。天然ガスは水溶性ガスが多く、副産物としてかん水を産出しヨードの生産や温泉に利用されている。 町中心部の北西には広大な工業団地があり入居者を募集中であるが、依然として空き区画が非常に多く残っている。

姉妹都市・提携都市

地域

教育

海外大学

高等学校

中学校

  • 中条町立中条中学校
  • 中条町立乙中学校
  • 中条町立築地中学校

小学校

  • 中条町立中条小学校
  • 中条町立柴橋小学校
  • 中条町立本条小学校
  • 中条町立きのと小学校
  • 中条町立築地小学校

交通

鉄道路線

在来線

町域はJR羽越本線の沿線となっており、町内には2つの駅がある。

道路

高速道路

日本海東北自動車道の南側区間のうち、新潟中央Jct・中条IC間については開通しているが、中条以北は未開通となっている。

一般国道
町内を走る一般国道
国道7号
国道113号
国道345号

名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事

  • 中条祭り(9月3日 - 6日)
  • 奥山荘歴史館
  • 乙宝寺(国の重要文化財「三重塔」)
  • 村松浜海水浴場
  • 塩の湯温泉

市町村合併

黒川村との1町1村による任意合併協議会が2003年12月25日に設立された。

2004年9月17日に(法定)合併協議会へ移行した。

2004年1月12日黒川村長布川陽一は、中条町長丸岡隆二に「両町村の住民同士における信頼関係が損なわれた」として協議会の中断を通告。翌1月13日に予定されていた法定合併協議会は中止となった。

関連項目

参考文献

  • 『市町村名変遷辞典』東京堂出版、1990年。

外部リンク