久居市
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テンプレート:Infobox 久居市(ひさいし)は、三重県にあった市。2006年1月1日に旧・津市等10市町村で合併し津市となり廃止した。
青山高原にある風力発電設備は24基と、日本有数の規模。榊原温泉は、清少納言の「枕草子」に有馬温泉、玉造温泉と並び日本三名泉として挙げられている。
本項では市制前の名称である一志郡久居町(ひさいちょう)についても述べる。
目次
地理
市西部にある青山高原は、若狭湾から伊勢湾にかけての「日本のくびれ」といわれる地峡部に位置し、特にこの部分は周りの山地に比べ比較的標高が低いため、日本海と太平洋の間を卓越する風の通り道となっており恒常的に安定した風速が得られる。そのため大規模な風力発電所が立地している。
自然
隣接していた自治体
歴史
市名の由来
1670年(寛文10年)津藩主・藤堂高虎の孫、佐渡守・高通(たかみち)が宗家と分かれて支藩(久居藩)を立てる。そのとき、「永久鎮居」の意を込めて「久居」と命名した。
沿革
- 1889年(明治22年)4月1日 - 町村制の施行により、一志郡久居城下各町(久居東鷹跡町・久居西鷹跡町・久居本町・久居二ノ町・久居旅籠町・久居幸町・久居万町・久居寺町)の区域をもって久居町が発足。
- 1931年(昭和6年)4月1日 - 一志郡本村を編入。
- 1955年(昭和30年)3月1日 - 一志郡桃園村・戸木村・七栗村・稲葉村・榊原村と合併し、改めて久居町が発足。
- 1955年(昭和30年)4月5日 - 一志郡一志町の一部(其村・須ヶ瀬の各一部)を編入。
- 1955年(昭和30年)8月1日 - 一志郡白山町の一部(三ヶ野の一部)を編入。
- 1963年(昭和38年)1月1日 - 大字本村乙字東浦の一部を津市に編入。
- 1970年(昭和45年)8月1日 - 一志郡久居町が市制施行して久居市となる。
- 2006年(平成18年)1月1日 - 津市・安芸郡河芸町・芸濃町・美里村・安濃町・一志郡香良洲町・一志町・白山町・美杉村と合併し、改めて津市が発足。同日久居市廃止。
経済
元来、農業の街だったが、交通の利便性から企業の立地が進む。
行政
- 市長:池田幸一
国の施設
姉妹都市・友好都市
国内
教育
高等学校
中学校
小学校
特別支援学校
過去にあった高等学校
- ジ・オリオン高等学校(ジ・オジオン高校と当時の地図に記載。)
交通
鉄道
路線バス
道路
名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事
名所・旧跡
- 子午の鐘
- キリシタン灯籠
- 久居城跡
- 久居の一本松[1]
観光スポット
- 榊原温泉
- 青山高原ウィンドファーム(風力発電施設)
公園
レジャー
祭事
- 山の神(1月7日)
- 千手観音節分会式(2月3日)
- 「涅槃図」開帳(3月14~16日)林性寺:珍しい「猫」の描かれた涅槃図
- 青山高原つつじまつり(5月中旬)
- サマーフェスタ イン ひさい(8月第一土曜)
- 茅の輪くぐり(8月中旬)千手院賢明寺
- 久居まつり(10月)
出身者
- 上野英三郎(農業土木学の創始者・忠犬ハチ公の主人)
- 橘南谿(医学者・文筆家)
- 中谷孝雄(文学者)
- 中森優介(THE GRANDWAZOO キーボード)
- 西田半峰(画家)
- 深谷克己(歴史学者)
- 満仲由紀子(声優・ナレーター)