下島駅 (長野県伊那市)
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下島駅(しもじまえき)は、長野県伊那市西春近小出島区にある、東海旅客鉄道(JR東海)飯田線の駅である。
駅構造
単式ホーム1面1線を持つ地上駅。伊那市駅管理の無人駅で、駅舎はないがホーム上に待合所がある。ホームは本線の西側にある。
駅周辺
田園地帯の河岸段丘沿いに位置している。近年は宅地開発され、アパートが点在する。
- 天竜川
- 長野県道146号南箕輪沢渡線
- 当駅の沢渡駅側で踏切にて交差している。旧国道153号線。
- 国道153号
利用状況
「伊那市統計書」によると、1日の平均乗車人員は以下の通りである。
年度 | 一日平均 乗車人員 |
---|---|
2005年 | 63 |
2006年 | 68 |
2007年 | 79 |
2008年 | 78 |
2009年 | 89 |
2010年 | 90 |
2011年 | 81 |
2012年 | 69 |
歴史
- 1913年(大正2年)12月27日 - 伊那電車軌道(1919年に伊那電気鉄道へ改称)の宮田 - 伊那町(現・伊那市)間延伸時に開業。旅客駅。現在地より0.4kmほど伊那市駅寄りにあった。
- 1932年(昭和7年)ごろ - 現在地に移転。当時の県道(現・長野県道146号南箕輪沢渡線)の交通量が増加し、踏切事故が多発したため、県道との交差点に移転したと言われている。
- 1943年(昭和18年)8月1日 - 伊那電気鉄道線が飯田線の一部として国有化され、国鉄の駅となる。
- 1954年(昭和29年)12月1日 - 東京都区内の各駅や長野駅を発着する旅客も利用可能となる。
- 1968年(昭和43年)4月1日 - 旅客発着駅の制限を廃止。同時に無人駅化。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により、東海旅客鉄道の駅となる。
隣の駅
- 東海旅客鉄道
- 飯田線
- テンプレート:Color快速(下りの「みすず」のみ停車)・テンプレート:Color普通
※国有化される前は、当駅と伊那町駅(伊那市駅)間に小黒停留場が存在した。