北剣淵駅
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北剣淵駅(きたけんぶちえき)は、北海道(上川総合振興局)上川郡剣淵町藤本町にある北海道旅客鉄道(JR北海道)宗谷本線の駅である。駅番号はW41。電報略号はキチ。
一部の普通列車は通過し、下り4本(名寄行き2本、幌延行き・稚内行き各1本)、上り(旭川行き)3本のみの停車となっている[1]。
歴史
- 1959年(昭和34年)11月1日 - 国有鉄道宗谷本線の剣淵駅 - 士別駅間に北剣淵仮乗降場(局設定)として新設開業[2]。旅客のみ取扱い。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化によりJR北海道に継承。同時に駅に昇格。北剣淵駅となる[2]。旅客のみ取扱い。
- 1990年(平成2年)3月10日 - 営業キロ設定。
駅構造
単式ホーム1面1線を有する地上駅。ホームは線路の東側(稚内方面に向かって右手側)に存在する[3]。分岐器を持たない棒線駅となっている[3]。
仮乗降場に出自を持つ開業時からの無人駅[4]で、ホーム北側の出入口から少し離れた位置に待合所を有する[1][5]。下見板張りの建物で、一部劣化しトタンが張られている[5]。ホームは木製デッキ式で[5]、稚内方にスロープを有し[3][1]駅施設外に連絡している。トイレは無い[5]。
駅名の由来
「剣淵」の北方に位置するために「北」を冠した[7]。
利用状況
- 1992年度(平成4年度)の1日乗降客数は2人[3]。
駅周辺
農耕地の中に位置する[5]。周囲の人家は3軒のみである[1]。稲作地帯である。鉄道防風林と広大な田んぼが広がる。
- 国道40号
- 道央自動車道士別剣淵インターチェンジ
- 北海道道536号剣淵原野士別線
- 犬牛別川 - 駅の北[5]。剣淵川の支流で、町境を流れている[5]。
- 道北バス「灘波田橋」停留所(道道536号沿い)
隣の駅
脚注
関連項目
外部リンク
テンプレート:リダイレクトの所属カテゴリ- ↑ 1.0 1.1 1.2 1.3 1.4 1.5 書籍『写真集 秘境駅III』(著:牛山隆信、栗原景、メディアファクトリー、2009年7月発行)
- ↑ 2.0 2.1 書籍『日本鉄道旅行地図帳 全線全駅全廃線 1 北海道』(監修:今尾恵介、新潮社、2008年5月発行)46ページより。
- ↑ 3.0 3.1 3.2 3.3 書籍『JR・私鉄全線各駅停車1 北海道630駅』(小学館、1993年6月発行)144ページより。
- ↑ 書籍『無人駅探訪』(監修:西崎さいき、文芸社、2011年6月発行)148ページより。
- ↑ 5.0 5.1 5.2 5.3 5.4 5.5 5.6 5.7 書籍『北海道鉄道駅大図鑑』(著:本久公洋、北海道新聞社、2008年8月発行)202ページより。
- ↑ 書籍『秘境駅へ行こう!』(著:牛山隆信、小学館文庫、2001年8月発行)212ページより。
- ↑ 書籍『北海道の駅878ものがたり 駅名のルーツ探究』(監修:太田幸夫、富士コンテム、2004年2月発行)120ページより。