久々野駅
テンプレート:駅情報 久々野駅(くぐのえき)は、岐阜県高山市久々野町久々野にある、東海旅客鉄道(JR東海)高山本線の駅である。
旧・久々野町の中心部にあり、一部の特急「ひだ」(上りは朝の2本、下りは昼夕の1本計2往復)が停車する。標高は高山本線で一番高い676mである。
駅構造
単式ホーム1面1線、島式ホーム1面2線、計2面3線のホームを持つ地上駅。構内西側に単式ホーム、構内東側に島式ホームが配置されている。1番線(単式ホーム)を高山方面行きの下り列車が使用し、2番線(島式ホーム内側)を下呂・名古屋方面行きの上り列車が使用する。3番線(島式ホーム外側)は2010年3月改正現在のダイヤでは一部の下り列車が使用する程度であるが、水無神社初詣のための臨時列車の折り返し等に利用されている。ホーム有効長が9両程度と短いため、車両を増結した10両編成の特急列車の場合、現在では一部のドアが開かない(ドアカット)。また3番線の外側には、3番線から分岐する保線車両留置線が1本並行している。
かつて駅舎が構内西側、1番線に隣接して設置されていたが、現在は解体されている。1番線と2・3番線は、有蓋の跨線橋で連絡している。
高山駅管理の無人駅。2010年3月31日までは、東海交通事業に簡易委託されマルス端末も設置されていたが、利用客の減少と駅員の高齢化で後任のめどが付かないため、駅自体は無人化された[1]。その後、駅に隣接する「ひだ桃源郷くぐの観光協会」が近距離切符のみを委託で販売していたが、2012年3月31日をもって販売を終了し、完全な無人駅となった[2]。
ホーム | 路線 | 方向 | 行先 | 備考 |
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1 | テンプレート:Color高山本線[3] | 下り | 高山・富山方面[4] | |
2 | テンプレート:Color高山本線 | 上り | 下呂・岐阜方面[4] | |
3 | テンプレート:Color高山本線 | 下り | 高山・富山方面 | 一部の普通列車のみ |
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駅舎右がバス待合所、左がひだ桃源郷くぐの観光協会
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ホームから飛騨一ノ宮方面を望む
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ホームから渚方面を望む
利用状況
「岐阜県統計書」によると、一日平均の乗車人員は以下の通りである。
- 2005年度 - 134人
- 2006年度 - 130人
- 2007年度 - 129人
- 2008年度 - 129人
- 2009年度 - 112人
- 2010年度 - 100人
- 2011年度 - 97人
- 2012年度 - 99人
駅周辺
久々野町の中心部に位置するため、住宅、商店が多い。
- 高山市役所久々野支所
- 総合運動公園、中央体育館
- 堂之上遺跡
- 舟山高原スキー場(ひだ舟山スノーリゾートアルコピア)
- 高山市立久々野中学校
- 高山市立久々野小学校
歴史
- 1934年(昭和9年)10月25日 - 国鉄高山本線 飛騨小坂 - 高山 - 坂上間の開通時に開業。一般駅。
- 1977年(昭和52年)11月30日 - 車扱貨物の取扱を廃止。
- 1984年(昭和59年)2月1日 - 荷物の取扱いを廃止。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化によりJR東海が継承。
- 2010年(平成22年)4月1日 - 東海交通事業による簡易委託廃止により無人化。近距離切符の販売のみ「ひだ桃源郷くぐの観光協会」に委託継承[1]。
- 2010年(平成22年)11月 - 駅舎が解体される。
- 2012年(平成24年)4月1日 - 「ひだ桃源郷くぐの観光協会」による委託を終了。完全無人化[2]。
- Kuguno station frontview.jpg
旧駅舎
隣の駅
- 東海旅客鉄道
- 高山本線
- 特急「ひだ」一部停車駅
- テンプレート:Color普通(速達列車、早朝上りと深夜下りのみ運転)
- テンプレート:Color普通(各駅停車)