阪本順治
テンプレート:存命人物の出典明記 テンプレート:ActorActress 阪本 順治(さかもと じゅんじ、1958年10月1日[1] - )は、日本の映画監督、脚本家。大阪府堺市出身[2]。
経歴
横浜国立大学在学中より石井聰亙、井筒和幸、川島透の現場にスタッフとして参加する[3]。1989年、赤井英和主演の『どついたるねん』にて監督デビューを果たし、芸術選奨文部大臣賞新人賞、日本映画監督協会新人賞、ブルーリボン賞最優秀作品賞を受賞する[4]。2000年、深作欣二監督『仁義なき戦い』(1973年)をリメイクした『新・仁義なき戦い』を監督する[5]。同年、藤山直美主演の『顔』で第25回報知映画賞作品賞を受賞した[6]。2002年、日韓合作映画『KT』が公開される[7]テンプレート:Refnest。2007年、風吹ジュン主演の『魂萌え!』が公開される[8]。2008年、タイでの幼児売買春と臓器密売を扱った『闇の子供たち』が公開される[9]。同年、藤原竜也主演の『カメレオン』を監督する[10]。2010年には、香取慎吾主演の『座頭市 THE LAST』が公開されたほか[11]、仲村トオル主演の『行きずりの街』が公開された[12]。2011年、布袋寅泰「PROMISE」のミュージック・ビデオを監督する[13]。2012年、原田芳雄の遺作となった『大鹿村騒動記』が第33回ヨコハマ映画祭作品賞を受賞する[14]。同年、吉永小百合を主演に迎えた東映創立60周年記念映画『北のカナリアたち』が公開される[15]。2013年、M資金をめぐる経済サスペンス『人類資金』が公開される[16]。2014年、一青窈「蛍」のミュージック・ビデオを監督する[17]。
スタイルと影響
北野武とならんで「撮影所以後」を代表する映画監督のひとりとされている[18]。俳優の佐藤浩市、原田芳雄、岸部一徳、真木蔵人、豊川悦司、國村隼らとたびたび組んでいるが、それは彼らしかできない役だとの真剣な思いで起用したのであり、「『阪本劇団』などといわれるが、俺たちは『なかよしクラブ』などではない」と著書『孤立、無援』で語っている[19]。影響を受けた映画監督にはフェデリコ・フェリーニを挙げている[20]。
フィルモグラフィー
映画
- どついたるねん(1989年)
- 鉄拳(1990年)
- 王手(1991年)
- トカレフ(1994年)
- BOXER JOE(1995年)
- ビリケン(1996年)
- 傷だらけの天使(1997年)
- 愚か者 傷だらけの天使(1998年)
- 顔(2000年)
- 新・仁義なき戦い(2000年)
- KT(2002年)
- ぼくんち(2003年)
- この世の外へ クラブ進駐軍(2004年)
- 亡国のイージス(2005年)
- 魂萌え!(2007年)
- 闇の子供たち(2008年)
- カメレオン(2008年)
- 座頭市 THE LAST(2010年)
- 行きずりの街(2010年)
- 大鹿村騒動記(2011年)
- 北のカナリアたち(2012年)
- 人類資金(2013年)
ミュージック・ビデオ
著書
脚注
注釈
出典
関連書籍
外部リンク
テンプレート:阪本順治監督作品 テンプレート:毎日映画コンクール監督賞 テンプレート:ブルーリボン賞監督賞
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