上石見駅
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上石見駅(かみいわみえき)は、鳥取県日野郡日南町中石見字寺ノ前にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)伯備線の駅。伯備線の駅の中で最も標高が高いことから、「にちなん高原の駅」との愛称を持つ。
伯備線において最も南にある米子支社管内の駅であり、隣の新郷駅からは岡山支社の管轄に変わる(指令上の境界は新郷駅)。ただし、新郷駅を跨ぐ列車については米子支社側の乗務員が新見駅まで運行を担当する。
駅構造
島式・単式の複合型2面3線のホームを持ち、行違い及び待避が可能な地上駅。駅舎はレストランと一体化しており、窓口で常備券を発券する簡易委託駅となっている。その駅舎は単式の1番のりば側にあり、島式の2・3番のりばへは跨線橋で連絡している。管理は米子駅が担当している。
ホーム | 路線 | 方向 | 行先 | 備考 |
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1 | テンプレート:Color伯備線 | 上り | 新見・岡山方面 | |
2 | テンプレート:Color伯備線 | 下り | 米子方面 | |
3 | テンプレート:Color伯備線 | 上り | 新見・岡山方面 | 特急待避時のみ |
上り本線は1番のりば、下り本線は2番のりば。3番のりばは両方向の入線・発車に対応した上下副本線であるが、2008年12月現在は下り旅客列車の発着設定がない。
駅周辺
歴史
- 1924年(大正13年)12月6日 - 伯備北線(現在の伯備線)が生山駅から延伸した際に、その終着駅として開業。
- 1926年(大正15年)12月1日 - 伯備北線が足立駅まで延伸、途中駅となる。
- 1928年(昭和3年)
- 10月25日 - 伯備北線が伯備線の一部となり当駅もその所属となるが、同日より当駅から足立駅方面の列車運行が休止。
- 11月25日 - 当駅以南の運行再開。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により、西日本旅客鉄道の駅となる。
隣の駅
- 西日本旅客鉄道
- テンプレート:Color伯備線