姉川
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地理
滋賀県米原市北部、岐阜県境を成す伊吹山地の新穂山(標高1,067m)に発し南流。姉川ダムを経由し、伊吹山(標高1,377m)の西で西流へ転じ、長浜市宮部町にて、草野川が合流する。長浜市南浜町で琵琶湖に注ぐ。
アユ(友釣・投網・引掛)・ニジマス・アマゴ・イワナ(竿釣)などの釣りが盛んである。伊吹大根で知られる辛味大根が栽培され、伊吹そばと共に食される。姉川に注ぎ込む足俣川、板名古川の周辺には田園が広がる。流域はさざれ石発見の地として知られている。源流域の伊吹山地は季節風の影響により周囲より積雪が多い。
天井川
滋賀県内には81の天井川があり、その最長が姉川で天井川部分の長さは8.1kmと、姉川全体の4分の1以上が天井川となっている、また長浜市で合流する高時川も6.2kmが天井川となっている。(出典・京都新聞2013年7月23日朝刊14面「備える 命を守るために 天井川」)。
流域の自治体
ダム
主な支流
歴史
1570年(元亀元年)、織田信長・徳川家康連合軍と、浅井長政・朝倉義景連合軍との間で姉川の戦いがあった。現在の長浜市三田町・野村町付近である。