ラストクリスマス (テレビドラマ)
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テンプレート:基礎情報 テレビ番組 テンプレート:Sidebar with collapsible lists 『ラストクリスマス』とは、2004年(平成16年)10月11日から12月20日まで、フジテレビ系で月曜日21:00 - 21:54に放送されていた日本のテレビドラマ。主演は織田裕二。
初回は21:00 - 22:09拡大、最終回は21:00 - 22:24の拡大。全11回。平均視聴率21.6%、最高視聴率は25.3%。
あらすじ
春木健次(織田裕二)はさわやかで仕事もできる36歳のスポーツ用品の会社員だが、なぜか独身。仕事で海外出張中、会社の秘書・青井由季(矢田亜希子)と出会い、彼女にとても清楚でおとなしいイメージを持った。しかし帰国後、徐々に由季の本性が明らかになっていく…。
概要
織田裕二は『東京ラブストーリー』以来、13年ぶりに月9で主役を演じた。また、『東京ラブストーリー』を手掛けた脚本の坂元裕二とプロデューサーの大多亮が再びタッグを組むことでも話題になった。このように月9の黄金期を築いたスタッフ、俳優が再集結することで、月9のラブストーリー路線の再確認、原点回帰を志向した作品となった。
主題歌は、織田裕二が担当し、イギリスの音楽グループワム!(Wham!)が1984年にリリースした大ヒット曲『ラスト・クリスマス』のカバーを歌っている。
後に数々のドラマ・映画を手掛ける菅野祐悟の劇伴デビュー作でもある。
出演者
- 春木健次(36) - 織田裕二
- ハートスポーツ第一事業部主任。仕事も出来、女性から人気があり、部下からの信頼も厚い。しかし、プライベートでは婚約者だった仁美から婚約を解消され現在独身である。そんな中、仕事で行ったニュージーランドにて、取締役である新谷の秘書を勤めている清楚な女性、由季と出会う。
- 青井由季(24) - 矢田亜希子
- 新谷から抜擢され、秘書を勤める清楚な女性。だが昔はレディースでバリバリのヤンキーだった。今はその本性を隠して社内では清楚に振舞っている。ある日、偶然健次の隣の部屋に引っ越してくる。
- 日垣直哉(26) - 玉木宏
- ハートスポーツ商品開発部勤務。若くしてヒット商品を手がけており社内からも一目置かれる存在だが、強情な性格ゆえ生意気だと思われることも少なくない。入社以来、律子のことを4年間思い続けているが、相手にされないので、ほかの女性と多数付き合っているプレイボーイ。
- 葉山達平(23) - 森山未來
- ハートスポーツ入社1年目。第一事業部勤務で健次の後輩。恋愛下手であり、恭子のことが好きだが魔性の女・彩香の罠にはまっていく。
- 藤沢律子(26) - 片瀬那奈
- ハートスポーツ商品開発部とタイアップしているデザイナー。大学時代に恋焦がれていた恩師の死が忘れられず、直哉をふりつづけている。しかし、心の底では…。
- 高瀬彩香(23) - MEGUMI
- 現在はハートスポーツに勤務している派遣社員。由季とはレディース時代からの知り合い。派遣社員であることをいいことに多数の男性と付き合い、貢がせている魔性の女。前の会社では「ラブテロリスト」と呼ばれていたという。
- 須藤恭子(22) - 田丸麻紀
- ハートスポーツの受付嬢。達平から惚れられる。
- 本山美樹(26) - 坂下千里子
- ハートスポーツ秘書課に勤めるOLで由季の同僚。
- 塚本信輔(25) - 坂本雄吾
- ハートスポーツ入社3年目、第一事業部勤務で健次の後輩。
- 柴田幸子(34) - りょう
- ハートスポーツが協賛するラジオのDJ(「サリー柴田」という名前)。健次の高校時代の後輩であり、高校時代は健次のことをひそかに想っていたというが、既婚者。しかし、旦那との関係がうまくいっていないらしく健次を頼るようになる。健次のことは「けんにー」と呼ぶ。
- 白河仁美(33) - 桜井幸子(特別出演)
- 健次の大学時代の後輩で、元婚約者。健次のことが忘れられない。
- 新谷伍郎(36) - 伊原剛志
- 健次の上司でハートスポーツ取締役。健次とは大学時代からの友人であり、女に飢えている。由季のことが好きだったがふられ、その後彩香と付き合うように。寒いオヤジギャグをいつもかます。
- 春木貴子(62) - 加賀まりこ
- 健次の母親。寝たきり状態が10年間も続いており入院中。健次の婚約解消は自分のせいだと責任を感じている。
- 澤口孝太郎(62) - 児玉清
- 由季の主治医。由季の病気と5年間付き合ってきた。
ゲスト
- 杉村行彦-勝村政信…幸子の旦那(2-4話)
- 幸子が健次に気があるのではないかと疑い、健次の部屋までやってきて幸子との関係を持つなと言い放つが…
- 白河正平-金田明夫…仁美の父親(7話)
- 白河桃江-田島令子…仁美の母親(7話)
- 西条雅人-津田寛治…仁美の旦那(7話)
- 藤本香澄-梅宮万紗子…伍郎の見合い相手(7話)
- 新谷? -勝部演之…伍郎の父親(7, 9話)
- 松田志穂-山口紗弥加…由季・彩香の元レディース仲間(8話)
- 青井和夫-尾藤イサオ…由季の父親(10話)
- 飯倉康恵-奥貫薫…由季と同じ病室だった患者(10話)
エキストラ
テアトルアカデミー、放映プロジェクト、古賀プロダクション、稲川素子事務所、オスカープロモーション、劇団東俳、芸優、FCプラン、フジテレビクラブ会員の皆様
スタッフ
- 脚本:坂元裕二
- 企画・プロデュース:大多亮(フジテレビ)
- プロデューサー:現王園佳正(フジテレビ)・岩田祐二(共同テレビ)
- 演出:西谷弘(1,2,5,8,10,11話・共同テレビ)、村上正典(3,6,9話・共同テレビ)、永山耕三(4話・フジテレビ)、河野圭太(4話・共同テレビ)、成田岳(7話・フジテレビ)
- 音楽:菅野祐悟
- 制作:フジテレビジョン
- 制作協力:共同テレビジョン
- 広報 谷川有季
- スチル:村上晃司
- ホームページ:丸谷利一
- スケジュール:加門幾生
- 製作担当:香川智宏
- 製作主任:山田大作 田村豊
- 記録:田中久美子 河野ひでみ 渡辺美恵
- 演出補:岩田和行
- 演出助手:佐藤源太
- プロデュース補:榊原妙子
- 技術プロデュース:友部節子
- TD・撮影:北山義弘
- 照明:田部谷正俊
- 撮影:竹内義仁
- 映像:青田保夫
- 音声:渡部満裕
- 編集:山本正明
- VTR編集:浅沼美奈子
- 選曲:藤村義孝
- 音響効果:近藤隆史
- MA:上杉春奈
- 美術プロデュース:杉川廣明
- デザイン:柳川和央
- 美術進行:宮崎淳一
- 大道具:大地研之
- 操作:山口貴幸
- 装飾:錦織洋史
- 持道具:鹿瀬美香
- 衣装:森岡美代
- スタイリスト:北村勝彦 西ゆり子
- メイク:坂元敬子 藤井裕子 武田千巻
- 視覚効果:江崎公光
- 電飾:鈴木健也
- アクリル装飾:中村哲治
- 生花装飾:勝野純子
- 植木装飾:原利安
- 建具:阿久津正巳
- 医療指導:根元健二(本田病院)
- フードコーディネーター:網代紫乃
- 海外コーディネーター:武井浩明
- スポーツコーディネーター:松岡点
- ダンス指導:水口徳峰
- ドッグトレーナー:小笠原一男
- チューニング指導:鎌田英彦 高野純司
テーマ曲
- 主題歌:「ウェイク・ミー・アップ・ゴー!ゴー!」織田裕二 with ブッチ・ウォーカー
- オープニングタイトル:「ラスト・クリスマス」織田裕二 with ブッチ・ウォーカー
サブタイトル
各話 | 放送日 | サブタイトル | 視聴率 |
---|---|---|---|
第1話 | 2004年10月11日 | 秘密の二人 | 22.3% |
第2話 | 2004年10月18日 | 奇跡の夜 | 21.1% |
第3話 | 2004年10月25日 | 涙の抱擁 | 20.3% |
第4話 | 2004年11月01日 | 幸せの絆 | 20.9% |
第5話 | 2004年11月08日 | 輝くキス | 25.3% |
第6話 | 2004年11月15日 | もう一度 | 21.9% |
第7話 | 2004年11月22日 | 別れよう | 19.0% |
第8話 | 2004年11月29日 | 心の握手 | 20.2% |
第9話 | 2004年12月06日 | 天使の雪 | 22.2% |
第10話 | 2004年12月13日 | 約束の海 | 20.8% |
第11話 | 2004年12月20日 | 幸せのオーロラ | 22.9% |
平均視聴率 21.6%(視聴率は関東地区・ビデオリサーチ社調べ)