東浦和駅
東浦和駅(ひがしうらわえき)は、埼玉県さいたま市緑区東浦和一丁目にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)武蔵野線の駅である。
駅構造
掘割の中に相対式ホーム2面2線を有する地上駅で、その2線の間に中線1線を持つ。
駅舎は東川口寄り線路・ホーム上部の人工地盤上にあり、駅前広場を介して「埼玉県道235号大間木蕨線」が直交している。各ホームと駅舎コンコースの間を連絡するエレベーターが設置されている。
みどりの窓口(営業時間 7:00 - 18:00)、指定席券売機、自動改札機が設置されている。各ホームの南浦和寄りにエスカレーターが設置されている。駅本屋の施工は飛島建設による[1]。
のりば
番線 | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | テンプレート:Color武蔵野線 | 上り | 南浦和・西国分寺・府中本町方面 |
2 | テンプレート:Color武蔵野線 | 下り | 新松戸・西船橋・東京方面 |
利用状況
2012年度の一日平均乗車人員は27,183人である[2]。乗換駅ではない武蔵野線単独駅としては第1位。
武蔵野線の最混雑区間は、当駅から南浦和駅の間で、朝ラッシュ時の混雑率は187%(2011年)である。駅周辺のベッドタウン化が進み、当駅利用者は年々増加し続けている。さいたま市に立地しているが、川口市北部と近い(市境まで約200m)ため、川口市からも当駅の駅勢圏となっている。
近年の乗車人員の推移は下表の通り。
年度 | 1日平均 乗車人員 |
---|---|
1981年(昭和56年) | 5,246 |
1982年(昭和57年) | 5,070 |
1983年(昭和58年) | 5,973 |
1984年(昭和59年) | 6,202 |
1985年(昭和60年) | 7,475 |
1986年(昭和61年) | 9,010 |
1987年(昭和62年) | 10,539 |
1988年(昭和63年) | 13,401 |
1989年(平成元年) | 15,599 |
1990年(平成テンプレート:02年) | 18,055 |
1991年(平成テンプレート:03年) | 19,765 |
1992年(平成テンプレート:04年) | 21,225 |
1993年(平成テンプレート:05年) | 22,063 |
1994年(平成テンプレート:06年) | 22,697 |
1995年(平成テンプレート:07年) | 23,166 |
1996年(平成テンプレート:08年) | 23,829 |
1997年(平成テンプレート:09年) | 24,273 |
1998年(平成10年) | 24,279 |
1999年(平成11年) | 24,278 |
2000年(平成12年) | [1] 24,470 |
2001年(平成13年) | [2] 24,560 |
2002年(平成14年) | [3] 24,784 |
2003年(平成15年) | [4] 25,226 |
2004年(平成16年) | [5] 25,661 |
2005年(平成17年) | [6] 26,054 |
2006年(平成18年) | [7] 25,994 |
2007年(平成19年) | [8] 26,154 |
2008年(平成20年) | [9] 26,217 |
2009年(平成21年) | [10] 26,265 |
2010年(平成22年) | [11] 26,469 |
2011年(平成23年) | [12] 26,763 |
2012年(平成24年) | [13] 27,183 |
駅周辺
さいたま市緑区役所は国際興業バスでのアクセスとなる。
当駅から東川口方向に進むとすぐに中線が本線に合流する。そのあと見沼代用水の西べりをわたると見沼田んぼが広がる。見沼代用水の西べりから同じ見沼代用水の東べりまでは、武蔵野線の線路は見沼田んぼの中を通る。見沼田んぼの中間を通る芝川をわたり、東べりを過ぎると川口市に入り、その後は引き続き東川口方向の線路際に住宅が広がる。
駅周辺にはスクランブル交差点が整備されている。また、市街開発が行われる前の土地は田畑が多かったため、区画整理が施されている。
警察署・交番
- 浦和東警察署
- 浦和東警察署 東浦和駅前交番
公的施設・医療機関
学校
- 浦和明の星女子中学校・高等学校
- 小松原学園グラウンド
- 埼玉県立川口北高等学校
- 埼玉学園大学・川口短期大学
- 浦和大学・浦和大学短期大学部
- さいたま市立東浦和中学校
- さいたま市立尾間木中学校
- さいたま市立尾間木小学校
- さいたま市立大牧小学校
- さいたま市立向小学校
- さいたま市立中尾小学校
- さいたま市立芝原小学校
- 川口市立在家中学校
- 川口市立北中学校
- 川口市立在家小学校
- 川口市立柳崎小学校
公園・史跡など
- 見沼田んぼ
- 見沼通船堀
- 見沼通船堀公園
- さいたま市立浦和くらしの博物館民家園
- 井沼方公園
- 大崎公園
- 氷川女体神社
- さいたま市園芸植物園
- 大間木公園
- 東浦和中央公園
- 東浦和南公園
- 東浦和第一公園
- 東浦和第二公園
- 和田公園
- 梅所第一公園
- 柳崎第三公園
- さいたま市見沼ヘルシーランド
- クリーンセンター大崎(清掃工場)
- 尾間木配水場
郵便局・金融機関
店舗
バス路線
乗り場 | 系統 | 主要経由地 | 行先 | 運行会社 | 備考 | |
---|---|---|---|---|---|---|
東浦和駅 | 1 | 蕨02 | 北園住宅・伊刈消防署・宮根 | 蕨駅東口 | 国際興業 | |
西川07 | 北園住宅・伊刈消防署・前川住宅 | 西川口駅東口 | ||||
東浦11 | 北園住宅 | 神根福祉センター | 運行日:平日21:15発(土日祝運休) | |||
2 | 東浦82 | 木曽呂・新町 | 新井宿駅 | |||
東浦82-2 | 木曽呂 | 石神中 | 深夜バス有(平日のみ) | |||
南浦60 | 木曽呂・差間中央・北原台 | 東川口駅南口 | 運行日:平日1:33発(深夜バス) | |||
3 | 東浦01,浦04-2 | 尾間木・松ノ木東公園 | 馬場折返場 | |||
東浦02 | 尾間木・松ノ木東公園・野田小学校 | 浦和東高校 | 運行日:平日7:41発(土日祝運休) | |||
東浦81,浦04-3 | 尾間木・松ノ木東公園・野田小学校 | さいたま東営業所 | 深夜バス有(平日・土曜) | |||
4 | 浦09 | 浅間下・花月 | 浦和駅東口 | 深夜バス有(平日・土曜) | ||
東浦80-2 | 浅間下 | 花月 | 運行日:土日祝21:51、22:38発(平日運休) | |||
東浦03 | 中丸団地中央・プラザイースト南 | 緑区役所 | ||||
東浦05 | 中丸団地中央・プラザイースト南・市立病院 | 南台 | 運行日:平日11時台の2本のみ | |||
東浦05-2 | 中丸団地中央・プラザイースト南・市立病院・南台 | さいたま東営業所 | 運行日:平日のみ | |||
5 | 浦04,浦04-2,浦04-3 | イーストシティ・明花 | 浦和駅東口 | |||
東浦和駅南 | 川口04 | 柳崎公園・道合西・川口高校 | 神根循環:川口市立医療センター | 川口市コミュニティバス みんななかまバス | 運行日:平日・土曜 |
- 1・2番のりば発着系統は鳩ヶ谷営業所、3~5番のりば発着系統はさいたま東営業所が運行。
- みんななかまバス=川口市コミュニティバス 運行は国際興業バス
- 東浦和駅南=県道235号線沿い、柳崎県営住宅バス停付近
以下の深夜バス・深夜急行バスが当駅終点で運行されている。(両便ともに運行は鳩ヶ谷営業所)
さいたま市浦和駒場スタジアム、埼玉スタジアム2002でのJリーグ、サッカー日本代表戦開催時は直通シャトルバスが運行される。ただし、原則として浦和レッドダイヤモンズまたは日本代表主催試合のみの運行で、大宮アルディージャ主催試合の場合は、混雑する浦和レッズ戦以外は原則として駒場スタジアム、埼玉スタジアムともに直通バスは運行されない[6]。
歴史
武蔵野線開業時は、将来都市高速鉄道7号線(現・埼玉高速鉄道線)との乗換駅になる予定であった[7]が、1985年の運輸政策審議会答申第7号で鳩ヶ谷市(現・川口市)中央以北での同路線のルートが変更されたため、埼玉高速鉄道線との乗換駅は隣の東川口駅となった。
- 1973年(昭和48年)4月1日 - 日本国有鉄道(国鉄)の駅として開業。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により、JR東日本の駅となる。
- 2001年(平成13年)11月18日 - ICカードSuica供用開始。
- 2010年(平成22年)1月 - 東京圏輸送管理システム(ATOS)を導入。
- 2010年(平成22年)3月 - 列車事故を防止するために、ホーム端に青色LEDの照明器具を設置し、使用開始。
隣の駅
- 東日本旅客鉄道
- テンプレート:Color武蔵野線