片品村
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片品村(かたしなむら)は、群馬県の北北東に位置する村。東京から約180キロメートルの北に位置する。国道120号線が村のほぼ中央を通っている。
関東地方唯一の特別豪雪地帯で関東有数のスキーが盛んな地として知られ、毎年冬になると多くの観光客で賑わう。2005年2月に高校総体スキー大会が開催されたほか、2006年2月には国民体育大会スキー大会が開催された。また2004年からは「オフロード版トライアスロン」とも称されるエクステラの全日本選手権(XTERRAジャパンチャンピオンシップ)が毎年8月に開催されている。また、2014年2月に全国中学校スキー大会[1]が、2015年2月に第70回国民体育大会冬季大会スキー競技会[2]が、2017年2月に全国高等学校冬季スキー大会が、開催される予定。
2007年8月30日に尾瀬国立公園が日光国立公園から分離され、誕生したが、その尾瀬の群馬県側の麓である。尾瀬国立公園誕生を記念して、尾瀬の郷片品村は恵まれた自然をいつくしみ感謝する日として「尾瀬の日」を条例で定め、8月30日を尾瀬の日とした。
目次
地理
行政
- 村長:千明金造
警察
- 沼田警察署
消防
- 利根沼田広域消防本部
- 東消防署(沼田市利根町平川1269)
学校
小学校
- 片品村立片品小学校
- 片品村立片品南小学校
- 片品村立武尊根小学校
廃校
- 片品村立片品北小学校(2014年3月閉校)
中学校
- 片品村立片品中学校
隣接している自治体
歴史
沿革
人口
経済
産業
地の利を生かしたスキーを中心とした観光(ならびにその関連産業)と農業が主である。高原野菜や果物の栽培が盛んであり、中でも、ハウス栽培のトマトがかつて主力だった大根に代わって群を抜いた片品農産品ブランドとなっている。
交通
道路
- 国道120号(栃木県方面は冬期閉鎖)
- 国道401号(福島県方面不通、沼田市までは国道120号と重複)
- 群馬県道1号沼田檜枝岐線(福島県道と共通、但し一般車は通年通行禁止で福島県側への車両通り抜けも不可。沼田市までは国道120号・国道401号と重複)
- 群馬県道63号水上片品線(みなかみ町方面冬期閉鎖)
- 群馬県道64号平川横塚線
- 群馬県道260号尾瀬ヶ原土出線(一般車通行不可)
- 奥鬼怒スーパー林道
バス
名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事
- 片品の猿追い祭り 2000年12月27日に国の重要無形民俗文化財に指定された。
- 片品温泉
- 尾瀬
- 千明牧場
- かたしな高原スキー場
- スノーパル・オグナほたか
- サエラスキーリゾート尾瀬
- 丸沼高原スキー場
- 四季の森ホワイトワールド尾瀬岩鞍
- 尾瀬戸倉スキー場
- 金精峠
- 丸沼ダム
- 日本ロマンチック街道
- 白根魚苑
- 花の駅・片品 花咲の湯
- 尾瀬戸倉温泉
- 寄居山温泉 ほっこりの湯
- 武尊牧場(武尊牧場スキー場)- 武尊祭
- 針山の天王ザクラ(オオヤマザクラ)
- 村の物産屋かたしなや
出身者
ゆかりのある人物
脚注
外部リンク
- ↑ 公立幼稚園・小学校・中学校の設置・廃止等について - 群馬県ウェブサイト
- ↑ 平成25(2013)年度片品村教育要覧 - p.17を参照。