長谷寺駅
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長谷寺駅(はせでらえき)は、奈良県桜井市大字初瀬にある、近畿日本鉄道(近鉄)大阪線の駅。
通常は準急・区間準急と普通が停車するが、春のぼたん祭りや秋の紅葉の時期には急行が臨時停車することがある。
駅構造
相対式2面2線のホームを持つ地上駅。ホーム有効長は6両。傾斜面にあるため、下り線(北)側にある駅舎はホームよりほぼ1階分ほど下にあり、各ホームへは階段で連絡している。改札口は1ヶ所のみ。まわりより高いところにあるので、盛土高架駅のようにも見える。その他下り線の北側に側線と使われていないホーム跡がある。名張方に上下渡り線があり、異常時に折り返しが可能となっている。
便所は通常は改札内にあり、男女別の水洗式。なお、この便所には改札内と改札外の2箇所に鉄製の扉が設置されている。普段は改札外の扉が閉じられているが、状況に応じて改札内の扉を閉じる事で改札外トイレに切り替えられる。
自動改札機はオムロン製が設置されている。赤い自動改札機(U-PG)は、出場時2枚一括処理、PiTaPa・ICOCAに対応する。
のりば
1 | テンプレート:Color大阪線(下り) | 榛原・名張・伊勢中川・伊勢志摩・名古屋方面 |
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2 | テンプレート:Color大阪線(上り) | 桜井・大和八木・大阪上本町・大阪難波・神戸(三宮)方面 |
利用状況
- 主として通学・通勤・観光用に利用される。
- 長谷寺駅の利用状況の変遷を下表に示す。
- 輸送実績(乗車人員)の単位は人であり、年度での総計値を示す。年度間の比較に適したデータである。
- 乗降人員調査結果は任意の1日における値(単位:人)である。調査日の天候・行事等の要因によって変動が大きいので年度間の比較には注意を要する。
- 2008年11月18日の調査結果によると、1日の利用客は1,527人(前回2005年11月8日の調査では1,258人)。この数字は…
- 近鉄の全調査対象駅(287駅)中、229位。
- 大阪線の駅(48駅、他線接続駅含む)の中では、41位。
- 奈良県内の近鉄の駅(90駅)の中では、75位。
- 2008年11月18日の調査結果によると、1日の利用客は1,527人(前回2005年11月8日の調査では1,258人)。この数字は…
- 表中、最高値を赤色で、最高値を記録した年度以降の最低値を青色で、最高値を記録した年度以前の最低値を緑色で表記している。
年度別利用状況(長谷寺駅) | |||||||
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年 度 | 当駅分輸送実績(乗車人員):人/年度 | 乗降人員調査結果 人/日 |
特 記 事 項 | ||||
通勤定期 | 通学定期 | 定期外 | 合 計 | 調査日 | 調査結果 | ||
1982年(昭和57年) | ←←←← | 11月16日 | 2,245 | ||||
1983年(昭和58年) | ←←←← | 11月8日 | 2,890 | ||||
1984年(昭和59年) | ←←←← | 11月6日 | 2,698 | ||||
1985年(昭和60年) | ←←←← | 11月12日 | 2,315 | ||||
1986年(昭和61年) | ←←←← | 11月11日 | 2,407 | ||||
1987年(昭和62年) | ←←←← | 11月10日 | 2,216 | ||||
1988年(昭和63年) | ←←←← | 11月8日 | 2,355 | ||||
1989年(平成元年) | ←←←← | 11月14日 | 2,299 | ||||
1990年(平成2年) | ←←←← | 11月6日 | 2,297 | ||||
1991年(平成3年) | ←←←← | ||||||
1992年(平成4年) | ←←←← | 11月10日 | 2,660 | ||||
1993年(平成5年) | ←←←← | ||||||
1994年(平成6年) | ←←←← | ||||||
1995年(平成7年) | ←←←← | 12月5日 | 1,640 | ||||
1996年(平成8年) | ←←←← | ||||||
1997年(平成9年) | ←←←← | ||||||
1998年(平成10年) | ←←←← | ||||||
1999年(平成11年) | ←←←← | ||||||
2000年(平成12年) | ←←←← | ||||||
2001年(平成13年) | ←←←← | ||||||
2002年(平成14年) | ←←←← | ||||||
2003年(平成15年) | ←←←← | ||||||
2004年(平成16年) | ←←←← | ||||||
2005年(平成17年) | 141,750 | ←←←← | 125,963 | 267,713 | 11月8日 | 1,258 | |
2006年(平成18年) | ←←←← |
駅周辺
- 長谷寺 - 西国三十三所第八番札所
- 法起院 - 西国三十三所番外札所
- 初瀬 - 飛鳥時代以前に皇居が置かれていた。
- 桜井市立初瀬小学校
- 初瀬郵便局
- 国道165号
- 参急橋 - 長谷寺駅から長谷寺に向かう際にわたる橋。近鉄の前身である参宮急行電鉄の名に由来。
路線バス
- なし
- 2005年 - 2007年の間、桜井市コミュニティバス・小夫線が駅前から運行されていた。
歴史
- 1929年(昭和4年)10月27日 - 参宮急行電鉄の桜井 - 長谷寺間開通と同時に開業。
- 1930年(昭和5年)2月21日 - 参宮急行電鉄の長谷寺 - 榛原間開通。
- 1941年(昭和16年)3月15日 - 大阪電気軌道との会社合併により、関西急行鉄道の駅となる。
- 1944年(昭和19年)6月1日 - 会社合併により近畿日本鉄道の駅となる。
- 2007年(平成19年)4月1日 - PiTaPa使用開始。
なお、参宮急行電鉄開業前の1909年から開業後の1938年まで、桜井駅から長谷寺駅よりやや西側にあった初瀬駅の間に、初瀬軌道→大阪電気軌道長谷線が並行して存在していた。
隣の駅
- 近畿日本鉄道
- 大阪線
- テンプレート:Color快速急行・テンプレート:Color急行
- 通過(急行のみ行楽時の臨時停車あり)
- テンプレート:Color準急・テンプレート:Color区間準急・テンプレート:Color普通
- テンプレート:Color快速急行・テンプレート:Color急行
その他
鶴橋駅(2011年に撤去)、五位堂駅、大和高田駅、大和八木駅、桜井駅の下り線ソラリーの快速急行、区間快速停車駅の欄に、長谷寺の文字が記載されているのもあるが、これはかつて当駅に臨時停車した快速急行、区間快速が存在していた名残である。近年は上記の通り、急行のみ臨時停車となっている。