プロレス結社魔界倶楽部

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プロレス結社魔界倶楽部（プロレスけっしゃまかいくらぶ）[1]は、かつて新日本プロレスにて活動したプロレスのユニットである。略称は「魔界倶楽部」。

概要

アントニオ猪木を神とあがめ、自分たちこそ真の闘魂継承をうたう星野勘太郎を総裁とし、「安田忠夫親衛隊」「アントニオ猪木近衛軍団」を名乗るヒール軍団として新日本プロレスを席巻した。星野の決めゼリフ「ビッシビシ行くぞ!」はプロレス流行語大賞を受賞した。

集団の原点は1980年代に一世風靡したマシン軍団を模倣している。

2002年8月8日に広島にて行われた新日本プロレスの興行にて初登場。一時ボブ・サップも加入したが、すぐに脱退している。

2003年には全日本女子プロレスにも勢力を拡大し、元日本女子プロレス、国際プロレスの小畑千代を総裁とした「魔界魔女軍団」を結成している。2004年9月に活動休止。

2006年5月13日のWRESTLE LANDで復活。2号、新3号、5号が登場した。

2010年11月25日、星野勘太郎がかつてのタッグパートナーの山本小鉄の後を追う形で死去してしまう。

2011年9月19日、神戸で行われた新日本のリングで星野勘太郎セレモニーマッチを実施、魔界28号と1号が登場し、28号が金本浩二と対戦。試合後、金本が星野の意思を引き継ぐことを宣言し、魔界のマスクを被って1号と28号と共にリングを後にした。

構成メンバー

※2002年 - 2004年の活動期を「第1期」、2006年の再結成後を「第2期」と仮称する。

総裁
第1期
4号と5号は「破悧魔王'Z」というタッグを結成。入場曲は“快傑ハリマオ”（1960年連続テレビ映画「快傑ハリマオ」主題歌で三橋美智也が歌う）
ライブで「ビッシビシ行くぞ!」を決めゼリフにしていたことから、星野総裁より名誉21号& 22号に認定されている。
  • 魔界69号（魔界倶楽部一周年記念パーティ（2003年8月8日、ソシア21）で自作マスクをかぶって総裁に直訴したJ SPORTSの番組S.X.WのAD黒萩）
  • スズキくん - シアトル出身で六人兄弟の末っ子。長井満也の友人。総合格闘技に精通。正体は不明だが背格好が当時熱心に勧誘していた成瀬昌由にそっくり。選手として試合に参加したことは無いが、セコンドや、柴田勝頼の天田戦や武蔵戦の練習に参加。
    • この他、名前は不明だがヒロ斎藤、後藤達俊と思われるレスラーが魔界倶楽部のマスクを被ったこともある。メンバーの勧誘にも積極的で、成瀬昌由やエル・サムライ、吉江豊などにも魔界マスクを手渡そうとしている。
魔界魔女軍団
第2期
  • 魔界2号
  • 魔界3号（小原道由） - WRESTLE LANDにて離反
  • 魔界5号
  • 魔界11号（KAIENTAI-DOJOのYOSHIYA）
  • 魔界12号
  • 魔界13号
  • 魔界14号
  • 魔界15号
  • 魔界20号
  • 魔界21号
  • 魔界レイ・コブラ
  • 魔界レイ・コブラ3号
  • 魔界マスクド・ハリケーン
体型や飛び方がグラン浜田と全く同じなため正体は浜田と推測されている。マスカラ・コントラ・マスカラ（敗者マスク剥ぎマッチ）で敗北したがマスクを脱がなかった。
以前新日本プロレスで活動していたヒート（新日本プロレスとゲーム会社の提携で作られたキャラクター）のヒール版。
棚橋弘至かつて扮した「マスクド・デビロック」の模倣。棚橋よりも切れ味の鋭いスリングブレイド（棚橋の得意技）を使うのが特徴。
星野勘太郎メモリアルマッチ
共闘、協力者
その他

脚注

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関連項目

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  1. ↑ ロゴマークや星野勘太郎の名刺には「プロレス結社魔界倶楽部」で記載。また、新日本プロレスは2005年2月に同名称を商標登録している。
  2. ↑ 新日本プロレス「G1 CLIMAX SPECIAL 2011」最終戦
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