玉水駅
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玉水駅(たまみずえき)は、京都府綴喜郡井手町大字井手小字北垣内にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)奈良線の駅。井手町の代表駅である。
駅構造
相対式ホーム2面2線を有する行違い可能な地上駅。駅本屋側が1番のりば、跨線橋を渡った反対側のホームが2番のりばである。1番のりばが一線スルーのため、2番のりばは行違いを行う下り列車のみ入線する。当駅は全列車停車のため、原則として上り列車が2番のりばに入ることはないが、かつてはそのような列車設定が僅かながら存在した。
駅構内には、1953年8月15日の南山城水害で玉川から流れ着いた巨石とそれを説明する「水難記念」の碑(1982年建立)、日本国有鉄道の電化9000km達成記念碑(1984年建立)がある。
宇治駅が管理し、ジェイアール西日本交通サービスが駅業務を受託している業務委託駅である。早朝・深夜時は無人になる。
マルス端末の設備はないため、窓口での発券はPOS端末によって行われている。自動改札機は簡易式で、ICカード乗車券「ICOCA」が利用することができる(相互利用可能ICカードはICOCAの項を参照)。
ホーム | 路線 | 方向 | 行先 | 備考 |
---|---|---|---|---|
1 | テンプレート:Color奈良線 | 上り | 宇治・京都方面 | |
下り | 木津・奈良方面 | |||
2 | テンプレート:Color奈良線 | 下り | 木津・奈良方面 | 行違い列車のみ |
利用状況
京都府統計書によると、1日の平均乗車人員は以下の通りである。
年度 | 一日平均 乗車人員 |
---|---|
1999年 | 1,000 |
2000年 | 962 |
2001年 | 984 |
2002年 | 964 |
2003年 | 1,077 |
2004年 | 1,110 |
2005年 | 1,107 |
2006年 | 1,101 |
2007年 | 1,134 |
2008年 | 1,107 |
2009年 | 1,074 |
2010年 | 1,060 |
2011年 | 1,044 |
2012年 | 1,075 |
駅周辺
- 井手町役場
- 井手町立井手小学校
- 井手町立泉ヶ丘中学校
- 井手郵便局
- 南都銀行 玉水支店
- 玉川
- 木津川
- 国道24号線
- 近畿日本鉄道 京都線・三山木駅、JR西日本 片町線(片町線)・JR三山木駅 - 西へ約2km、木津川の対岸にある。
歴史
- 1896年(明治29年)
- 1905年(明治38年)2月7日 - 合併により関西鉄道の駅となる。
- 1907年(明治40年)10月1日 - 関西鉄道が国有化。国有鉄道の駅となる。
- 1909年(明治42年)10月12日 - 線路名称制定。奈良線の所属となる。
- 1953年(昭和28年)8月15日 - 南山城水害で駅舎が流失[1]。大河原駅も同様。
- 1954年(昭和29年)3月31日 - 駅舎再建[2]。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により、西日本旅客鉄道(JR西日本)の駅となる。
- 2003年(平成15年)
隣の駅
- 西日本旅客鉄道
- テンプレート:Color奈良線
- テンプレート:Colorみやこ路快速・テンプレート:Color快速
- テンプレート:Color区間快速・テンプレート:Color普通
脚注
関連項目
外部リンク
テンプレート:Navbox- ↑ 天王寺鉄道管理局三十年写真史P69(写真)、P191(年表)
- ↑ 天王寺鉄道管理局三十年写真史P193(年表)
- ↑ 「ICOCA」いよいよデビュー! 〜 平成15年11月1日(土)よりサービス開始いたします 〜(インターネット・アーカイブ) - 西日本旅客鉄道プレスリリース 2003年8月30日