イルクーツク州
テンプレート:基礎情報 ロシアの連邦構成主体 イルクーツク州(Иркутская область; Irkutsk Oblast)はシベリア南部に位置するロシア連邦の州(オーブラスチ)。州都はイルクーツク。シベリア連邦管区に属する。
概要
ウスチオルダ・ブリヤート自治管区を含む。
標準時
この地域は、イルクーツク時間帯の標準時を使用している。時差はUTC+9時間で、夏時間はない。(2011年3月までは標準時がUTC+8で夏時間がUTC+9であった)
地理
東にブリヤート共和国とチタ州、南にトゥヴァ共和国、西にクラスノヤルスク地方、北にサハ共和国と隣り合う。州の南東部にバイカル湖がある。主要な河川は、南部のアンガラ川やレナ川、北部のチャヤ川、ニジニャヤ・ツングースカ川など。
大陸性気候で、年のほぼ半分は気温が零下である。冬の気温は-17度から-33度、夏の気温は+17度から+33度。
住民
住民の79.3%が都市に暮らす。もともとはブリヤート人やテュルク系の諸民族が暮らしていた地域であるが、現在の人口の大部分はロシア人である。18世紀以後にロシア人が集中的に入植した。在留邦人は僅少。
政治
- アレクサンドル・チシャーニン 2005年9月7日~2008年4月15日
- イーゴリ・エシポフスキー 2008年4月15日~2009年5月10日
- セルゲイ・ソコル(代行) 2009年5月10日~2009年5月28日
- ドミートリー・メゼンツェフ 2009年6月8日~
イーゴリ・エシポフスキー知事は、2009年5月9日午後、州内視察のため、ヘリコプターでイルクーツクを出発後、音信不通となり、翌10日墜落したヘリコプターが発見され、エシポフスキー知事ら乗員4人全員が死亡した。
教育
産業
主な産業は金、石炭、鉄鉱石などの採掘や、アルミニウム精錬、化学工業。大規模な水力発電が行なわれている。
都市
州都イルクーツク(人口594,500人)のほかに、主な都市としてアンガルスク(267,000人)、ブラーツク(253,600人)、テンプレート:仮リンク(104,300人)、テンプレート:仮リンク(107,200人)など。
外部リンク
- イルクーツク州の地図(英語)