大田切駅
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大田切駅(おおたぎりえき)は、長野県駒ヶ根市大田切にある、東海旅客鉄道(JR東海)飯田線の駅である。
駅構造
単式ホーム1面1線を持つ地上駅。ホームは本線の東側にある。伊那市駅管理の無人駅で、駅舎はないがホーム上に簡素な待合所がある。ホームがカーブ途中に設置されているため、車両とホームの間に隙間が開く。ホームとの間の隙間解消のために開業時とはホームの位置が若干移動している。
駅周辺
駅前に自動車教習所(駒ヶ根自動車学校)がある。宮田駅側には、太田切川に架かる飯田線・大田切川鉄橋があり、鉄道写真の名所として知られている。
利用状況
1日平均乗車人員は以下の通りとなっている。
乗車人員推移 | |
---|---|
年度 | 1日平均人数 |
1997 | 105 |
1998 | 101 |
1999 | 89 |
2000 | 89 |
2001 | 75 |
2002 | 85 |
2003 | 77 |
2004 | 66 |
2005 | |
2006 | |
2007 | 58 |
2008 | |
2009 | 59 |
2010 | 59 |
2011 | 65 |
2012 | 67 |
歴史
- 1914年(大正3年)10月31日 - 伊那電車軌道(1919年に伊那電気鉄道へ改称)の赤穂(現・駒ヶ根) - 宮田間延伸時に大田切停留場として開業。
- 1943年(昭和18年)8月1日 - 伊那電気鉄道が飯田線の一部として国有化されると同時に廃止。
- 1946年(昭和21年)9月1日 - 国鉄の大田切駅として再開業。旅客駅。
- 1954年(昭和29年)12月1日 - 東京都区内の各駅や長野駅を発着する旅客も利用可能となる。
- 1971年(昭和46年)4月1日 - 旅客発着駅の制限を廃止。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により、東海旅客鉄道の駅となる。
- 1999年(平成11年)9月1日 - 現在の待合所に改築。
隣の駅
- 東海旅客鉄道(JR東海)
- 飯田線
- テンプレート:Color快速(下りの「みすず」のみ停車)・テンプレート:Color普通
※1918年(大正7年)まで、当駅と宮田駅の間に駒ヶ原停留場が存在した。