伊那新町駅
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テンプレート:駅情報 伊那新町駅(いなしんまちえき)は、長野県上伊那郡辰野町大字伊那富にある、東海旅客鉄道(JR東海)飯田線の駅である。
駅構造
島式ホーム1面2線を持ち、列車交換が可能な地上駅。下り線側(西側)に駅舎があり、上り線側とは羽場駅側にある構内踏切で連絡している。有人化時に建てられたブロック造りの駅舎が残っている。伊那市駅管理の無人駅で、出札口だった部分は板打ちされている。
かつては、島式ホームでのタブレットの受け渡しのために1番線と2番線を通常とは逆向き(右側通行)で使用していた。
ホーム | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | テンプレート:Color飯田線 | 下り | 辰野方面[1] |
2 | テンプレート:Color飯田線 | 上り | 飯田・天竜峡方面[1] |
駅周辺
国道153号線から細い脇道を少し東側に下った場所に駅は存在する。駅前は少数の民家が固まった集落で、駅舎の反対側は田圃が広がる。
- 荒神山スポーツセンター
- たつのパークホテル
- 国道153号
路線バス
- 辰野町営バス…大石線:伊那新町駅前
歴史
- 1909年(明治42年)12月28日 - 伊那電車軌道(1919年に伊那電気鉄道へ改称)が松島(現・伊那松島) - 辰野(のちの西町)間で開業した際に、南新町停留場(みなみしんまちていりゅうじょう)として設置。
- 1923年(大正12年)3月16日 - 伊那松島 - 辰野間の新線切り替えにより一旦廃止。
- 1923年(大正12年)4月20日 - 南新町停留所が新線上に再開業。旅客駅。
- 1943年(昭和18年)8月1日 - 伊那電気鉄道線が飯田線の一部として国有化され、国鉄が継承。同時に駅に昇格し、伊那新町駅となる。
- 1954年(昭和29年)12月1日 - 東京都区内の各駅や長野駅を発着する旅客も利用可能となる。
- 1966年(昭和41年)3月25日 - 飯田線輸送力増強のため列車交換駅に改修。
- 1971年(昭和46年)4月1日 - 旅客発着駅の制限を撤廃。
- 1971年(昭和46年)12月1日 - 有人駅化。
- 1983年(昭和58年)2月24日 - CTC化に伴い無人駅化。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により、東海旅客鉄道(JR東海)の駅となる。
隣の駅
- 東海旅客鉄道
- 飯田線
- テンプレート:Color快速(「みすず」含む、下りのみ停車)
- テンプレート:Color普通
- 羽場駅 - 伊那新町駅 - 宮木駅