柏たなか駅
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柏たなか駅(かしわたなかえき)は、千葉県柏市小青田字大松274番地1にある、首都圏新都市鉄道つくばエクスプレスの駅。駅番号は14。
駅構造
のりば
ホーム | 路線 | 行先 |
---|---|---|
1 | テンプレート:Color つくばエクスプレス | 守谷・つくば方面 |
2 | テンプレート:Color つくばエクスプレス | 北千住・秋葉原方面 |
当駅は台地と谷戸の間の斜面にあること、田中調節池の周囲堤を越えるために線路が高い位置にあることから、1階が機械室、2階が事務所・改札、3階がホームとなっている。
駅舎
高架の軌道がふくらんだことにより駅になるということを意識して設計された。断面は変形楕円の形をとっている。設計は、渡辺誠(アーキテクツオフィス)、施工は、大成・三井住友・松村特定建設工事共同企業体により行われた。
利用状況
2012年度の乗車人員は1日平均3,053人[1]である。開業以来の一日平均乗車人員推移は下記の通り。
年度 | 首都圏 新都市鉄道 |
出典 |
---|---|---|
2005年 | 1,587 | [2] |
2006年 | 2,060 | [3] |
2007年 | 2,327 | [4] |
2008年 | 2,514 | [5] |
2009年 | 2,640 | [6] |
2010年 | 2,786 | [1] |
2011年 | 2,854 | [1] |
2012年 | 3,053 | [1] |
駅周辺
駅の東側は昔からの集落や斜面林が中心の長閑な地域であり、それを超えると東急不動産によって開発された計画住宅街「東急柏ビレジ」がある。当駅は台地のはずれに位置するが、守谷方へ少し進んだところは利根川沿いの低地で、広大な田園地帯である。農家などの住民によって設置された開発反対看板は今もあるものの、駅周辺は当路線沿線開発の一環として独立行政法人都市再生機構 (UR) が開発事業を進めており、駅西側はマンションや新興住宅街が形成されている。
また、開発区域の南は工業団地となっている。付近の地名は正式には「小青田(こあおた)」であるが、地元では「こうだ(こおだ)」と発音する[7]。
- 利根川
- 東急柏ビレジ
- 柏市立田中中学校
- 旧千葉県立柏北高等学校跡
- 柏市立柏高等学校 - バス「柏市立高校」下車
- 柏市役所田中近隣センター - バス「大室」下車
- 柏市立図書館田中分館
- 柏田中郵便局
- 柏市立柏病院 - バス「市立柏病院入口」下車、平日の日中は構内に入る
- 十余二工業団地
- 柏市総合運動場 - バス「布施入口」下車
- 柏みらい農場
- 常磐自動車道柏IC
- 吉祥院-真言宗豊山派 牡丹と樹齢500年を超える榧の巨木が有名
バス路線
柏市田中・富勢地区を経由して柏駅に向かう路線と、市立柏高校・野田市方面への路線が発着する。
乗場 | 系統 | 主要経由地 | 行先 | 運行会社 |
---|---|---|---|---|
1番 | 柏03 | 花野井木戸・市立柏病院入口・北柏駅入口 | 柏駅西口 | テンプレート:Color東武 |
2番 | 柏03 | 船戸木戸 | 柏市立高校 | |
柏13 | 船戸木戸・灰毛・電建第一住宅 | 野田梅郷住宅循環 |
歴史
- Kashiwa-Tanaka Station 2006.jpg
開業約1年後の駅舎(2006年8月12日)
駅名の由来
- 当地の現市名である「柏」と旧村名の「田中」より。計画中の駅名の仮称は「柏北部東駅」であった。
隣の駅
- 首都圏新都市鉄道
- テンプレート:Color つくばエクスプレス
- テンプレート:Color快速・テンプレート:Color通勤快速・テンプレート:Color区間快速
- 通過
- テンプレート:Color普通
- テンプレート:Color快速・テンプレート:Color通勤快速・テンプレート:Color区間快速
脚注
- ↑ 1.0 1.1 1.2 1.3 つくばエクスプレス乗車人員
- ↑ 千葉県統計年鑑(平成18年)
- ↑ 千葉県統計年鑑(平成19年)
- ↑ 千葉県統計年鑑(平成20年)
- ↑ 千葉県統計年鑑(平成21年)
- ↑ 千葉県統計年鑑(平成22年)
- ↑ テンプレート:Cite web