スカパー!プレミアムサービス
スカパー!プレミアムサービス(英称「SKY PerfecTV! Premium Service」)は、有料放送管理事業者のスカパーJSAT株式会社が運営する衛星一般放送(東経124度・128度CSデジタル放送)のプラットフォームである。
東経124度通信衛星(JCSAT-4B)及び同128度通信衛星(JCSAT-3A)を用いて、衛星一般放送事業者4社(スカパー・ブロードキャスティング、QVCサテライト、ジュピターサテライト放送、第一興商[1])が放送している各種テレビ・ラジオの専門チャンネルを配信するサービスである。また、運営するスカパーJSATは視聴契約・料金収受・番組案内・マーケティングや、受信装置の企画・販売・レンタル、設置工事の斡旋といった業務も担っており、各放送事業者と視聴者との橋渡し役となっている。 テンプレート:Seealso
放送開始時は「パーフェクTV!」、以後「スカイパーフェクTV!」、「スカパー!」と名乗っていた。2012年(平成24年)10月1日から現在の名称「スカパー!プレミアムサービス」となっている。2014年8月現在でプレミアムサービス259 チャンネル(うち、ハイビジョンチャンネル116・ラジオ100チャンネル)、スカパー69チャンネル(うち、ハイビジョンチャンネル35チャンネル)。
目次
概要
サービスの変遷
- 「パーフェクTV!」と「JスカイB」の合併
- サービス名の「スカパー!」は、同社開始当初の東経128度CS放送プラットフォーム「パーフェクTV!」に、開始間近だった他社後発の東経124度CS放送プラットフォーム「JスカイB」が合併して出来た「スカイパーフェクTV!」の略称として公式に使用してきた用語を正式名称化したものであった。なお、英語表記はスカイパーフェクTV!時代からの「SKY PerfecTV!」を引き続き使用していた。このため合併以後、東経128度通信衛星での放送を「パーフェクTVサービス」、東経124度通信衛星での放送を「スカイサービス」と呼んでいる。
- 「スカパー!」へ変更
- 2012年(平成24年)10月1日よりスカパーJSATにおける多チャンネル放送の統一サービス名として「スカパー!」を使用。そのうち衛星基幹放送(BSデジタル放送および東経110度CSデジタル放送)プラットフォームを「スカパー!」(旧・スカパー!e2)[2]、光放送サービスを「スカパー!プレミアムサービス光」(旧・スカパー!光」)[3]という名称で運営している。詳細は当該項目を参照。
- ハイビジョン放送(H.264)の開始
- 2008年(平成20年)10月1日からMPEG4 AVC/H.264で圧縮される放送を開始した。SDに加えてハイビジョン放送(HDTV)が行えるのが特徴。「スカパー!HD」という名称でスタートしたこのサービスは2012年(平成24年)10月1日から「スカパー!プレミアムサービス」となった。専用のH.264に対応したチューナーが必要であった。日本語字幕放送を表示出来る。標準画質放送(MPEG-2)終了後はSD放送もすべてH.264で送信されている。
標準画質放送(MPEG-2)
標準画質放送は1996年(平成8年)9月30日 から2014年5月31日まで放送されていたサービスである。SD画質のみのサービスでMPEG-2方式により圧縮される。英文によるクローズドキャプションの表示が可能。H.264による放送が開始された2008年(平成20年)10月1日からH.264放送と区別するため名称が「スカパー!SD」となり、2012年(平成24年)10月1日から放送終了までは「スカパー!プレミアムサービス(標準画質)」となっていた。サービス終了でH.264へ移行しなかったとみられる25万2027件が解約した。
「スカパー!プレミアムサービス」と「スカパー!」
スカパー!がBSデジタルアンテナとテレビやレコーダーなどに予め内蔵されたチューナーで手軽に加入・視聴・録画できる点が強みなのに対し、「スカパー!プレミアムサービス」はチャンネル数およびハイビジョンチャンネル数の多さをアピールポイントとしている(「チャンネル数」及び「スカパー! チャンネル一覧」参照)。
なおスカパー!で放送されているチャンネルの大半はスカパー!プレミアムサービスでも放送されている(2013年(平成25年)4月時点でスカパー!のみの放送でスカパー!プレミアムサービスでは放送していないチャンネルは「TAKARAZUKA SKY STAGE」のみとなる)。一方「グリーンチャンネル」を除く公営競技やアダルトチャンネル及び日経CNBCはプレミアムサービスのみの放送となっている。
「スカパー!プレミアムサービス」のICカードにはチューナー機器情報が含まれているため、型番が異なるチューナーでの使用はできず、その旨のメッセージが表示される(対して、スカパー!で用いるB-CASカードは互換性があり、対応機器なら挿し替えても使える)。
沿革
- 1996年(平成8年)9月30日 - 日本デジタル放送サービス(のちスカイパーフェクト・コミュニケーションズ、現・スカパーJSAT)、通信衛星JCSAT-3を使用する「パーフェクTV!」を開始。日本におけるデジタル放送の草分けである。
- 1997年(平成9年)12月 - 同じJCSAT衛星を利用していてチューナーが共有できるという観点から業務提携を結んでいたジェイ・スカイ・ビー(JスカイB)と対等合併に合意(存続会社は日本デジタル放送サービス)。
- 1998年(平成10年)4月25日 - JスカイBとの合併(同年5月1日)に先立ち、プラットフォーム名を「スカイパーフェクTV!」に変更。通信衛星JCSAT-4(のち国外売却し現在の呼称はIntelsat 26)を使用する「スカイサービス」が始まる。旧パーフェクTV!は「パーフェクTV」サービスとなる。
- 1999年(平成11年) - スカイサービスの使用衛星を、JCSAT-4から新たに打ち上げたJCSAT-4A(現・JCSAT-6)へ変更。
- 1999年(平成11年) - 2000年(平成12年) - スカイパーフェクTV!代理店で当時光通信完全子会社として受信機器のレンタルなどを行っていたデジタルクラブ(のちクラビットに改称、現・ブロードメディア)の一部加盟取次店による強引な勧誘・加入契約などが社会問題化。2002年(平成14年)4月に同社の代理店契約を解除。
- 2000年(平成12年)10月 - ディレクTV廃局に伴い、ディレクTVで放送していたチャンネルの一部が、この日までに移行を完了し放送開始。
- 2005年(平成17年)5月 - 同年2月に設立した子会社のスカパー・マーケティグ、アンテナ・チューナーのレンタルサービス(スカパー!レンタルサービス)をスタート(2007年(平成19年)、全事業をスカイパーフェクト・コミュニケーションズが引き継ぎ解散)。
- 2006年(平成18年)10月 - 160GBのHDDを内蔵させたチューナーのレンタルサービス「スカパー!DVR」をスタート、更に1つのアンテナで2つのチューナーが接続できるアンテナの提供も行う(各チューナーごとの契約は必要)。
- 2007年(平成19年)3月 - パーフェクTVサービスの使用衛星を寿命の近かったJCSAT-3から前年に打ち上げた代替機・JCSAT-3Aへ変更のうえ、送信出力増強。
- 2008年(平成20年)10月1日 - H.264/AVC、DVB-S2方式を用いたハイビジョン放送15チャンネル(うちPPV6ch、プレミアム4ch、ベーシック5ch)を加えたサービス「スカパー!HD」を開始。従来からのMPEG-2 TS、DVB-S方式標準画質放送のみのサービスは「スカパー!SD」と呼称し「スカパー!」は両サービスの総称になるとともに同社運営の東経110度CSデジタル放送プラットフォーム「スカパー!e2(同日「e2 by スカパー!」より変更)」、子会社オプティキャストが運営(2014年、オプティキャストがスカパーJSATへ合併し直営)する光放送の「スカパー!光」などを含めたスカパーJSATグループにおける多チャンネル放送のブランド名ともなる。
- 2009年(平成21年)10月1日 - スカパー!HDに約60チャンネル(うちPPV8ch、プレミアム9ch、ベーシック35chなど)追加、ハイビジョン放送は合計70チャンネル以上となる。
- 2010年(平成22年)
- 2012年(平成24年)
- 5月16日 - JCSAT-4B(調達呼称JCSAT-13)打ち上げ。2013年初めまでにスカイサービス使用衛星を更新。
- 9月29日 - スカパー!HDのHDチャンネルが121チャンネルに増加、同時にH.264圧縮のSD放送39チャンネルも開始。これによりMPEG-2に対応していないHD対応チューナーでラジオを除くほぼ全てのチャンネルが視聴できるようになる。
- 10月1日 - 「スカパー!」、「スカパー!e2」、「スカパー!光」を含むスカパーJSATにおける多チャンネル放送の統一ブランド名とし、同時に各サービス名の変更を行う。
- スカパー!e2→スカパー!
- スカパー!HD→スカパー!プレミアムサービス
- スカパー!SD→スカパー!プレミアムサービス(標準画質)
- スカパー!光→スカパー!プレミアムサービス光
- 2013年(平成25年)
- 2014年(平成26年)5月31日 - ショップチャンネル、QVCを除き、スカパー!プレミアムサービス(標準画質)のMPEG-2による標準画質放送を終了[5]。スターデジオは放送を継続する[6]。
(スカパーJSAT#沿革も参照のこと)
放送方式
コピー制御
- 現在、配信している全てのチャンネル・番組において地上デジタル放送やBSデジタル放送で用いられているCGMS-A方式によるコピー制御を行っている。
- その大半は1回の録画だけを許可する「コピーワンス」を採用しており、成人向け放送局や一部のペイ・パー・ビュー番組では録画自体を禁止する「コピー禁止」も採用されている[7]。
ペイ・パー・ビュー(PPV)
- 大半のチャンネルでは月単位で料金が設定されているが、一部では従量課金制の「ペイ・パー・ビュー(PPV)」方式が採用されている。受信機で専用のポータルサイトにアクセスし、見たい番組を選択して視聴する。購入の前には、一定時間プレビューができる。
- 購入した番組の履歴はICカードに蓄積されていき、満杯になると購入できなくなる。カードに溜まったデータは一定期間が経つと電話回線(もしくはインターネット回線)を通じて送信され、記録がクリアされると再度購入が可能となる。このため、受信機の接続や設定を誤るとデータが満杯となり、新たな番組を購入することができなくなるため、注意が必要。
- コンテンツには映画、コンサート、ビデオ映画、アニメ、プロレス、格闘技などがある。中には、権利上の理由でコピーガードがかけられている番組もある(コンサートなど)。
成人向け放送の視聴制限
- 事前に申し込みが必要で、申込書に加えて身分証明書の写しを同封するか、後日ファクスか郵送しなければならない。なお、18歳、15歳、12歳の年齢制限設定つき番組の視聴は証明書の送付は不要。近年は、携帯電話に専用のアプリをダウンロードし、カメラで身分証明書を撮影し送信する方法も登場している。
- 視聴できる年齢の下限は「20歳」であり、CS放送成人番組倫理委員会(CS成倫)の取り決めによりすべての番組に録画禁止が設定されている。ただし、HDでの放送は2010年(平成22年)6月1日よりコピー・ワンスに移行されている。20歳に満たない視聴者を防ぐため、一般の受信機にはペアレンタルコントロール機能が搭載されている。
- 成人向けの専門チャンネルは全部で19ある(いずれもPPVまたはPPD対応)。その他の一般向けチャンネルでも深夜を中心に一部の時間帯で成人向け番組の放送を行っているが、これらも同様に事前の登録が必要となる。
- かつては900番台のチャンネルで月額契約を結んだ場合でもPPV方式の購入手続き(電話回線の接続)が必要だったが、2005年(平成17年)12月より一部ICカード(カード番号が06または11、20から始まるカード)では購入手続き無しで視聴できるようになった。
無料放送
通常はテレビショッピングの専門チャンネルなど、常に視聴料金なしで視聴できる「無料放送」を行っているチャンネルはごく一部のみである。
ただし、CS放送を受信できる環境が揃っている世帯など新規顧客の獲得を目的に、主に毎月第1日曜日の4時から次の日の4時までの24時間に「プレミアムサービス無料の日」[8]と称した一斉無料放送を行っている。さらに2012年(平成24年)10月からは、第1日曜日を含む10日間の無料放送日を年に1 - 2回程度、スカパー!でのそれと同じタイミングで設けている[9][10]。ただし、2013年(平成25年)12月1日をもってMPEG-2による標準画質放送では400番台以外の「無料の日」サービスを終了した。PPVや成人向け放送など、無料開放を実施しないチャンネルや番組も一部ある。
なお、ケーブルテレビの中にはスカパー!から電波の供給を受けて放送している局もあるが、セットトップボックスなど受信機のシステム上の都合で無料放送であっても視聴できない場合がある。
その他、チャンネルによっては宣伝等のため番組間のCM中や一部の番組・時間帯に限って一時的に無料放送を行っているケースもある。
コールサイン(識別信号)
- 電気通信事業者でもあるスカパーJSATが保有する人工衛星(通信衛星)の一般放送用無線設備に対し、スカパー!のサービスに使用する無線局のコールサインが、総務省関東総合通信局より以下のように付与されている。一般放送事業者各団体個別のコールサインはない。
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受信に関して
放送波受信の仕組みと配線
スカパー!プレミアムサービスでは方角の異なる2つの衛星からそれぞれ水平及び垂直の直線偏波として4種類の電波を同時送信する事によって、多くのチャンネルを提供可能としている。スカパー!などのBS(の一部)および東経110度CSデジタル放送は一つの衛星から右旋円偏波として1種類の電波のみであるため実質的に110度の4倍(通信に用いている部分があるので、放送に限ると約3倍)の帯域を使用している。4種類の電波を原則としてチューナーからアンテナに付属するCSコンバーター[11]へ供給する電源に電圧変化あるいはパルス信号を与え、目的のチャンネルを送信している衛星・偏波の組み合わせに一致するよう切り換える必要がある[12]。よって、一般家庭での受信ではアンテナとチューナーの間に分配器を取り付けてはいけないとされている[13])。
- 1出力アンテナ
- 放送開始当初から一つのアンテナにCSコンバーター1系統を搭載した1出力アンテナが販売されている。
- パーフェクTV!とJ・スカイBの合併前(SKYサービス開始前)のアンテナはPerfecTVサービス用の1衛星アンテナで、衛星切換機能はない。どちらかの衛星に向けて使用することになるが、「アンテナあげます!つけます!キャンペーン」の対象となり、申し込むとBSやスカパー!を含めた3衛星(厳密には4衛星)対応アンテナへ交換してもらえる。その他のCS放送用アンテナ(アナログCS用やディレクTV用など)も1衛星用として使用できる。
入力電源と出力電波の相関表
(一般的な家庭用スカパー!プレミアムサービス用アンテナの場合)入力パルス信号 なし 40kHz 入力電圧 DC15V 東経128度(JCSAT-3A)
水平偏波
12.2 - 12.75GHz東経124度(JCSAT-4B)
水平偏波
12.2 - 12.75GHzDC11V 東経128度(JCSAT-3A)
垂直偏波
12.2 - 12.75GHz東経124度(JCSAT-4B)
垂直偏波
12.2 - 12.75GHz出力 ↓どれか1つを変換し伝送
1,000 - 1,575MHz
1系統の出力を2分配した場合のアンテナ出力
(一般的な家庭用スカパー!プレミアムサービス用アンテナの場合)チューナー(1) チューナー(2) アンテナからの出力 備考 JCSAT-3A
水平偏波JCSAT-3A
水平偏波JCSAT-3A
水平偏波衛星・偏波面ともに同一の場合。
両方映るJCSAT-3A
垂直偏波JCSAT-3A
水平偏波JCSAT-3A
水平偏波衛星が同一で偏波面が異なる場合。
水平偏波を選択したチューナー(2)が映るJCSAT-4B
垂直偏波JCSAT-3A
垂直偏波JCSAT-4B
垂直偏波偏波面が同一で衛星が異なる場合。
JCSAT-4Bを選択したチューナー(1)が映るJCSAT-4B
垂直偏波JCSAT-3A
水平偏波JCSAT-4B
水平偏波一方がJCSAT-3A・水平偏波で他方がJCSAT-4B・垂直偏波の場合。
出力はJCSAT-4B・水平偏波になり両方映らないJCSAT-4B
水平偏波JCSAT-3A
垂直偏波JCSAT-4B
水平偏波一方がJCSAT-4B・水平偏波で他方がJCSAT-3A・垂直偏波の場合。
JCSAT-4B・水平偏波を選択したチューナー(1)が映る
- 2出力アンテナ
- 1つのアンテナにCSコンバーター2系統を搭載した2出力アンテナが販売されている。基本的にチューナー1台につきCSコンバーター1系統が必要である点は変わっていない。
- 共同受信で全チャンネル映るようにするには
- マンションなどの同軸ケーブル(2軸)での共同受信(共聴)では、視聴出来ないチャンネルが一部にある。共聴タイプ1~3は、基本的に同軸ケーブルを衛星毎に1軸ずつ使用する方式で、タイプ1の導入当初は帯域が狭かったJCSAT-4(当時)のSKYサービスに地上波(CATVを含む、以下同様)・BSを混合する方式だったが、この方式はBSに追加されたチャンネル(BS-17~23により伝送されるBS234チャンネル以降の大半)や東経110度CSデジタル放送も、JCSAT-4Bにより伝送されるハイビジョンチャンネルも受信できない。JCSAT-3(当時)のPerfecTVサービスに適用すると、ハイビジョンチャンネルに加え標準画質チャンネルの一部もカットされるため、一部のチャンネルが受信できない。タイプ2は1衛星の両偏波を全部伝送する物で、帯域がBSとも競合するため地上波とのみ混合できる。タイプ3はタイプ1を拡張し、タイプ1でカットされる帯域のうち片方の偏波を空き帯域に混合する物であり、どちらの偏波を混合するかによって2方式ある。
- スカパー!プレミアムサービスの全チャンネルを共同受信するには、設備側に2衛星対応4出力アンテナとブロックコンバーター(放送周波数を変則的なCS-IFに変換する装置)、各受信機に端末ブロックコンバーター[14]が必要であり、端末ブロックコンバーターに関してはチューナー毎に1台必要になる。これをやってもスカパー!プレミアムサービスのハイビジョンチャンネル(旧・HD)は周波数帯域が異なるため、大部分のチャンネルが視聴不能である[15]。
- 標準画質チャンネルの放送終了(一部除く)後、段階的に再編成が行われ、2014年10月1日以降はJCSAT-3AのチャンネルはJCSAT3のタイプ3-1でも全部映るようになる見通し。タイプ3-2はタイプ1と同じチャンネルになるため、タイプ3-1への改修が必要になる。JCSAT-4BのチャンネルはJCSAT4のどの方式でも全部映る。
共聴タイプ別の出力形式 共聴方式
受信の可否JCSAT-3A
水平偏波JCSAT-3A
垂直偏波JCSAT-4B
水平偏波JCSAT-4B
垂直偏波備考 タイプ1
(JCSAT3)△ △ - - タイプ1
(JCSAT4)- - △ △ タイプ2
(JCSAT3)◎ ◎ - - タイプ2
(JCSAT4)- - ◎ ◎ タイプ3-1
(JCSAT3)△ △ - - タイプ3-1
(JCSAT4)- - △ △ タイプ3-2
(JCSAT3)△ △ - - タイプ3-2
(JCSAT4)- - △ △ マスプロ2600M ◎ ◎ ◎ ◎ 新2軸 ◎ ◎ △ △ 3軸 ◎ ◎ ◎ ◎ ◎:全チャンネルが映る △:一部のみ映る -:伝送しない
チューナー
パーフェクTV!専用(標準画質、MPEG-2)
- サービス終了
- JスカイBと合併する前、即ち1998年(平成10年)後半頃までに製造・発売されたチューナーではスカパー!SDの「スカイサービス」に対応していないものがあった。また現在のスカイサービスであるJスカイBに対応しているチューナーであっても、衛星切替という操作が必要なものが少なくなかった。
スカパー!プレミアムサービス(標準画質、MPEG-2)
- サービス終了
- 以前は三洋電機などからスカパー!SD対応チューナーが内蔵されたテレビが発売されたほか、日立製作所(事業分割により現・日立コンシューマエレクトロニクス)からは同チューナー内蔵のビデオデッキなどの製品も発売されていた。また「スカパー!DVR」というサービス名で、スカパー!SDのデジタル録画ができるHDDレコーダーを販売・レンタルしていた。
- かつてはソニーが、スカパー!SD専用チューナーでほぼ唯一i.LINKが搭載されたDST-MS9[16]を1999年(平成11年)頃から2年ほど販売していた。i.LINKはMD、かつて生産していたソニー製のD-VHSビデオデッキに対応。i.LINKでTS入出力対応のDVD、BD、HD DVDレコーダーで接続してもデジタル信号のままで記録することも物理的に可能だった(但し保証外)。他に東芝は、自他社のスカパー!チューナーと接続しての連携機能を搭載したDVDレコーダーを発売していた。
- 2009年(平成21年)2月時点でソニー、パナソニック、マスプロ電工及びDXアンテナ[17]、ヒューマックス、スカパーJSAT(ヒューマックスのOEM)から販売・レンタルされていたが、2010年(平成22年)4月末で販売を、同年8月末にはレンタル受付も終了したため、以後の入手方法は中古品などに限られている。2013年(平成25年)5月31日に新規および追加加入受付・チャンネル追加受付を終了した。
スカパー!プレミアムサービス(ハイビジョン・SD画質、H.264)
- チューナー及びチューナー搭載機器
- スカパー!HD対応チューナーはかつてソニーとスカパーJSAT(ヒューマックスのOEM)[18]の2機種が存在したが、2012年(平成24年)3月時点ですでに製造を終了している。またヒューマックス[19][20]も2013年(平成25年)10月時点で在庫のみとなり[21]、現在はスカパーJSAT(パナソニック[22]のOEM)から単体シングルチューナー機、ダブルチューナーのDVR機(チューナー搭載レコーダー)の2種類と、マスプロ[23][24]から販売されている。スカパーJSATではレンタルも可能。これらのチューナーはプレミアムサービス標準画質にも対応している。
- また、スカパー!プレミアムサービス(124/128度CS)チューナーも搭載する4波(うち3波は地デジ、110度BS、110度CS)対応BDレコーダーが2011年(平成23年)、シャープおよびソニーから販売された。ただしMPEG-2方式には対応しておらず、H.264圧縮のSD放送を行わない一部のチャンネルやラジオ放送は視聴できない。
- ハイビジョン録画
- スカパー!プレミアムサービスチューナー(旧スカパー!HDチューナー)でハイビジョン画質のまま保存するには「スカパー!プレミアムサービスLink(録画)」(旧スカパー!HD録画)対応のレコーダーが必要である。ハードディスク(HDD)への録画後、DVDにムーブできる製品は数社が発表しているが、ブルーレイディスク(BD)に保存できるものはソニーが最初に対応製品を発表し、後にパナソニック、シャープ、東芝も対応製品を発表している[25]。
- 外付けHDDやBDへの保存
- 現在(2013年(平成25年))発売されているパナソニック製のチューナーのうち1機種はUSB接続の外付けHDDに、もう1機種は外付けHDDに加え内蔵HDDにも録画可能。またスカパー!プレミアムサービスLink(ダビング)(旧スカパー!ダビング)に対応したBDレコーダーにムーブすることが可能なため、最終的にBDへの保存が可能。
- その他
- フリーオスカイ(2011年(平成23年)9月11日発売)はPCでスカパーが視聴可能となるチューナーである。ただし、コピー制御信号を無視する機能を搭載している事から不正チューナーとして扱われる。
スカパー!プレミアムサービス(4K画質、H.265)
2014年(平成26年)6月2日からスタートしたChannel 4Kおよび、将来行われるスカパーによる4Kサービスのためのチューナー。4K UHD画質の映像を圧縮するためにH.265方式を採用している。著作権保護のためHDCP 2.2対応テレビが必要。60pで行われるが30pテレビでもフレームが劣るものの受信できる。放送から遅れて25日に発売されたシャープのTU-UD1000が第一号機。
アンテナの取付け
衛星からの電波を受信するには、日本国内の加入世帯にパラボラアンテナ(2ビームタイプ)を設ける。
アンテナは南南西の方角に向けて開けた場所に設置する必要があり、日本標準時13時頃に、太陽が見渡せるかどうかが目安となる[26]。
料金と法人契約
一般に公表されている料金は基本的に個人の家庭向け契約が前提のものであり、法人による契約や業務用契約(店舗等で不特定多数に向けて番組を流す場合の契約)の場合は料金が異なる。特に業務用契約の場合は、原則としてスカパー!を通さず、各チャンネルの運営会社と個別に契約を結ぶ必要がある[27][28]。このため第一興商(STAR☆DAM)など一部の事業者では、スカパー!のチャンネルに関する法人・業務用向けパッケージ契約を取り扱っている[29]。
チャンネル数
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かつてのアナログCS放送やケーブルテレビ向けに放送されていた30前後を含む新規のチャンネルが年々増加し、チャンネルの総数は2010年(平成22年)時点で約370となった。しかし放送を終了するチャンネルが相次ぎ、2012年(平成24年)9月時点では338チャンネルに減少した。2013年(平成25年)は一部の標準画質チャンネルやHDチャンネルが主に3月と9月に相次いで終了したためさらに減少し、10月時点でのチャンネル数は259(ハイビジョンは115)である(旧放送事業者制度の下の事業者一覧は[30][31]参照)。
スカパー! チャンネル一覧
キラーコンテンツ
パーフェクTV!時代からJスカイB合併直後までは、プラットフォーム事業者が中心であったが、ペイパービュー・ジャパン(サービス名 パーフェクト・チョイス)と共同して日本初のペイパービュー方式によるハリウッド映画や邦画、米国メジャースポーツ(MLB・NBA・NFL)などの放送がパーフェクTV!視聴者にしか見られない独占コンテンツとして提供された。
また、パーフェクTV!自身の企画番組としても日本初の音楽ライブの生中継として1997年(平成9年)8月には「ハウンドドッグ ライブin名古屋」が放送され、1997年(平成9年)10月11日には東京ドームより日本初のペイパービュー方式による格闘技生中継イベント「PRIDE.1 ヒクソン・グレイシー 対 高田延彦」が放送された。同年、12月には日本初の米国からの音楽ライブのペイパービュー方式による独占生中継「ローリング・ストーンズ Bridges to Babylon ライブ フロム セントルイス」が放送された。ペイパービュー方式ではない独自番組放送として1997年(平成9年)のジョルジオ・アルマーニ来日記念の東京・絵画館前特設ランウエイからの日本初のファッションショー全ての生放送番組や、1997年(平成9年)12月31日に行われた「X JAPAN ラストライブ」のノーカット放送を翌年2月にスペースシャワーTVと共同で実施するなどした。
ただし、これらの一部の格闘技・音楽イベントや、Jリーグなどのスポーツ番組を除いて自前のコンテンツ契約は持っていなかった。というのも、元々パーフェクTV!とその株主はペイ・パー・ビュー・ジャパン(現スカパー・ブロードキャスティング)、JスカイBはスカイエンターテイメント(現在のJ SPORTS)やスカイムービーズ(スター・チャンネルと経営統合)といった独自の番組供給会社を保有していたが、合併時にこれら番組供給会社の株式は旧プラットフォーム会社の株主に譲渡されたいう事情もある。
しかし、1999年(平成11年)頃からWOWOWやディレクTVに対抗するために自前のコンテンツを確保する方針に変更した。特に野球・サッカー・格闘技等のスポーツコンテンツに力を入れている。
2010年(平成22年)現在ではケーブルテレビやインターネットテレビへの対抗策として、これらのコンテンツをスカチャンでの独占放送とする傾向がある。また、他の番組供給会社から供給を受けた番組(例・AKB-級グルメスタジアムなど)をスカパー!独占企画としてスカチャンで放送するケースもある。2011年(平成23年)10月以降は旧・スカパー!e2への入門チャンネルとの位置づけのBSスカパー!が開局したことから、これらはBSスカパー!(旧・スカパー!ではスカチャン 5でサイマル放送される)での放送が多くなっている。
- 1999年(平成11年)
- 2000年(平成12年)9月 - 2002 FIFAワールドカップのCS放映権獲得。全試合パーフェクト・チョイスで生中継。
- 2001年(平成13年)
- 2002年(平成14年)8月 - オランダ・エールディヴィジの国内独占放映権獲得(従来、CSはGAORA、BSはBS朝日が保有。2005-06シーズンまで)。
- 2003年(平成15年)
- 2004年(平成16年)
- 2月 - メジャーリーグ(MLB)のCS放映権を獲得(従来ペイ・パー・ビュー・ジャパン(パーフェクト チョイス)が保有。2009年(平成21年)からはJ SPORTSが放映権を獲得)。
- 7月 - コンテンツ開発・投資を行う子会社・スカパー・ウェルシンクを設立(同年10月事業会社化)。
- 2005年(平成17年)
- 2月 - ペイ・パー・ビュー・ジャパンの株式を追加取得(20→65%)、連結子会社化(2007年(平成19年)9月完全子会社化)。
- 5月 - 2006 FIFAワールドカップのCS放映権獲得。全試合録画、スカイパーフェクTV!110(現:スカパー!)ではハイビジョン放送。
- 7月
- スペースシャワーネットワーク(音楽専門チャンネル「スペースシャワーTV」などを運営)の株式10%を取得。
- 2006年バスケットボール世界選手権のCS放映権獲得(全試合パーフェクト チョイスで生中継、スカイパーフェクTV!110ではグループB及び決勝ラウンドをハイビジョン放送)。
- 11月 - ジェイ・スポーツ・ブロードキャスティング(スポーツ専門チャンネル「J SPORTS」を運営)の株式15%を取得。
- 12月 - 日活(映画専門チャンネル「チャンネルNECO」なども運営)の株式15%を取得。
- 2006年(平成18年)
- 2007年(平成19年)3月 - スペースシャワーネットワークよりeTEN(気象専門チャンネル「e-天気.net」を運営)を株式交換により子会社化(2010年(平成22年)4月、スカパー・ブロードキャスティングへ合併)。
- 2008年(平成20年)12月 - 2010 FIFAワールドカップのCS放映権獲得。全試合「スカチャン」にて生中継。スカパー!HDとスカパー!e2では全試合ハイビジョン生放送。
イメージキャラクター
- 現在
- 2012年(平成24年)の「プロ野球セット」のCMでは、「KKコンビ」こと清原和博と桑田真澄が共演し、現在のプロ野球に対する思いや、二人の過去にも迫る内容を語り合うCMシリーズを展開している[32]。
- 2012年(平成24年)9月29日より堺雅人がCM出演している。キャッチコピーは「ココロ動く、未来へ。」。
- プロ野球・JリーグのCMは地域別にも作られており、各地元チームを中心に取り上げられる。
- スカパー!のロゴマーク等で用いられているキャラクターの名前は「スカッピー」である。以前のキャラクターは「ばけばけ君」であった[33]。
- 過去
- パーフェクTV!時代は鈴木蘭々、鈴木みのる、王様、明和電機、松田聖子などが出演していた。また開局前から林家ペー・パー子が「ペイ・パー・ビュー」に引っ掛けた出落ちCMに出演していた。
- SMAPの中居正広(BOSSとのコラボレート企画で永瀬正敏、布袋寅泰と共演)や野村沙知代、松浦亜弥、琴欧州、KAT-TUNが出演した。
- サッカーW杯日韓時は中田英寿、小野伸二、稲本潤一が登場、その後、アザラシのタマちゃん、W杯日韓で活躍したイルハン・マンスズも出演。
- 2007年(平成19年)7月現在、通常版は太田光(爆笑問題)、スカパー!レンタルサービスのCMはオセロの松嶋尚美(以前は磯野貴理が出演)がCMに出演中。
- スカパー!HDのCMは、2008年(平成20年)10月、岩下志麻で初出、2009年(平成21年)9月からは山崎努が出演している。
- スカチャン放送時のJリーグ中継は2009年(平成21年)シーズンよりテーマ曲が登場した。2009年(平成21年)はLONG SHOT PARTY、2010年(平成22年)はサンボマスターが担当する。
- 2010 FIFAワールドカップの際にはイビチャ・オシムをCMに起用。キャッチコピーは「私と見ないか?」でスカパー!でのワールドカップ全試合中継をアピールした。
- 2010年(平成22年)プロ野球放送のCMでは、野村克也が出演。試合終了後の記者会見のようなCMで、ユニフォームの後ろ(背番号)には電話番号が書いてある。
- 地上デジタル放送への移行時期には、スカパー!e2の視聴が可能なデジタル3波チューナー搭載のテレビおよびレコーダーが普及したこともあって、この頃はe2のCMが中心となっていた(内容自体は共通)。
- 2012年(平成24年)9月までのCMでは森三中の黒沢かずこと松山ケンイチが夫婦役で出演している。キャッチコピーは、「スカパー!とあたらしいまいにち。」。
会報誌
- 「スカパー!Magazine ヨムミル!」という会報誌が月刊で発行され、加入している世帯に送付されている。
- 2012年(平成24年)9月までは「スカパー!Days」だった。サッカー・Jリーグのスタジアムにはスカパー!のブースが設けられることがあり、会報誌を提示するとプレゼントが貰えるというサービスが行われることもあった。
脚注
関連項目
- スカパー! (東経110度BS・CSデジタル放送)
- スカパー!プレミアムサービス光
- スカパーJSATホールディングス
- 多チャンネル放送の一覧
- スカパー! チャンネル一覧
- 日本における衛星放送
- 全国放送
- スカパー!アワード
- スカパー! ドラマティック・サヨナラ賞
- スカパー・モバイル
- 衛星ネットワーク - アップリンク業務を担当
- スカパー・カスタマーリレーションズ - 顧客管理業務を担当
外部リンク
テンプレート:日テレNEWS24- ↑ うち有料放送はテレビジョンがスカパー・ブロードキャスティング、ラジオは第一興商において行っており、他2社は無料のテレビジョン放送のみ。
- ↑ 2012年(平成24年)9月30日までは「スカパー!e2」。
- ↑ 2012年(平成24年)9月30日までは「スカパー!光」。
- ↑ プレミアムサービス無料の日
- ↑ 【プレミアムサービスをご契約のお客様へ】放送方式変更に伴う、プレミアムサービスにおける標準画質放送終了のお知らせ
- ↑ スターデジオの放送に関するお知らせ
- ↑ 「コピーワンス」に対応しているチューナーは、ヒューマックス製の「CS-5000」とそれ以降に製造された数機種のみ。それ以前に製造された機種では「コピーフリー」の状態となっている。HD対応機種は全てコピーワンス対応。
- ↑ 2013年(平成25年)3月までは「スカパー!(プレミアムサービス)大開放デー」だった。
- ↑ 2012年(平成24年)9月以前は2011年(平成23年)10月(10月1日から10月10日まで)に実施。
- ↑ 2012年(平成24年)10月以降は、2012年(平成24年)10月(9月29日から10月8日まで)、2013年(平成25年)2月(2月2日から2月11日まで)、2013年(平成25年)6月(6月1日から6月10日まで)、2013年(平成25年)10月(10月5日から10月14日まで)に実施。
- ↑ CSコンバーターとは、衛星周波数から同軸ケーブルでの伝送に適した「CS-IF(1,000 - 1,575MHz)」へ変換する電気回路のこと。
- ↑ 普段の操作時はこれを特に意識する必要が生じないよう、ほとんどのチューナーではチャンネル番号を合わせる動作によって自動的に切換できるようになっているが、アンテナの設置・調整時等に重要となる場合がある。
- ↑ CSアンテナを仮に2分配すると重畳電圧の高い側(水平偏波)、パルス信号のある側(JCSAT-4B)を優先してしまうなどの不具合が起こり、一方あるいは双方のチューナーともに選んだチャンネルが視聴できない場合もある。ただし衛星・偏波ともに同一の場合は双方とも映る。衛星か偏波のどちらかが異なる(他方は同一)場合は一方のみ映る。衛星と偏波の両方が異なる場合、一方がJCSAT-4Bの水平偏波を選んだ場合に限り当該チューナーのみ映る。他の場合は双方とも映らない。
- ↑ 端末ブロックコンバーターとは、先の周波数から、チューナーからの電圧変化・パルス信号により選択した周波数帯を基本のCS-IFに変換する装置。
- ↑ 全チャンネルの伝送には、地上波・BS用とは別に2軸(計3軸)使用し、両衛星ともタイプ2にする(チューナー毎に衛星切替器が必要。「3軸」はこの方式)か、マスプロ2600Mの導入をする必要がある(設備側の同軸ケーブルは1軸(計2軸)で済むがチューナー毎に端末ブロックコンバーターが必要)。DXアンテナの新2軸はマスプロ2600Mと似た仕組みだが、マスプロが一般的な共聴用アンテナ(水平偏波が10.678GHz、垂直偏波が11.2GHzの局発のもの)とブロックコンバーター(JCSAT-4Bの信号を低域と高域に分けて変換する)を使用するのと比べ新2軸はアンテナに特殊な仕様の専用品(JCSAT-4Bの水平偏波が11.935GHz、垂直偏波が12.205GHzの局発のもの)と変換を伴わない混合器を利用している。JCSAT-4Bの信号を低域に変換するため同軸ケーブルへの出力が2070MHzまでで従来の2100MHz設備での伝送が可能だが、一部の帯域が重複するためその部分をカットしている。そのためカットされた部分にあるチャンネルが受信できない。やはりチューナー毎に端末ブロックコンバーター(マスプロ2600Mとの互換性はない)が必要である。マスプロ2600Mも新2軸も、チューナーと直結するとJCSAT3のタイプ2と認識される。両者ともBSはもちろん地上波とも混合できない。
- ↑ DST-MS9にはJVCから販売されていた同社のD-VHSデッキ向けであるTU-VCS1という挙動が一部異なるOEM機種があった。
- ↑ 両社はパナソニックOEM品。DXアンテナがスカパー!チューナー1号機として1999年(平成11年)に発売したDIR-40は東芝OEMだったが、DIR-60以降はOEM元がパナソニックに変わった。
- ↑ スカパー!HD対応チューナーSP-HR200H
- ↑ ヒューマックスCS-HD300
- ↑ ヒューマックス製CS-HD300とスカパーJSATブランドのSP-HR200Hは外装、仕様などが同等で、型番程度しか違いがない。
- ↑ ぴあ株式会社 発行「月刊スカパー! 2013年(平成25年)10月号」P.20
- ↑ チューナー本体などにパナソニックロゴが印刷されているが、リモコンにはパナソニックではなく「スカパー!」のロゴが印刷されている。
- ↑ マスプロCDT700HD
- ↑ マスプロ製CDT700HDとパナソニック製TZ-HR400Pは外装、仕様などが同等で、本体のロゴがパナソニックかマスプロかの違い程度しかない。
- ↑ スカパー!HD対応チューナーではTS出力のi.LINK端子は使用せず、DLNA・DTCP-IPを使用したLAN接続で録画する旧「スカパー!HD録画」が用いられるため。アナログ録画機器ではあるもののW-VHSを用いればほぼハイビジョンで録画可能である。これはW-VHSデッキにHD入力対応のコンポーネント入力端子が付いているため。
- ↑ テンプレート:Cite web
- ↑ STARdigio・よくあるご質問 - 第一興商
- ↑ お問い合わせ - J SPORTS
- ↑ STAR☆DAM - 第一興商
- ↑ 東経124・128度衛星一般放送事業者のうち、旧委託放送事業者の制度の下の事業者一覧は委託放送事業者#一般衛星委託放送事業者を、旧衛星役務利用放送事業者の制度の下の事業者一覧は衛星役務利用放送#事業者一覧の東経124・128度CSデジタルの項を参照。
- ↑ スカパーJSATのスカパー!関連事業については、スカパーJSAT#主要事業を参照。
- ↑ テンプレート:Cite web
- ↑ どうも私本日からスカパー!の「ばけばけくん」です。...(2010.1.13 スカパー!Twitter公式アカウント@skyperfectv)