センチメンタルジャーニー (アニメ)

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センチメンタルジャーニー』は、テレビ東京1998年4月8日から同年7月1日まで全12回にわたって放送された日本のテレビアニメ作品、およびそれを元に制作されたバンプレストプレイステーション向けゲーム。いずれも『センチメンタルグラフティ』を原作とし、その設定を元にしたオリジナル作品である。

本作品は、原作主人公と再会する前の各ヒロインの姿を描くオムニバス形式のアンソロジー作品となっており。原作主人公は思い出の中でのみの登場となっている。

登場人物

遠藤 晶(えんどう あきら)
- 鈴木麗子
松岡 千恵(まつおか ちえ)
声 - 米本千珠
七瀬 優(ななせ ゆう)
声 - 西口有香
杉原 真奈美(すぎはら まなみ)
声 - 豊嶋真千子
森井 夏穂(もりい かほ)
声 - 満仲由紀子
綾崎 若菜(あやさき わかな)
声 - 小田美智子
山本 るりか(やまもと るりか)
声 - 今野宏美
星野 明日香(ほしの あすか)
声 - 岡本麻見
保坂 美由紀(ほさか みゆき)
声 - 牧島有希
永倉 えみる(ながくら えみる)
声 - 前田愛
安達 妙子(あだち たえこ)
声 - 岡田純子
沢渡 ほのか(さわたり ほのか)
声 - 鈴木麻里子

スタッフ

主題歌

オープニングテーマ「天使にあいたくて」
作詞 - 六月十三 / 作曲 - 田島浩二 / 歌 - 渡辺かおる
エンディングテーマ「Keep On Smile」
作詞 - 渡辺かおる / 作曲 - 田島浩二 / 歌 - 渡辺かおる

各話リスト

  • 第8話のみオープニングナレーション担当の島津冴子が役担当(日本舞踊の先生)としても出演している。
  • 第3話と第10話はオープニングナレーション以外のナレーションが存在する(第3話は芹沢琴音、第10話はラムネ瓶)。

『センチメンタルグラフティ』本編の主人公に当たる「少年」役は第4・6・9話では野島健児が、第7話と第10話から第12話では柊美冬が担当。その他の話には台詞が存在しない。

話数 サブタイトル 絵コンテ 演出 作画監督 主人公
(声優)
メインゲストキャラ
(声優)
放送日
第1話 〜少女のためのヴァイオリン・ソナタ〜 片山一良 佐藤育郎 しんぼたくろう 遠藤晶
鈴木麗子
ピアニスト
土師孝也
1998年
4月8日
第2話 〜書けないラブソング〜 木村哲 横手博人 松岡千恵
米本千珠
井上隆
堀川亮
4月15日
第3話 〜星降る夜の天使〜 望月智充 西山明樹彦 山元浩 七瀬優
西口有香
芹沢琴音[1]
三石琴乃
4月22日
第4話 〜微熱少女〜 須永司 岡本英樹 平山まどか
堀井久美
杉原真奈美
豊嶋真千子[2]
槙原つぐみ
佐久間レイ
4月29日
第5話 〜友情の通天閣スペシャル〜 杉島邦久 佐藤育郎 しんぼたくろう
中田栄治
森井夏穂
満仲由紀子
檜山恭子
熊谷ニーナ
5月6日
第6話 〜莫煩悩〜 片山一良 吉村あきら 横手博人 綾崎若菜
小田美智子
実相寺玄岳
野田圭一
5月13日
第7話 〜中部戦線異状あり!〜 吉永尚之 西山明樹彦 山元浩 山本るりか
今野宏美
今中香澄
矢島晶子
5月20日
第8話 〜Dreams will never die.〜 岡本英樹 平山まどか
堀井久美
星野明日香
岡本麻見
田崎竜也
屋良有作
5月27日
第9話 〜私らしく明日へ〜 望月智充 佐藤育郎 しんぼたくろう
米山浩平
保坂美由紀
牧島有希
高橋カオル
上田祐司
6月10日
第10話 〜はてしない物語〜 飯田幸子 吉村あきら 平山まどか
堀井久美
山元浩
永倉えみる
前田愛
ラムネ瓶
青野武
6月17日
第11話 〜ほろにがトライアングル〜 岡本英樹 しんぼたくろう
山元浩
安達妙子
岡田純子
佐々木哲郎
松野太紀
6月24日
第12話 〜ほのかな恋の物語〜 片山一良 佐藤育郎 平山まどか
堀井久美
しんぼたくろう
沢渡ほのか
鈴木麻里子
小泉あおい
篠原恵美
7月1日

ゲーム

テンプレート:節stub 1998年9月23日バンプレストから発売されたプレイステーション用ゲーム。定価6800円。ジャンルはボードゲーム。4人プレイ可。キャラクターのグラフィックはここまひのデザインによるデフォルメキャラとなっている。

12人のヒロインの中から1人選んで、2人で日本全国を旅する桃太郎電鉄シリーズに似た雰囲気のゲーム。

最初に、攻撃・防御・アイテムなどが使用できるカードと、旅行プランが書かれたカードが各プレイヤーに5枚ずつ配られてゲーム開始。

サイコロを振って移動して、ヒロインがいるマスに止まって旅行プランカードを提示し、OKされれば旅がスタートする。各プランごとに3 - 5箇所設定される目的地を回っていく。目的地に着くとヒロインから好意値とメダルが貰える。旅を楽しむという目的があるため、単に大きなサイの目を出して早上がりすれば良いというわけではなく、到着が早すぎても遅すぎても貰える好意値やメダルが少なくなってしまう。

目的地となる観光名所の他には、良いイベントが起きるマス、悪いイベントが起きるマス、ランダムでイベントが起きるマス、全員参加のイベントが発生するマス、カードがもらえるマス、カードの売買ができるマスなどがある。

途中、誰にも誘われていないフリーのヒロインとの鉢合わせを避けたり、原作には登場しないお邪魔キャラ「花子さん」から逃げながら移動する必要もある。

メダルを消費して、移動するマスを指定したり、振るサイコロを増やしたり、ヒロインごとに設定された固有技を使うことが可能。

稼いだ好意値を消費して同行しているヒロインとの相合傘を彫ることが可能で、そこを通過したり止まったりした他プレイヤーがヒロインを連れている場合、好意値を吸い取ることができる。3倍の好意値を消費すれば上書きも可能。また、相合傘に消費した好意値はゲーム終了時に還元される。

ゲーム開始時に設定した人数のヒロインと旅行を終えたプレイヤー出た時点でゲーム終了。各ヒロインからの感想とボーナス好意値が貰える(誰からも誘われなかったヒロインからはマイナスされることもある)。全員の好意値を総合して一番好意値を稼いだプレイヤーが勝利となる。

関連商品

CD

発売日 タイトル 備考
1998年5月5日 天使にあいたくて/Keep On Smile(センチメンタルジャーニーOP&ED) CD SINGLE
1998年10月21日 センチメンタルジャーニーBGM全曲集<完全版> サウンドトラック
1998年12月31日 センチメンタルジャーニー ファイナル・キャラクターコレクションBOX サウンドトラック
2001年2月23日 センチメンタルジャーニー ― オリジナルサウンドドラマCD ドラマCD

脚注

テンプレート:脚注ヘルプ

備考

  1. 第3話の主人公は七瀬優であるが、第3話は全体を通してメインゲストキャラである芹沢琴音の視点で進行している。また、琴音本人は冒頭の坪尻駅にいないが、坪尻駅についても琴音が語っている。
  2. エンディングテロップで豊真千子と誤表記されている。

演出ミスについて

  • 本作はヒロインが主人公の少年と再会する1年前、すなわち高校2年生の時のストーリーである。しかし、第3話において、芹沢琴音に年齢を訊かれた七瀬優が留年していない状態の高校2年生なら16歳でなければならない時期であるにもかかわらず、「17(歳)です」と語るシーンがある。優の誕生日は12月18日であり、ペルセウス座流星群が見られる夏の時期は誕生日前なので、留年していないかぎり16歳でなければならない。ただし、優についてはドラマCDなどにおいても少年との出逢いが中学2年の時としているものがあり、出逢った時点で少年が中学1年でも優が中学2年なら高校進学後に優がエスケープ(サボり)のしすぎで留年していると仮定した場合、高校2年の夏の時点でも17歳となり、辻褄が合う(すなわち、優が1歳年上であるという説である)。
  • 同じく第3話において、優・琴音が乗り込んだ列車は『急行きたぐに』であるが、新大阪駅に停車した際に列車のプレートが『はくつる』になっている。「はくつる」は上野-青森間を走る列車であり、新大阪駅に発着することは在り得ない。

書籍

  • 『センチメンタルジャーニー―12都市12少女物語 (Dセレクション)』 メディアワークス 、1998年10月発売、ISBN 978-4073098102
    • 設定資料集

関連項目

外部リンク

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