和歌山港駅
和歌山港駅(わかやまこうえき)は、和歌山県和歌山市湊にある駅で、南海電気鉄道和歌山港線の終点。駅番号はNK45-1。
駅構造
島式1面2線のホームを持つ盛土駅。2階に改札口とコンコース、3階にホームがある。トイレは改札内にあり、男女共用の水洗式である。
改札口を出ると、そのまま南海フェリー南海四国ライン徳島方面乗り場への連絡通路に続いており、その途中に設置されている自動券売機で乗船券が購入できる[1]。フェリーの出航5分前に「ルージュの伝言」、乗り換え列車案内に「セシルの週末」、それぞれの曲が案内放送とともに流れている。
無人駅だが、列車発着時は改札前で南海フェリーの社員が乗り換えなどの案内を行う。
1・2 | テンプレート:Color和歌山港線 | 和歌山市・関西空港・なんば方面 |
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- 平日は普通6本、急行2本、特急サザン3本、土休日は普通4本、特急サザン4本のみ
和歌山港駅 - 水軒駅間が廃止されるまでは、1番線の線路が水軒方面に通じていた。2番線は開業当初から行き止まり式であった。
以前の駅名標は毛筆体で表記された古いもので、かつての隣駅であった水軒・築港町の廃止や2012年(平成24年)4月1日からの駅ナンバリング導入に際しても特に更新などは行われておらず、シールで番号を貼り付けるのみで対応した。その後、2013年になりようやく新デザインに変更された。
利用状況
2012年度の調査結果では、一日あたりの平均乗降客数は456人で、この数字は南海の駅全体では100駅中85位である。乗降客数は減少傾向にあり、特に1998年の明石海峡大橋開通以降の落ち込みが著しくなっている。
一日あたり平均乗降客数の変遷は下記の通り[2]。
- 1980年度 2,770人
- 1985年度 2,494人
- 1990年度 2,347人
- 1995年度 2,176人
- 2000年度 1,008人
- 2001年度 905人
- 2002年度 734人
- 2003年度 667人
- 2004年度 612人
- 2005年度 609人
- 2006年度 641人
- 2010年度 524人
歴史
南海フェリーへの連絡駅としては、1956年(昭和31年)に開業した初代和歌山港駅(後の築港町駅)が存在していた。和歌山港のフェリー乗り場が移転するのに伴い、和歌山港線の延伸とともに、2代目の和歌山港駅として当駅が開業した。
年表
- 1971年(昭和46年)3月6日 - 和歌山港線水軒延伸と同時に開業。
- 2002年(平成14年)5月26日 - 当駅 - 水軒駅間廃止。これに伴い和歌山港線の終着駅となる。
- 2005年(平成17年)11月27日 - 和歌山市駅 - 当駅間の中間3駅(久保町駅・築地橋駅・築港町駅)が廃止。
- 2012年(平成24年)4月1日 - 無人駅化。特急サザン指定券の取り扱い・スルッとKANSAI 3dayチケットの販売(関西地域版)および交換(全国版、2day含む)の終了。
駅周辺
駅名の通り和歌山港への最寄駅である。
地理
- 紀の川(一級河川)
- 紀の川河口大橋
- 和歌山県道16号和歌山港線
官公庁
和歌山港に関連する施設が建ち並んでいる。
その他
海沿いには工場、倉庫が多い。
路線バス
隣の駅
- 南海電気鉄道
- テンプレート:Color和歌山港線
- テンプレート:Color特急サザン・テンプレート:Color急行(平日のみ)・テンプレート:Color普通
- 当駅の先に終着駅として水軒駅があったが、2002年(平成14年)5月26日に廃止された。
- 県社分界点はかつては久保町駅という旅客駅であったが、同駅と和歌山市駅の間にあった築地橋駅・築港町駅とともに2005年(平成17年)11月27日に廃止された。
引用・参考文献
関連項目
外部リンク
テンプレート:南海和歌山港線- ↑ 南海の主要駅では、出発駅から和歌山港駅までの鉄道運賃と徳島までのフェリー運賃を組み合わせた乗車券を発売している。
- ↑ テンプレート:PDFlink