小野田市
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テンプレート:Infobox 小野田市(おのだし)は、山口県の南西部にあった市。 1940年(昭和15年)11月3日に小野田町と高千帆町の合併により誕生し、2005年(平成17年)3月22日に山陽町と合併して山陽小野田市になり、消滅した。
目次
地理
市の中央を有帆川が流れ瀬戸内海(周防灘)に注いでいる。有帆川両岸をはじめとする平野部に市街地が開けているが、干拓地が多い。市北部や宇部市との境は丘陵地帯となっている。
自然
歴史
沿革
- 1775年(安永4年) - 高泊村が東高泊村と西高泊村に、須恵村が東須恵村と西須恵村に分村する。
- 1889年(明治22年)4月1日 - 高畑村・東高泊村・西高泊村・千崎村・有帆村が合併し、高千帆村となる。西須恵村が須恵村と改称する。
- 1920年(大正9年)4月3日 - 町制施行により、西須恵村が小野田町になる。
- 1938年(昭和13年)4月1日 - 町制施行により、高千帆村が高千帆町になる。
- 1940年(昭和15年)11月3日 - 小野田町と高千帆町が合併して同時に市制施行し、小野田市となる。
- 1943年(昭和18年)9月15日 - 宇部市大字東須恵の一部(丸河内)を編入。
- 1950年(昭和25年)8月27日 - 旧高千帆町の分離賛否を問う住民投票実施。結果は、反対多数。
- 1957年(昭和32年) - 小野田市と山陽町との合併に関わる住民投票実施実施。結果は、見送り。
- 1989年(平成元年)9月1日 - 宇部市大字東須恵の一部(自由ヶ丘)を編入。
- 2004年(平成16年)1月18日 - 小野田市と山陽町にて、宇部市・小野田市・楠町・山陽町の2市2町合併に関わる住民投票実施。結果は、否決多数。
- 2005年(平成17年)3月22日 - 山陽町と合併し、山陽小野田市となる。
産業
明治維新後、セメントを中心とした工業都市として発展。 隣接する宇部市と共に、北九州工業地帯の一角を担っている。
漁業
- 高泊漁港
- 刈屋漁港
主な企業
公共施設
教育
大学・短期大学
高等学校
中学校
小学校
交通
鉄道路線
道路
- 高速道路
- 一般国道
- 主要地方道
- 一般県道
- 山口県道222号小野田停車場線
- 山口県道223号小野田港線
- 山口県道349号江汐公園線
- 山口県道354号妻崎開作小野田線