多寄駅
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多寄駅(たよろえき)は、北海道士別市多寄町36線東3番地にある北海道旅客鉄道(JR北海道)宗谷本線の駅である。駅番号はW44。電報略号はタヨ。
駅構造
無人駅。かつては相対式ホーム2面2線、副本線および貨物ホームを持ち列車同士の行き違いが出来たが、のちに単式ホーム1面1線のみを持つ構造となった。かつては60メートルの栗石造ホームを持っていたが二両分の長さとなった。
かつては大きな木造駅舎があったが昭和63年(1988年)11月28日に簡易駅舎に建て替えられた。
1999年7月に駅前通を線路反対側に延長するため駅の設備を取り壊し旭川側に20メートルほど移転した。ホームは新しく作られ駅舎も曳屋がなされた。
駅名の由来
アイヌ語の「タイ・オロ・オマ・ペツ(森の中に入る川)」が転訛したもの。
駅周辺
駅の周辺はかつては多寄村であったが1954年に士別町などと併合して士別市の一部となった。駅周辺には小中学校や郵便局、役場の出張所や商店などがあり町の機能がほぼ整っている。
- 国道40号
- 士別市役所多寄出張所
- 士別警察署多寄駐在所
- 多寄郵便局
- 北星信用金庫士別中央営業部多寄出張所
- 北ひびき農業協同組合(JA北ひびき)多寄基幹支所
- Aコープ多寄店
- 士別市立多寄診療所
- 士別市立中多寄小学校
- 士別市立多寄幼稚園
- 士別市立多寄小学校
- 士別市立多寄中学校
- 道央自動車道(建設中)
- 北海道道888号東陽多寄線
- 日向温泉
- ブリヂストン北海道プルービンググラウンド(多寄町35線東陽)
- 道北バス・士別軌道「多寄」停留所
歴史
- 1903年(明治36年)9月3日 - 北海道官設鉄道の駅として開業。一般駅。
- 1905年(明治38年)4月1日 - 官設鉄道に移管。
- 1982年(昭和57年)11月15日 - 貨物取扱い廃止。
- 1984年(昭和59年)2月1日 - 荷物取扱い廃止。
- 1986年(昭和61年)11月1日 - CTC導入にともない無人駅となる。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化によりJR北海道に継承。
- 1988年(昭和63年)11月28日 - 駅舎改築。
- 1999年(平成11年)7月 - 旭川寄りにおよそ20メートル移転。
隣の駅
- 北海道旅客鉄道
- 宗谷本線