大福駅
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
テンプレート:駅情報 大福駅(だいふくえき)は、奈良県桜井市大福三丁目にある、近畿日本鉄道(近鉄)大阪線の駅。
駅構造
相対式2面2線のホームを持つ地上駅。改札・コンコースは地下に、ホームは地上にある。ホーム有効長は6両。改札口は1ヶ所のみ。地上との出入口は南北双方に1ヶ所ずつある。便所は下りホームにあり、男女別の水洗式。
平成25年12月より終日無人駅化された。
のりば
1 | テンプレート:Color大阪線(下り) | 榛原・名張・伊勢中川・伊勢志摩・名古屋方面 |
---|---|---|
2 | テンプレート:Color大阪線(上り) | 大和八木・大阪上本町・大阪難波・尼崎・三宮方面 |
- 構内案内表記は上記のようになっているが、当駅からの上り列車は最も遠くても大阪上本町駅までの運転で、同駅から先の大阪難波・尼崎・三宮方面へは、鶴橋駅にて奈良線系統への列車への乗り継ぎが必要である。また、下り列車も最遠で名張駅までの運転であり、同駅から先へ行くには最低でも1回は乗り換えを行わなければならない。
利用状況
- 主として通学・通勤用に利用される。
- 大福駅の利用状況の変遷を下表に示す。
- 輸送実績(乗車人員)の単位は人であり、年度での総計値を示す[1]。年度間の比較に適したデータである。
- 乗降人員調査結果は任意の1日における値(単位:人)である。調査日の天候・行事等の要因によって変動が大きいので年度間の比較には注意を要する。
- 2010年11月9日の調査結果によると、1日の乗降人員は1,794人[2]。この数字は…
- 近鉄の全調査対象駅(287駅)中、201位。
- 大阪線の駅(48駅、他線接続駅含む)の中では、36位。
- 奈良県内の近鉄の駅(93駅)の中では、68位。
- 2008年11月18日の調査では、1日の乗降人員は1,807人。2005年11月8日の調査では1,952人。
- 2010年11月9日の調査結果によると、1日の乗降人員は1,794人[2]。この数字は…
- 表中、最高値を赤色で、最高値を記録した年度以降の最低値を青色で、最高値を記録した年度以前の最低値を緑色で表記している。
年 度 | 当駅分輸送実績(乗車人員):人/年度 | 乗降人員調査結果 人/日 |
特 記 事 項 | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
通勤定期 | 通学定期 | 定期外 | 合 計 | 調査日 | 調査結果 | ||
1982年(昭和57年) | ←←←← | 11月16日 | 2,923 | ||||
1983年(昭和58年) | ←←←← | 11月8日 | 2,995 | ||||
1984年(昭和59年) | ←←←← | 11月6日 | 2,905 | ||||
1985年(昭和60年) | ←←←← | 11月12日 | 2,772 | ||||
1986年(昭和61年) | ←←←← | 11月11日 | 2,722 | ||||
1987年(昭和62年) | ←←←← | 11月10日 | 2,732 | ||||
1988年(昭和63年) | ←←←← | 11月8日 | 2,816 | ||||
1989年(平成元年) | ←←←← | 11月14日 | 2,699 | ||||
1990年(平成2年) | ←←←← | 11月6日 | 2,754 | ||||
1991年(平成3年) | ←←←← | ||||||
1992年(平成4年) | ←←←← | 11月10日 | 2,478 | ||||
1993年(平成5年) | ←←←← | ||||||
1994年(平成6年) | ←←←← | ||||||
1995年(平成7年) | ←←←← | 12月5日 | 2,590 | ||||
1996年(平成8年) | ←←←← | ||||||
1997年(平成9年) | ←←←← | ||||||
1998年(平成10年) | ←←←← | ||||||
1999年(平成11年) | ←←←← | ||||||
2000年(平成12年) | ←←←← | ||||||
2001年(平成13年) | ←←←← | ||||||
2002年(平成14年) | ←←←← | ||||||
2003年(平成15年) | ←←←← | ||||||
2004年(平成16年) | ←←←← | ||||||
2005年(平成17年) | 179,640 | ←←←← | 111,093 | 290,733 | 11月8日 | 1,952 | |
2006年(平成18年) | 179,430 | ←←←← | 111,060 | 290,490 | |||
2007年(平成19年) | 180,600 | ←←←← | 110,886 | 291,486 | |||
2008年(平成20年) | 187,800 | ←←←← | 109,611 | 297,411 | 11月18日 | 1,807 | |
2009年(平成21年) | 182,340 | ←←←← | 106,523 | 288,863 | |||
2010年(平成22年) | 177,900 | ←←←← | 108,936 | 286,836 | 11月9日 | 1,794 |
駅周辺
歴史
- 1929年(昭和4年)1月5日 - 大阪電気軌道桜井線(現・大阪線)の大軌八木(現・大和八木) - 桜井間開通時に開業。
- 1941年(昭和16年)3月15日 - 参宮急行電鉄との会社合併により、関西急行鉄道大阪線の駅となる。
- 1944年(昭和19年)6月1日 - 会社合併により近畿日本鉄道の駅となる。
- 1990年(平成2年)12月26日 - 地下駅舎化。
- 2007年(平成19年)4月1日 - PiTaPa使用開始。
- 2013年(平成25年)12月21日 -終日無人駅化。
北方約1kmの場所に旧大和鉄道の「大福駅」があったが、当駅開業を目前にした1928年12月20日に東新堂駅に改称している。
その他
- 縁起のいい駅名であることから、正月には台紙付きの新春記念入場券や、同じ近鉄の吉野線福神駅との入場券セットが発売されていた。また、2014年1月9日から雪見だいふくと3月のライオンの宣伝の一環として1314枚(製作数2014枚)という枚数限定で『ふくふくふくふく 至福の乗車券』が販売され[3]、2月28日まで駅構内及び駅舎の広告スペースが七福神のイラストが描かれた雪見だいふくの広告に占拠される企画が行われた[4]。
隣の駅
- 近畿日本鉄道
- 大阪線
- テンプレート:Color快速急行・テンプレート:Color急行
- 通過
- テンプレート:Color準急・テンプレート:Color区間準急・テンプレート:Color普通
- テンプレート:Color快速急行・テンプレート:Color急行
脚注
関連項目
外部リンク
テンプレート:Navbox- ↑ 奈良県統計年鑑
- ↑ 近畿日本鉄道 駅別乗降人員
- ↑ ふくふくふくふく 至福の乗車券
- ↑ 近鉄&ロッテコラボ、今度は「大福駅」を七福神でジャック おたくま経済新聞 2014年1月15日