南富山駅
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南富山駅(みなみとやまえき)は、富山県富山市大町にある富山地方鉄道の駅。富山市内軌道線の正式な名称は「南富山駅前駅」である。
隣接して富山市内軌道線の車庫である南富山車両区や、富山地鉄の社員研修センターなどが設置されている。
利用可能な鉄道路線
駅構造
不二越線・上滝線は、島式ホーム1面2線の地上駅。当駅は、不二越線の終着駅・上滝線の起点駅であるが、両線で全列車が相互直通運転を行っている。 終日、駅員が配置されている。 富山市内軌道線は、相対式ホーム2面2線の地上駅で、乗車専用ホーム部分は単線。乗車ホーム手前の複線部分に降車専用ホームを設けている。
のりば
鉄道線 | |||
1 | ■不二越線 | 稲荷町・電鉄富山方面 | |
---|---|---|---|
2 | ■上滝線 | 上滝・岩峅寺方面 | |
軌道線 | |||
■富山市内軌道線 | 富山駅前・県庁前・大学前方面 |
南富山車両区
富山市内軌道線の車両が所属し、日常検査を行う。1967年(昭和42年)に千歳町車庫が現在地近くに移転して開設されたもので、移転・開設当初は堀川車庫と称した。その後、1980年代に入り、富山市の都市計画に支障するため1985年(昭和60年)3月に現在の場所に新築移転したもの[1]。1985年の移転以前は工場機能も有していたが、この移転時に規模が縮小されて検車専門となり、工場機能は鉄道線の稲荷町車両基地に統合された[1]。
なお、富山地方鉄道発足当時、富山市内軌道線の車庫は現在の地鉄ビル前停留場の近くにあり、桜町車庫と称していた。この車庫が1951年(昭和26年)に移転して千歳町車庫となり、更に1967年(昭和42年)に再度移転して堀川車庫・南富山車両区となった。
駅周辺
- 富山県立富山高等学校
- 富山県立富山いずみ高等学校
- 富山市立堀川中学校
- ヤマダ電機テックランド富山山室店(東へ徒歩15分)
- 富山市立堀川南小学校
- 富山市立堀川小学校
利用状況
「富山市統計書」によると、2011年度の1日平均乗車人員は559人であった。
なお、2004~2011年度の1日平均乗車人員は以下の通りである。
- 523人(2004年度)
- 559人(2005年度)
- 580人(2006年度)
- 547人(2007年度)
- 539人(2008年度)
- 528人(2009年度)
- 540人(2010年度)
- 559人(2011年度)
歴史
- 1914年(大正3年)12月6日 - 富山軽便鉄道(現在の不二越線・後の笹津線)富山 - 笹津間開業時に堀川新駅として開業。
- 1915年(大正4年)3月13日 - 富山電気軌道(現在の富山市内軌道線)の堀川新駅開業。
- 1921年(大正10年)
- 1933年(昭和8年)4月20日 - 富山鉄道南富山 - 笹津間(後の笹津線)廃止。
- 1943年(昭和18年)6月11日 - 富山地方鉄道富山市内軌道線の堀川新駅を南富山駅前駅に改称。
- 1950年(昭和25年)9月1日 - 笹津線が富山地方鉄道により、大久保町まで営業再開。
- 1975年(昭和50年)4月1日 - 笹津線廃止。
隣の駅
脚注
関連項目
テンプレート:富山地方鉄道不二越線・上滝線 テンプレート:富山地方鉄道富山市内軌道線
テンプレート:富山地方鉄道笹津線