田川伊田駅

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テンプレート:駅情報 田川伊田駅(たがわいたえき)は、福岡県田川市大字伊田にある、九州旅客鉄道(JR九州)・平成筑豊鉄道である。

JR九州の日田彦山線と、平成筑豊鉄道の伊田線田川線の3路線が乗り入れている。平成筑豊鉄道の2路線はいずれも当駅が終点である。

平成筑豊鉄道の駅についてはディスカウントストア「MrMax」を運営する株式会社ミスターマックスネーミングライツを取得し、2009年4月1日より愛称付きの駅名がMrMax田川伊田駅となっている。

歴史

駅構造

島式ホーム2面4線を有する地上駅。駅本屋側ホーム(1・2番線)は平成筑豊鉄道が使用し、もう一方のホーム(3・4番線)はJRが使用する。両者の線路はつながっている。改札は(隣り合ってはいるが)別々に設置されており、ホームへは地下通路(線路は高架上にあるため、通路自体は地平レベル)を通っていく。 駅構内に平成筑豊鉄道田川線・伊田線田川伊田駅がある。

JRの駅はJR九州鉄道営業が駅業務を行う業務委託駅である。みどりの窓口が設置されている。

利用状況

平成筑豊鉄道 - 2011年度の1日平均乗降人員は1,014人である[1]

駅周辺

バス

  • 西鉄バス西鉄バス筑豊) - 金田・小倉方面は駅向かい、後藤寺・福岡方面は駅から約100m離れた福岡県道204号田川犀川線上。
  • 田川市コミュニティバス - 伊加利方面は駅向かい(西鉄バス金田・小倉方面と同位置)、松原団地・金川・田川市立病院方面および施設循環線は駅舎前。
  • 大任町コミュニティバス - 駅向かい(西鉄バス金田・小倉方面と同位置)

駅名について

田川市は、昔の伊田町後藤寺町が合併して発足した市である。市制施行以前から伊田町の中心駅「伊田駅」、同じく後藤寺町の中心駅「後藤寺駅」が存在していた。その歴史の経緯から市制施行以後も田川市の中心地は伊田地区、後藤寺地区に二分されたままであり、市の中心駅も伊田駅と後藤寺駅の両方という扱いのため、外部のものには「どちらが中心駅か分からない」「田川市の駅なのに田川を名乗らないのは分かりにくい」という意見が絶えなかった。そのため、中心駅として伊田駅か後藤寺駅のどちらかを 「田川駅」にしようという案が浮上。伊田、後藤寺双方の地元商店街を巻き込んで、どちらが田川駅と名のるか大論争に発展した。 最終的に田川市民にアンケートを取り、様々な検討を重ねて、伊田、後藤寺の両駅名の頭に「田川」の二文字を付けることが決まり 現在の名前に落ち着いた。地元では現在でも「伊田駅」「後藤寺駅」のように、頭の「田川」を省いて言うことが多い。

駅ビル再整備計画

現駅ビルは、1990年に完成した3階建ての洋風建築であり、銀行や飲食店がテナントとして入居していたが、2010年度までにすべて撤退した[2]。活性化を図るため、田川市がJR九州から駅ビルを買い取って観光拠点として再整備する計画が進行中である[3]。田川市の平成26年度(2014年度)予算に、駅舎購入費として1000万円が計上されている[4]

隣の駅

九州旅客鉄道
日田彦山線
テンプレート:Color快速(上り1本のみ運転)
香春駅田川伊田駅田川後藤寺駅
テンプレート:Color普通
一本松駅 - 田川伊田駅 - 田川後藤寺駅
平成筑豊鉄道
伊田線
下伊田駅 - 田川伊田駅
田川線
上伊田駅 - 田川伊田駅

脚注

テンプレート:脚注ヘルプ テンプレート:Reflist

関連項目

外部リンク


テンプレート:日田彦山線 テンプレート:平成筑豊鉄道田川線 テンプレート:平成筑豊鉄道伊田線

  1. 田川市 ことしの事業と統計 (運輸・通信) 平成筑豊鉄道乗降人員
  2. 1位「コンビニ」 JR田川伊田駅ビル内欲しい施設、市アンケート」西日本新聞 2014/06/06付 朝刊
  3. 伊田駅ビル観光拠点に 田川市、JRから購入予定 15年度開設目指す」西日本新聞経済電子版 2013年12月12日
  4. 平成26年度 田川市予算書 (4月臨時会提出) 」 201ページに、「田川伊田駅駅舎購入費 10,000千円」の記載あり。