北春日部駅
|} 北春日部駅(きたかすかべえき)は、埼玉県春日部市梅田本町一丁目にある東武鉄道伊勢崎線の駅である。「東武スカイツリーライン」の愛称区間に含まれる。駅番号はTS 28。
駅の北側には、西新井電車区から移転してきた南栗橋車両管区春日部支所(旧・春日部検修区)と春日部乗務管区がある。これらの設置に併せて出入庫時の起終点として開業した。
駅構造
ホームの外側に通過線と、東武動物公園方に当駅始発・終着列車の引き上げ線が設置されている。通過線や側線にも番線が付番されており、ホームに面した線路は3・4番線である。半蔵門線・田園都市線直通列車は、準急運転時間帯の朝・夜のみ停車する。このためホーム有効長は10両となっている。
バリアフリー設備として、改札階と東口・西口および改札階とホームを連絡するエレベーターが設置されている。トイレはホーム上の浅草寄りと西口にある。ホーム上のトイレには、2006年3月にユニバーサルデザインの一環としてオストメイト・ベビーベッドを備えた多機能トイレも併設された。
のりば
番線 | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
3 | テンプレート:Color東武スカイツリーライン | 上り | 春日部・北千住・とうきょうスカイツリー・浅草・ H日比谷線 中目黒・Z半蔵門線 渋谷・テンプレート:Color東急田園都市線 中央林間方面 |
4 | 下り | 東武動物公園・テンプレート:Color伊勢崎線 久喜・テンプレート:Color日光線 南栗橋方面 |
- 上記の路線名は旅客案内上の名称(「東武スカイツリーライン」は愛称)で表記している。
利用状況
近年の1日平均乗降人員の推移は下記の通り。
年度 | 1日平均乗降人員 |
---|---|
1970年(昭和45年) | 1,721 |
1975年(昭和50年) | 2,765 |
1980年(昭和55年) | 5,098 |
1985年(昭和60年) | 6,527 |
1990年(平成テンプレート:02年) | 7,412 |
2000年(平成12年) | 9,734 |
2001年(平成13年) | 9,564 |
2002年(平成14年) | 9,082 |
2003年(平成15年) | 10,066 |
2004年(平成16年) | 10,202 |
2005年(平成17年) | 10,217 |
2006年(平成18年) | 10,158 |
2007年(平成19年) | 10,114 |
2008年(平成20年) | 10,297 |
2009年(平成21年) | 9,990 |
2010年(平成22年) | 9,750 |
2011年(平成23年) | 9,513 |
2012年(平成24年) | 9,762 |
列車ダイヤ
日中の上り列車は特急・快速・区間快速・急行・区間急行を待避する(2本続けての通過待ちも多い)ため5分程度停車し、本数の多い朝ラッシュ時や回送列車の待避も加わる夕方以降は10分程度停車する列車もあった。2013年(平成25年)3月16日よりせんげん台駅で緩急接続するダイヤに変更され、上り・下りとも当駅で退避するのは特急のみとなった。
当駅始発の列車は、下り・上りとも朝の時間帯が中心である。近年は、南栗橋駅・東武動物公園駅を始発とする列車が増え、当駅始発の列車は減る傾向にある。
- 上り始発列車は、基本的に普通列車だが、一部は区間準急で、平日午前12本・午後3本、土休日は午前のみ6本。浅草駅・北千住駅行きのほか、日比谷線直通列車があるが、半蔵門線直通列車の設定はない。いずれも早朝・深夜に偏っており、有効時間帯の本数はあまり多くない。
- 下り始発列車は平日・土休日とも館林駅・太田駅各1本がある。
- 珍しい例として、区間急行(2006年3月17日まで準急)は通常当駅を通過するが、平日の終電間際の浅草始発当駅行きの区間急行が設定されており、路線図には該当列車のみ当駅停車である旨の注意書きがあった(2013年3月16日より区間準急に変更)。
なお、平日の朝ラッシュ時に下り列車から上り列車(主に始発列車)に乗り換える人が絶えないため、「北春日部駅までの有効な乗車券が必要です」と注意を促すアナウンスがある。
駅周辺
当駅は、近隣の住宅地(春日部市梅田・栄町・浜川戸付近)からの徒歩による乗客のほか、自転車・自家用車による春日部市内・市外からの利用者が見られる。駅付近は月極(賃貸)駐車場が多い。
- 内牧公園
- 春日部エミナース
- 春日部自動車教習所
- 共栄大学・共栄学園短期大学
- コジマ new春日部店
- 国道16号
- 埼玉県道85号春日部久喜線
- 埼玉県立春日部工業高等学校
- 埼玉霊園
- 大落古利根川
- 米久かがやき春日部工場(旧・雪印食品関東工場)
- 春日部栄町郵便局
- 首都圏外郭放水路第5立坑
バス
- 春バス(春日部市コミュニティバス)
- 地方庁舎前 - 春日部駅西口 - 春日部駅東口 - 北春日部駅入口 - 北春日部循環(月~土曜運行、1日2本)
歴史
- 1966年(昭和41年)9月1日 - 春日部検修区の使用開始に合わせて開業。同時に日比谷線直通列車の運転区間が北越谷駅から当駅まで延長される。
- 1991年(平成3年)12月9日 - 平日の浅草発終電に当駅終着の準急(現・区間急行)が設定される。
- 1992年(平成4年)9月21日 - 当駅終着の準急が増発され2本になる。
- 1997年(平成9年)3月25日 - 当駅終着の準急1本が新設の区間準急に変更される。
- 2006年(平成18年)
- 2011年(平成23年)11月11日 - 発車メロディを導入。
- 2012年(平成24年)3月17日 - TS 28の駅ナンバリングを導入。
- 2013年(平成25年)3月16日 - 当駅終着の区間急行が区間準急に変更され、当駅終着の区間急行が廃止。
隣の駅
- 東武鉄道
- テンプレート:Color東武スカイツリーライン
- テンプレート:Color快速・テンプレート:Color区間快速・テンプレート:Color急行・テンプレート:Color区間急行
- 通過
- テンプレート:Color準急・テンプレート:Color区間準急・テンプレート:Color普通
- テンプレート:Color快速・テンプレート:Color区間快速・テンプレート:Color急行・テンプレート:Color区間急行