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テンプレート:Infobox 株式会社日刊スポーツ新聞社(にっかんスポーツしんぶんしゃ、英語:The Nikkan Sports News)は、スポーツ新聞『日刊スポーツ』を発行する日本の新聞社である。新聞発行以外にも、デジタル媒体の運営、文化事業や賞の主催・表彰等も行っている。
概要
現在は朝日新聞グループの新聞社だが、元々、日本初のスポーツ新聞を発行する独立系新聞社としてスタートした経緯がある。
日刊スポーツ新聞社の管轄地域は東日本全域である。仙台市に総局、盛岡市と静岡市に支局がある。
日刊スポーツを発行する新聞社は、他に北海道日刊スポーツ新聞社(対象地域:北海道地方)と日刊スポーツ新聞西日本(対象地域:近畿地方、北陸地方、静岡県を除く東海地方、中国地方、四国地方、沖縄県を除く九州地方)があり、いずれも日刊スポーツ新聞社の子会社である。なお沖縄県では朝日新聞と提携がある沖縄タイムスとフランチャイズ提携をして発行している(クレジットは「沖縄タイムス社」)。
沿革
- 1946年 - 『日刊スポーツ』を創刊。
- 1951年 - 株式会社に改組し、社名を日刊スポーツ新聞社とする。
- 1957年 - 大阪市の『オールスポーツ』(オールスポーツ新聞社発行)[1]を日刊スポーツと改め、大阪市に大阪日刊スポーツ新聞社を設立。
- 1962年 - 札幌市に北海道日刊スポーツ新聞社を設立。
- 1977年 - 北九州市に西部日刊スポーツ新聞社を設立。
- 1986年 - 英国ロンドンで国際衛星版の印刷、発行を開始。
- 1987年 - 多色紙面の第1号を発行。
- 1992年 - 朝日新聞社、日刊スポーツ印刷社と共同出資の総合印刷工場・朝日日刊スポーツ印刷社が完成。
- 1995年 - 大阪日刊スポーツ新聞社名古屋支社を会社分割し、名古屋日刊スポーツ新聞社を設立。
- 1996年 - 日刊スポーツNYビル竣工。
- 1997年 - Webサイト『Nikkansports.com』開設。
- 2002年 - 電子電波情報本部が編集局より独立。
- 2004年 - 情報システム本部をシステム局、電子電波情報本部を電子メディア局に組織改編。
- 2007年 - ソーシャル・ネットワーキング・サービス『ニッカンスポーツ・スクエア(NS2=エヌスク)』スタート。
- 2008年 - 競馬G1特集号(タブロイド版)発行開始。
- 2009年4月1日 - 大阪、西部、名古屋の3社が合併し、日刊スポーツ新聞西日本を設立。
- 2009年4月28日 - 世界卓球選手権横浜大会(5月5日まで開催)の事務局として、大会運営を担う。
- 2010年 - 6局1本部1室体制(総務局、システム局、編集局、電子メディア局、広告局、販売局、企画事業本部、経営企画室)から、4センター1室(業務管理センター、情報センター、編集制作センター、営業センター、経営戦略室)に組織再編。
- 2011年12月16日 - 『月刊AKB48グループ新聞』を創刊。
事業
- 新聞事業
- スポーツ新聞『日刊スポーツ』の発行
- AKB48および姉妹グループを題材とした『月刊AKB48グループ新聞』の発行
- 電子メディア事業
- Webサイト『Nikkansports.com』の運営
- SNSサイト『ニッカンスポーツ・スクエア(NS2=エヌスク)』の運営
- 携帯サイト『朝日・日刊スポーツ』の運営
- イベント事業
関係者
関連項目
脚注
- ↑ オールスポーツは神戸市の神港夕刊新聞社が関西を基盤として発行していたブロックスポーツ紙であったが、経営難に陥ったため、枚方市の朝日新聞宅配店(現「ASA」)を経営していた折田平市が仲介役となって、朝日新聞社と日刊スポーツ新聞社に経営権を移譲したものである。(参考:関心空間・オールスポーツより)