大形駅
大形駅(おおがたえき)は、新潟県新潟市東区岡山にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)白新線の駅である。
駅構造
相対式ホーム2面2線を有する地上駅になっている。両ホームは跨線橋で連絡している。
業務委託駅で、駅業務はジェイアール新潟ビジネスが受託している。みどりの窓口はない。自動改札機が設置されており(北口・南口各2通路)、全通路でSuicaが利用できる。なお自動券売機は双方に各1台設置されている。有人改札を兼ねる窓口は北口のみ。南口駅前にはロータリーがある。なお、2014年6月時点で北口ロータリー整備工事中である。
のりば
北側から、
1 | テンプレート:Color白新線(下り) | 豊栄・新発田・村上方面 |
2 | テンプレート:Color白新線(上り) | 新潟方面 |
利用状況
2013年度の1日平均の乗車人員は1,235人であった。
乗車人員推移 | |
---|---|
年度 | 1日平均乗車人員 |
2004 | 1,031 |
2005 | 1,149 |
2006 | 1,069 |
2007 | 1,086 |
2008 | 1,135 |
2009 | 1,097 |
2010 | 1,052 |
2011 | 1,077 |
2012 | 1,146 |
2013 | 1,235 |
駅周辺
北口側
南口側
- 新潟県道16号新潟亀田内野線
- 新潟市庭球場(テニスガーデンにいがた)
- 日本海東北自動車道 新潟空港I.C.
バス
駅北口側の県道290号線沿いに新潟交通グループの路線バスが経由する大形駅前バス停(徒歩5分)と石動(いするぎ)バス停(徒歩3分)がある。また新潟北高等学校の東側にこれらの路線の折り返し地点となる北高校前バス停がある。折り返しのため反時計回りの経路を取る関係で、石動バス停は中心部方向のみのバス停である。
- 大形駅前バス停
- 郊外方面(大東電機側)
- 400・950・961 北高校前行き(次が終点の北高校前バス停となる)
- 中心部方面(JR踏切側)
- 400 牡丹山経由古町・市役所前行き
- 402 【モーニングライナー(I)】牡丹山経由 古町・学校町・信濃町行き
- 950 山二ツ経由 古町・市役所前行き
- 961 東明経由 古町・市役所前行き
- 963【モーニングライナー(I)】東明経由 古町・学校町・信濃町行き
- 郊外方面(大東電機側)
- 北高校前バス停及び石動バス停
- 運行路線はすべて大形駅前バス停の中心部方面と同じであるので割愛。
歴史
- 1957年(昭和32年)2月11日 - 日本国有鉄道白新線の駅(旅客駅)として開業。
- 1979年(昭和54年)9月18日 - 複線化により2番線新設。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化によりJR東日本が継承。
- 2005年(平成17年)3月1日 - 自動改札機設置。同時に駅舎を改築し、有人化。
- 2006年(平成18年)1月21日 - 新潟都市圏でICカード「Suica」のサービス開始。
「新潟空港前駅」構想
新潟県などは新潟空港へのアクセス整備の一環として、大形駅を「新潟空港前駅」と改称し、同駅と空港とをシャトルバスで結ぶ構想を進めていることが2006年5月に明らかになった。[1]この構想は同県知事泉田裕彦、国会議員吉田六左ヱ門らの発案であるといわれる。県は泉田らが立ち上げた構想に基づいてJR東日本新潟支社など関係機関に要請を行い、2007年春に予定されていたJR東日本のダイヤ改正の際、大形駅を「新潟空港前駅」に改称させる方針であった。
しかし、大形駅は空港から直線で約5km離れているため、仮に改称が実施された場合、実際の地勢と駅名との間の整合性が取れなくなってしまう。また大形駅自体も駅施設や周辺道路等の整備が不充分で、駅構内に大型車を乗り付けることができないなど、問題点は数多い。
とりわけ「新潟空港前」という駅名を名乗ることによって、以前の「出雲大社口駅」(現、出雲神西駅)の場合と同様のトラブルが発生する恐れが高く、県内外から批判や否定的な意見が県に数多く寄せられた。またJRなど関係機関も改称には消極的で、結局2007年3月のダイヤ改正時点での駅名改称は見送られた。
なお、県では引き続き、新潟駅など新潟市中心部と新潟空港との間のアクセス改善を図るため、施策を検討している。
隣の駅
- 東日本旅客鉄道
- テンプレート:Color白新線
- テンプレート:Color快速
- 通過
- テンプレート:Color普通
- テンプレート:Color快速
脚注
- ↑ 2006年5月30日、新潟日報