八次駅
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八次駅(やつぎえき)は、広島県三次市南畑敷町にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)芸備線の駅である。駅名は旧村名から取られた。
線路名称上は芸備線単独駅であるが、運転系統上福塩線の列車も乗り入れる。
駅構造
三次方面に向かって右側に単式ホーム1面1線を持ち、列車同士の行き違いが出来ない地上駅(停留所)である。かつては島式1面2線のホームであった。 便所はかつては改札内外から利用でき、男女共用の汲み取り式があったが、閉鎖されていて使用出来ないので注意が必要である。ちなみに建物は残っている。 三次鉄道部管理の無人駅で駅舎はなく、ホームの脇にコンパクトな待合所があるのみ。かつて、駅前の商店で乗車券を販売していたが、2008年春に委託発券は打ち切られた。
駅周辺
あたりは三次の市街地で賑々しい。
- 八次郵便局
- 南畑敷簡易郵便局
- 三次市立八次小学校
- 三次市立八次中学校
- 広島県立三次高等学校
- マツダ三次自動車試験場
- 広島県立みよし公園
- みよしハーブ園
- 熊野神社
- 馬洗川
- 国道183号線
- 国道184号線
- 八次駅周辺地図(マピオン)
歴史
- 1922年(大正11年)6月7日 - 芸備鉄道が三次駅(現・西三次駅)から塩町駅(現・神杉駅)まで延伸した際に開業。
- 1933年(昭和8年)6月1日 - 芸備鉄道一部区間買収により国有化。庄原線の所属となる。
- 1936年(昭和11年)10月10日 - 庄原線が三神線に編入され、当駅もその所属となる。
- 1937年(昭和12年)7月1日 - 三神線が芸備線の一部となり、当駅もその所属となる。
- 1971年(昭和46年)12月20日 - 無人駅化(簡易委託駅化)。[1]
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により西日本旅客鉄道(JR西日本)に継承。
- 2008年(平成20年)3月31日 - この日を最後に乗車券委託発券終了。
隣の駅
- 西日本旅客鉄道
- テンプレート:Color芸備線・テンプレート:Color福塩線(福塩線は塩町駅まで芸備線)