ニュースJAPAN

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テンプレート:Notice テンプレート:基礎情報 テレビ番組

ニュースJAPAN』(ニュースジャパン、英称:News Japan)は、フジテレビFNN系列1994年平成6年)4月1日から放送されている平日最終版の報道番組である。後続のスポーツニュース番組『すぽると!』とコンプレックス枠を形成している。略称は、「NJ」

概要

番組開始当初、平日は『プロ野球ニュース』(後の『すぽると!』)を内包、週末は逆に『スポーツWAVE』に内包される形でスタートしたが、1995年(平成7年)3月の『スポーツWAVE』終了とともに平日のみの放送となったが、1997年(平成9年)4月から2003年(平成15年)3月まで本番組の週末版として『ニュースJAPAN WEEKEND』を放送していた。週末版についての詳細は、同番組の項目で解説する。

正式タイトルについては、放送開始の1994年(平成6年)から1999年(平成11年)まで『LIVE'94 ニュースJAPAN』(ライブきゅうじゅうよん - )のように、「LIVE」と放送年の西暦の下2桁を表記、2000年(平成12年)以降は西暦4桁が表記される。2014年現在は『LIVE2014 ニュースJAPAN』(ライブにせんじゅうよん ニュースジャパン)。

番組名は、地上デジタル放送EPGでは2009年(平成21年)12月まで、『すぽると!』と共通で「LIVE200XニュースJAPAN」のタイトルで表記していたが、2010年1月から「LIVE20XX ニュースJAPAN&すぽると!」の表記となった。新聞番組表もこれにしたがっていたが、2011年7月25日からは当番組と「すぽると」を別番組扱いとして表示するようになった(EPGはこれまでどおり「ニュースJAPAN&すぽると!」でひとくくりの扱いとなっている)。[1]

歴史

1994年春 - 2000年春(安藤時代)

FNN NEWSCOM』に替わり、1994年(平成6年)4月1日放送開始。当初はスポーツニュース(『プロ野球ニュース』、2001年4月から『すぽると!』)をインサートして後半に特集を放送する3部構成だったが、2003年(平成15年)3月に前半が『ニュースJAPAN』、後半が『すぽると!』という構成となり、事実上、両パートが分離し、コンプレックス枠を形成している。このようなコンプレックス形式(新聞番組表・EPGの上で)は、1988年度・1989年度に放送された『ニュース最終版(『プロ野球ニュース』&『DATE LINE』)』の時代からの名残である(1990年度-1993年度はコンプレックスは解消され『FNN NEWSCOM』と『プロ野球ニュース』は別枠となっていた)。

当時、平日の『FNNスーパータイム』を担当していた安藤優子をキャスターとして起用。前番組『NEWSCOM』キャスターの木村太郎はコメンテーターとなり、安藤・木村コンビは『FNNスーパーニュース』にも引き継がれる(因みに、安藤と共に初代キャスターを務めた宮川俊二は降板後、『FNNスーパーニュース』の初代メインキャスターに就いた)。開始当初のキャッチフレーズは 「日本の夜を変えます」 。木村、のちにフジテレビ解説委員がコメントして視点のひとつを提供するスタイルを採る。

『ニュースJAPAN WEEKEND』が1997年(平成9年)4月に放送を始める前にも、1994年度に放送されていた『スポーツWAVE』では、ニュースコーナーを「ニュースJAPAN」と称していた。

2000年春 - 2003年秋(田代・安倍時代)

2000年(平成12年)4月からキャスターを田代尚子が担当し、リポーター・田代の代理キャスターを小泉陽一が担当することに。同時に放送時間を変更し、特集が縮小(2001年に廃止)となり、ニュースのみで随時特集企画を組み込む構成になる。その後、2002年(平成14年)10月から安倍宏行滝川クリステルがキャスターになる。

C型肝炎問題を追及・検証し、現在も定期的に特集している。ウイルス血液製剤フィブリノゲン」に混入していたこと(フィブリノゲン問題)をスクープし、日本民間放送連盟賞テレビ報道部門最優秀賞を受賞するなど、社会的に高い評価を得ている。また、このシリーズは、日本の報道界では最高の栄誉である新聞協会賞に続いて、放送界のピューリッツァー賞とも言われる米ピーボディ賞を、日本のテレビ番組としては初めて単独で受賞した。

2003年秋 - 2009年秋(松本・滝川時代)

2003年平成15年10月からは報道センターで『FNNスーパータイム』『FNNスピーク』『FNNスーパーニュース』等の編集長を務めてきた松本方哉プロデューサーアナウンサーとして登場(プロデューサーとしては3ヶ月前から着任)。これと同時にそれまで河田町の旧社屋時代から続いた白を基調とする明るさを重視していたスタジオセットがガラリと変わり、やや暗めなセットとなった。松本方哉が2003年(平成15年)10月にフジテレビホームページに以下の抱負を述べている。

テンプレート:Quotation

松本・滝川時代になってからはアメリカ政治・選挙の話題や軍事関連の特集を積極的に行う。また、キャスターである滝川クリステルの人気もあってか、この時間帯のニュースとしては『NEWS ZERO』(日本テレビ) に次ぐ第2位の視聴率を記録している(視聴率は、本番組と後番組『すぽると!』の放送時間を合わせて集計される)。

それまでは『筑紫哲也 NEWS23』(TBS)に苦戦していたが、『筑紫哲也 NEWS23』メインキャスターの筑紫哲也の病気療養による降板以降(2007年5月頃~)『NEWS23』を上回る視聴率を記録することが多くなり、2009年(平成21年)3月改編で30分に縮小、そして2010年(平成22年)3月改編でNEWS23Xへリニューアルに追い込んだ。 『日経エンタテインメント!2006年(平成18年)11月号で掲載したニュース番組の格付けは『ニュースJAPAN』をトップに位置づけた。「今や夜のニュース番組で正当な報道番組の姿勢を貫いているのは『ニュースJAPAN』とNHKの『NHKニュース7』のみ」と評した。また、同誌連載のコラム「テレビ証券」は「アナウンサー2人(松本キャスターの職種はアナウンサーではないが)とコメンテーターも余計なことを言わないし、近年のニュース番組に忘れ去られた“伝えたいことをきちんと伝える”姿勢が見て取れる」と寸評している。

開始以来、スタジオ内にゲストを呼ぶことはほとんどないが、長年番組で取り組んでいるC型肝炎問題に関連して舛添要一厚生労働大臣(当時)が2回スタジオにゲストで出演している(国会記者会館などを通じてのゲスト出演は幾度かある)。2010年(平成22年)からは大きな事件や災害が発生した場合、レギュラーのフジテレビ解説委員ではなく、それぞれの専門家がゲスト解説する場合もある。

他にも、本番組(サラリーマン層が主体)と夕方の『スーパーニュース』(主婦層が主体)で扱うニュースが違うこともある。アメリカ関連は前者ではあまり取り上げることはなく、国内の事件に終始することがある。また、同じニュースも前者は20分以上かけて取り上げるが後者ではニュースフラッシュで30秒ほどしか取り上げないこともざらにある。この点は両者の視聴者ターゲットの違いによる。一方、『スーパーニュース』の取材班が取材したVTRを流用することもある。これは田代時代に専属のレポーターを担当した小泉の降板以降、番組専属のレポーターを置いていないため。そのため『スーパーニュース』のレポーター(フィールドキャスター)や取材ディレクターが当番組にも事実上掛け持ちする形となっている。

2008年(平成20年)3月31日からリアルタイム字幕放送を実施している。当初は月曜から木曜の放送のみ。後に金曜も実施されるようになった(ただし、稀に実施されない日もある)。民放の最終版ニュースの中では長らく唯一(2012年4月以降は『NEWS ZERO』でも実施)で、末期の『きょうの出来事』(日本テレビ)以来である。また、同日からのラ・テ欄表示は安藤時代の「[N]JAPAN」に戻ったほか、文字多重放送を表す『[字]』の表示は、新聞の番組表が『すぽると!』とコンプレックス形式で表示されることが多いため、放送内容が書かれた文章の最初に表示されていた。スペースが1行ほどしか無い番組表(テレビ情報誌など)は[字]が表示されない場合があったが、2011年7月25日以降、『すぽると!』とは別番組の扱いで表示されるようになり、[字]は表示されている。

2009年秋 - 2012年秋(秋元時代)

2009年(平成21年)9月21日には、メインキャスターである滝川が9月25日に卒業(降板)する旨が公表された。後任には秋元優里が就任。フジテレビ入社以来、一貫して報道系番組を中心に活躍してきた若手報道アナウンサーの抜擢により世代交代が推し進められた。

なお、2010年(平成22年)秋以降の週平均視聴率は5%程度で推移している。

2011年10月3日より一部内容をリニューアルし、新聞番組表にも「新装開店!秋元JAPAN」とタイトルされた。同年10月31日からフジテレビの全ての報道・情報番組がステレオ放送に切り替わったため、放送開始以来変わることがなかった音声モードがモノラルからステレオに変更された。最終版ニュースではテレビ朝日、TBS、日本テレビに次いで4例目となる。

2012年3月30日に、スタジオセットが8年半ぶりに変更された。

2012年秋 - 現在(大島・奥寺時代)

2012年10月1日からは、大島由香里奥寺健(いずれもフジテレビアナウンサー、同年9月までは『FNNスーパーニュース』キャスター)がキャスターに[2]。ちなみに大島は、秋元のキャスター時代にも、当番組でキャスター代理を務めたことがある。男性キャスターは松本の降板以来(田代・秋元時代はフジテレビ解説員がコメンテーターとして出演したため)で、アナウンサーが担当するのは12年半ぶりである。また、アナウンサーによる2人制は番組開始以来初となる。

またテーマBGMが一新された(そもそも秋元時代のリニューアルは先代のアレンジであるため、完全に別の曲になったのは2003年10月以来)。なお、コメンテーターであるフジテレビ解説委員の出演は2012年7月頃から頻度が少なくなっていったが、リニューアルを機に完全にコメンテーターは撤廃された(ただし「Tonight's Issue」で専門家がゲスト解説することはある)。

2013年3月26日にOP、テーマ曲、テロップなどが再度一新され、奥寺はサブキャスターという位置付けに変更となった。そして「Tonight's Issue」のコーナーが廃止となり、開始当初からタイトルロゴに「LIVE」と「yyyy(西暦)」及びFNNの正式名称である「Fuji News Network」の表記があったがこれを機に消滅した(但し「LIVE」と「yyyy(西暦)」はEPGには引き続き表記)。

2014年3月31日の放送から、「一日のニュースが20分で全てわかる!あなたを『速報の嵐』で満足させます」をコンセプトとして放送時間が5分短縮され、ストレートニュース主体の20分番組になる。なお、続く『すぽると!』も、平日は20分(金曜日深夜は32分)に短縮される。また、テーマ曲やテロップが再度一新され、番組タイトルロゴも開始当初から 「NJAPAN」と表記されていたが、これを機に「NNEWSJAPAN」の表記となった。

現在の出演者

メインキャスター
  • 大島由香里(フジテレビアナウンサー、2012年10月1日 - )
サブキャスター
  • 奥寺健(同上、サブキャスターは2013年3月26日から、同年3月25日まではメインキャスター)
ナレーター
報告(リポーター)
  • 2010年4月以降は『FNNスーパーニュース』の取材映像が使われているため、同番組のフィールドキャスターが担当(主にフジテレビ若手アナウンサー。事実上両番組兼任)している。一覧は当該項参照

過去の出演者

平日メインキャスター・コメンテーター

「ニュースJAPAN」メインキャスター・コメンテーターの変遷
期間 メインキャスター コメンテーター
1994.4.1 1998.3.27 安藤優子 宮川俊二 木村太郎1
1998.3.30 1999.3.31 川端健嗣
1999.4.1 2000.3.31 森昭一郎
2000.4.3 2002.9.27 田代尚子 大林宏
2002.9.30 2003.9.26 安倍宏行 滝川クリステル 和田圭 箕輪幸人
2003.9.29 2006.6.30 松本方哉2
2006.7.3 2006.12.22 山本周 箕輪幸人 安倍宏行
2007.1.5 2009.3.27 和田圭 和田圭
2009.3.30 2009.7.27 (週替わり)
2009.7.28 2009.9.25 滝川クリステル
2009.9.28 2010.6.25 秋元優里
2010.6.28 2011.3.25 平井文夫 若松誠 和田圭
2011.3.28 2012.9.28 (週替わり) 和田圭
2012.10.1 現在 大島由香里 奥寺健 (不在)

  • 1 『DATE LINE』→『FNN NEWSCOM』メインキャスターから続投。
  • 2 降板については後述。

週末キャスター

レポーター

田代不在時のリリーフ、『FNNスーパーニュース』フィールドキャスターを兼務。

ナレーター

声優・ナレーター
フジテレビアナウンサー
  • 2008年4月以降はフジテレビアナウンサー(出演当時の者も含む)も担当するようになり、「FLASH JAPAN」はすべてアナウンサーが担当した。2012年10月よりフラッシュニュースをすべて大島が読み上げるようになったため、アナウンサーによるナレーションは廃止された。
「ニュースJAPAN」ナレーター担当者の変遷(フジテレビアナウンサー)
期間 月曜日 火曜日 水曜日 木曜日 金曜日
2008.3.31 2008.9 高橋真麻 田代優美 佐藤里佳 山本麻祐子
2008.10 2008.12 高木広子 田代優美
2009.1 2009.9 田代優美 山本麻祐子
2009.10 2010.3 田代優美 高木広子1・2
2010.3 2010.9 田代優美 高橋真麻1・2 阿部知代1・2
2010.10 2011.6 高木広子1・2 田代優美 阿部知代1・2 田代優美
2011.7 2011.9 高橋真麻 戸部洋子1 斉藤舞子
2011.10 2011.12 中村仁美 松村未央 戸部洋子1
2012.1 2012.2 吉崎典子
2012.3 2012.3.30 山本麻祐子
2012.4.2 2012.6.29 阿部知代 斉藤舞子1
2012.7.2 2012.9.28 谷岡慎一1〜3 福永一茂1・2・4
鈴木芳彦1・2・4
立本信吾1・2

出演者に関する補足

キャスターについて
  • 安藤時代は女性がメイン格だったが、安倍時代から松本の降板までは男性がメイン格となった。
  • 松本は家族の看護のため以下の期間は休養。ただし、フジテレビの番組表では休養中も全曜日に松本の名を記載。
コメンテーターについて
  • 安倍時代以降は主要ニュース1項目をピックアップして解説。
  • 2009年3月以降の金曜日(2011年4月以降は月曜日)は基本的に和田か若松のどちらかが出演。
  • 2011年に入ってからは主要ニュースに関係する専門家や取材を担当したフジテレビ報道局員が出演することが多くなった。その場合は所定のコメンテーターは出演しない。
  • 通常コメンテーターの服装はスーツにネクタイ姿であるが、2011年7月から9月9日まで節電対策によるクールビズ導入でノーネクタイとなっていた。

キャスター代役について

放送時間

平日版

期間 全編 本番組パート
月 - 木曜日 金曜日 前半 後半
1994.4.1 1998.9 23:00 - 翌0:20(80分) 23:45 - 翌1:05(80分) 20分 30分
1998.10 1999.9 23:20 - 翌0:30(70分)1 23:45 - 翌0:55(70分) 20分
1999.10 2000.3 23:50 - 翌1:00(70分)2
2000.4 2003.3 23:30 - 翌0:40(70分)3 10分4
2003.3.31 2005.3.25 23:30 - 23:55(25分)5 23:50 - 翌0:15(25分)5 (左に同じ)5
2005.3.28 2014.3.28 23:58 - 翌0:23(25分)6
2014.3.31 現在 23:30 - 23:50(20分)57 23:58 - 翌0:18(20分)57

  • 2003年3月まで、スポーツニュース番組は前半と後半の間に放送。
  • 1 『バラパラ』放送開始のため。
  • 2 23時台が45分番組(『料理の鉄人』)から30分+20分番組に変更のため。
  • 3 『バラパラ』10分拡大のため。
  • 4 スポーツニュース番組が10分拡大のため。
  • 5 スポーツニュース番組とのコンプレックス枠化のため。
  • 6 23時台後半の20分番組が28分番組(『僕らの音楽』)に変更のため。
  • 7 翌0:10-0:35に「第8地区・エリア1」(バラエティー枠 金曜は「エリア2」)を新設したのに伴う時間短縮

週末版

  • 土曜日…翌1:00 - 1:15(15分、1994年4月2日 - 1995年3月26日)
  • 日曜日…翌0:30 - 0:45(同上)
いずれも『スポーツWAVE』に内包。

放送内容

現在

トップニュース
大島がサマリーを、フリーのナレーターが本編を読む。2012年9月まではオープニングにヘッドライン(映像のみ、ナレーションなし)があったが、2012年10月以後はヘッドラインは無く、オープニングタイトルのあとすぐトップニュースに入る。重要なニュースである場合はアバンタイトルでそのニュースを伝えてからオープニングになる日もある。
ストレートニュース
長めの項目は大島・奥寺がサマリーを、フリーのナレーターが本編を読み、短めの項目は全編大島が読むことが多い。
特集
Nの法則、Nの衝撃、数字から見たニッポン等
ニュースフラッシュ
安藤時代から安部時代までは「FLASH JAPAN」と呼ばれた。全編ナレーターが読んでいたが、2012年10月からは大島が読み上げる。大島の左隣に6項目程度のヘッドライン短冊が映し出され、その中から数項目(全項目が取り上げられることはめったに無い)を抜き出して映像と共に伝える。
10秒NEWS "明日"は何の日?
提供スポンサー紹介時に映像または写真で紹介する。

過去

今日の解説
コメンテーターがトップニュースを解説。最近はレギュラーのコメンテーターに代わって専門家がゲストに招かれることもあった。
Tonight's Issue
2012年10月スタート。後述の「きょうの解説」のコーナーに代わるニュース解説をかねた特集で、注目すべきニュースについて記者の取材レポートやゲストの専門家の分析・解説を行う。2013年3月26日のリニューアルとともに廃止された。
  • 一部のニュース取材VTRは『スーパーニュース』のVTRを二次使用している(ナレーションやテロップなどは差し替えている)。これは取材リポーターが『スーパーニュース』のフィールドキャスターであるためそれがわかる。2007年現在、番組独自のリポーターは存在せず、余程の重大事件や事故の場合は滝川キャスターが現場に赴く(政治・国際関係の場合は松本キャスターの場合もある)。
  • スポーツの話題やニュースは社会的に問題となった事件や大きなスポーツイベントは軽く触れるが、スポーツニュースは後続の『すぽると!』にすべて任せている。

過去の放送内容

1994年春 - 2000年春(安藤時代)

最初20分がニュース、その後30分間『プロ野球ニュース』をはさんだ後、最後の30分は特集などを放送。当時はニュースJAPANとプロ野球ニュースは同じスタジオからの放送で、『プロ野球ニュース』内でも安藤優子らに話を振られることもあった。いずれも「プロ野球ニュース」のあとに放送。

2000年春 - 2003年秋(田代・安倍時代)

3部構成は変わらず、最初20分がニュースで、次の40分がスポーツニュース。最後再びニュースを10分間放送した(2003年3月まで)。3部めのニュース部分の時間がさらに縮小となり、現体制に至る下地が作られた。また時間に明確な区切り(それまでは実質スポーツコーナーを含め1つの番組と位置づけていたため、目安の時間より前後することがあった)を入れるようになったため、実質的にスポーツコーナーを独立・分離化している。

2003年秋 - 2009年秋(松本・滝川時代)

アメリカ政治と軍事にまつわるシリーズ特集を随時放送。2004年(平成16年)に1週間にわたるニューヨークからの生放送を2回行った。

2009年秋 - 2012年秋(秋元時代)

2012年秋 - (大島・奥寺時代)

Tonight's Issue
福島最前線から報告

テーマ音楽

※()内の番号はJASRAC作品コードを表す。

  1. 1994年4月1日 - 1994年5月頃:作曲者不詳
  2. 1994年5月頃 - 2000年3月31日:「白夜のフィヨルド(エリックのテーマ)」(018-1969-1)※「ワールドヒーローズ2・イメージアルバム」より。
  3. 2000年4月3日 - 2003年9月26日:作曲・関口敏行「ニュースJAPANのテーマ」(026-4546-7)
  4. 2003年9月29日 - 2009年9月25日:作曲・塩崎容正「ニュースJAPANのテーマ」(119-0940-4) ※オーケストラ演奏風
  5. 2009年9月28日 - 2012年9月28日:作曲・塩崎容正「ニュースJAPANのテーマ」※先代をピアノベースにしたアレンジ版。
  6. 2012年10月1日 - 2013年3月25日:作曲・住友紀人、演奏・宮坂Strings「LIVE 2012ニュースJAPAN OPENING THEME」(190-5285-5)[3]
  7. 2013年3月26日 - 2014年3月28日:作曲・住友紀人「LIVE 2013ニュースJAPAN OPENING THEME」(190-5285-5)
  8. 2014年3月31日 - 現在:作曲・徳澤青弦「Another Mind(副題:「LIVE2014 ニュースJAPAN」のテーマ曲)」

ネット状況

ネット局

『ニュースJAPAN』ネット局(いずれもFNN系列局)
放送対象地域 放送局 ローカルニュース
差し替え
関東広域圏 フジテレビ(CX)
(基幹・制作局)
-
北海道 北海道文化放送(uhb)
岩手県 岩手めんこいテレビ(mit) ×
宮城県 仙台放送(OX)
秋田県 秋田テレビ(AKT)
山形県 さくらんぼテレビ(SAY)
福島県 福島テレビ(FTV)
新潟県 新潟総合テレビ(NST)
長野県 長野放送(NBS)
静岡県 テレビ静岡(SUT)
富山県 富山テレビ(BBT) ×
石川県 石川テレビ(ITC)
福井県 福井テレビ(FTB)
中京広域圏 東海テレビ(THK)
近畿広域圏 関西テレビ(KTV)
島根県鳥取県 山陰中央テレビ(TSK) ×
岡山県・香川県 岡山放送(OHK)
広島県 テレビ新広島(TSS)
愛媛県 テレビ愛媛(EBC)
高知県 高知さんさんテレビ(KSS) ×
福岡県 テレビ西日本(TNC)
佐賀県 サガテレビ(STS) ×
長崎県 テレビ長崎(KTN)
熊本県 テレビくまもと(TKU)
鹿児島県 鹿児島テレビ(KTS)
沖縄県 沖縄テレビ(OTV) ×
全国放送 フジテレビTWO(CS放送)
※2012年3月23日まで

○:該当 ×:非該当

備考

  • 放送開始以降に開局したさくらんぼテレビ高知さんさんテレビ(共に1997年4月1日開局)は開局当日の放送開始である(正確にはそれ以前のサービス放送開始から)。なお、週末等を挟まずに前日の前番組終了後、翌日の1994年(平成6年)4月1日に放送開始となった理由は、当日からフジテレビフルネット局となった鹿児島テレビに配慮してのことである(前日までFNNとNNNのクロスネット。この時間には『NNNきょうの出来事』をネットしていた。鹿児島読売テレビは1994年(平成6年)3月31日までのサービス放送期間中は当該時間のNNNニュースは放送せずフィラーを流していた)。
  • ネット局のうち、ローカルニュースに差し替える放送局は全部で8局である(NHKの拠点局を有する地域は仙台放送[4]を除きすべて差し替えをする)が、滝川クリステルの卒業挨拶は一部の局を除きネットした。場合によってはローカルニュースの内容が重複する場合がある。差し替えない地域でも重大事件・事故が発生した場合はローカルニュースに差し替えられることがある。
  • 新潟総合テレビのみネットスポンサーではなく、ローカルスポンサー(またはネットスポンサーの一部とローカルスポンサーの混在)に差し替えられるため提供クレジットのみをブルーバックに強制的に差し替えている他、ローカルスポンサーに企業名読み上げを要するスポンサー料が高額な企業が含まれるため音声を遮断せざるを得なくなる。また、『すぽると!(『ニュース&すぽると!』も同様)』『FNNニュース』(土曜深夜)でも同様の処遇になっている(後者は天気予報時の提供クレジットも『FNNニュース』でありながら『ニュースJAPAN』のロゴが書かれたパネルで隠しているが、天気アイコンが見切れてしまうという現象が発生している)。さらに週末版が存在した頃には隕石爆発CGでオープニング・エンディングを差し替えていた。現在はスポンサーがない曜日もあり、その場合はCMや局IDが放送されている(オープニングが独立していた『FNN DATE LINE』までは、提供テロップをローカルスポンサーとしたオープニングにすべて差し替えていた)。
  • 福井テレビでは、当番組内でローカル差し替えをしない代わりに、22:54から『福井テレビニュース』を放送している。また、当番組のオープニングが流れる際に画面右上に「協力 中日新聞のテロップが表示される。なお前番組の『NEWSCOM』では東海テレビでも同様の措置がとられていたが、当番組からは消滅している。
  • 岡山放送では2011年8月1日までは、22:54から「OHKフラッシュニュース」で岡山・香川県内のニュースを放送し、その後当番組でもローカル差し替えを行う、という珍しい放送体制を取っていた。尚、担当キャスターはその日の「OHKフラッシュニュース」を担当したアナウンサーが引き続き担当していた。
  • フジテレビTWOでは、2009年(平成21年)4月から翌1:00 - 1:25の時差放送を開始(スポンサー表示はなし ローカルコーナーはフジテレビ・関東ローカルのものをそのまま使用)。これにより未ネットテレビ大分テレビ宮崎をカバーする大分県宮崎県とFNN/FNS系列が現在存在しない青森県山梨県山口県徳島県の視聴者もスカパー!スカパー!e2ケーブルテレビ(対応局のみ)を通して90分(金曜分のみ62分)の時差ながら視聴できるようになった。なお、CS放送のリニューアルに伴い、2012年3月23日(CSにおける放送時間帯では3月24日の午前1時)の放送分をもって、時差放送が廃止された。[5]

特別編成

  • 2000年(平成12年)から2005年(平成17年)まで、月曜から木曜にプロ野球中継がフジテレビであった時、この番組と『すぽると!』のスタート時刻がそれぞれ1分前倒しで放送していた(2分前倒しのこともあった。また、前倒ししないこともある)。
  • 年末早く終了してしまう理由はスポンサー側の振り替え番組への提供等の影響である。また、年始も立ち上げるのが近年遅くなっている(2006年12月22日で打ち止め、2007年1月5日より放送開始。休止期間中は『FNNニュース』でニュース最終版を対応する(「すぽると!」でも同様のことがおきている)。また、フジテレビの早朝番組『めざにゅ〜』でニュース素材を再放送されるケースが多い)。
  • 1997年(平成9年)6月30日から7月1日未明にかけて、3時間半に渡る香港返還特番を放送(23:30 - 翌3:00)。
  • 2004年にはアメリカ合衆国大統領選挙報道のために、6月末と11月の第1週にニューヨークのABCニュース内に作られた特設スタジオから放送した。また、開票日には特設スタジオから選挙特番を放送した。
  • 2009年(平成21年)1月21日未明(1月20日深夜)1:40 - 2:40に、バラク・オバマアメリカ合衆国大統領就任式の中継を『ニュースJAPAN SP』として放送(二ヶ国語放送を実施)。
  • 2011年(平成23年)3月14日、22:00 - 翌1:10[6]東日本大震災の情報を伝える『ニュースJAPAN SP』を放送。秋元優里アナと境鶴丸アナが担当。
  • 2011年(平成23年)3月15日放送分は、静岡東部で起きた地震のため、当初予定より18分遅れの翌0:03 - 1:00に放送。東日本大震災の情報(被災地の様子、福島原発の爆発事故について)、静岡東部で起きた地震の情報を放送。秋元優里アナと福原直英アナが担当。
  • 2011年(平成23年)3月21日 - 3月25日、本来はこの後の番組「すぽると!」が「世界フィギュアスケート選手権大会東京大会」開催(大会そのものは3月27日まで)に伴う10分延長放送をする予定になっていたが、世界フィギュアが東日本大震災により開催返上で中止になったため、急遽すぽると!に割り当てられた10分を本番組に移譲して震災報道を中心とした拡大版とした。
  • 2011年(平成23年)4月7日、番組放送中に発生した東日本大震災によるM7.4の余震(23:32発生)を受け、放送時間を急遽延長し、翌1:50まで震災関連ニュースを放送。番組に内包されている「すぽると!」は放送休止となる。
  • 2011年(平成23年)10月11日放送分は、「世界体操女子団体決勝」を23:15 - 翌0:30に放送したため、1時間遅れの翌0:30から放送された。
  • 2012年(平成24年)3月5日は、「女子サッカーアルガルベカップ日本アメリカ」が23:00 - 1:10に放送のため「ニュースJAPAN」は放送休止し、「すぽると!」は2時間15分遅れの1:10から放送する。

番組のパロディ

  • メインキャスターが安藤であった時代、当番組の直前に放送されていた『笑う犬の生活』の最後に、ウッチャンナンチャン内村光良が安藤に扮してミニコントを行う「安藤さん」のコーナーが放送された。同コーナーの後、そのまま当番組の5秒予告に接続されるという、一方的なコラボレーションが行われていたまた、安藤は『笑う犬』にも何度かゲスト出演している。なお、2008年(平成20年)9月30日に放送された『笑う犬』の復活特番では、当番組の直前に放送されていたため、内村が滝川に扮した当番組のパロディが行われた。

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  • この番組のパロディとしては、滝川の斜め45°があまりにも特徴的過ぎるため、特に松本・滝川時代(特に滝川の方)のフォーマットが多い。
    • サンデージャポン』(TBS) - 『ニュースJAPON』をレギュラーコーナーにしていた。
    • ものまねバトル』(日本テレビ) - インスタントジョンソンが『ニュースJAPON』として、出演者に扮した物真似を披露。ロゴには、放送局に合わせて「"NNN" Nippon News Network」が表記された。
    • SMAP×SMAP』(フジテレビ) - パロディーコント「NEWSMA JAPAN」が存在する。
    • 秘密のケンミンSHOW』(読売テレビ) - 当番組のタイトル似せた「東京ケンミンニュース(TOKYO KENMIN NEWS 2009)」のコーナーを放送(ロゴマークが「K」)。オープニングCG、VTR内のテロップなども忠実にパロディされている。
    • FNNスーパーニュースアンカー』(関西テレビ) - 「斜め45°」の演出について取り上げたことがあり、実際に番組内で使用しているジングル音楽を使い、女性コメンテーターを使って再現したことがある。
    • THE・サンデー』(日本テレビ) - 1コーナーで、タレントのサヘル・ローズが、滝川クリサヘルとしてニュースなどさまざまな情報を伝えていた。
    • サタデー・ナイト・ライブ JPN』(フジテレビ) - 夏菜が「夏元優里」として『N in JAPAN』のパロディーコントを放送。
    • その他、滝川が出演の際は必ずと言って良いほど『斜め45°の女王』と呼ばれる。場合によってはフジテレビはもとより、他局でも滝川のマネをすることがある。

関連書籍

  • 『ドキュメント 検証C型肝炎―薬害を放置した国の大罪』(フジテレビC型肝炎取材班著、小学館)ISBN 4093875111

関連項目

脚注・出典

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外部リンク

テンプレート:前後番組

テンプレート:フジテレビ系列の報道番組
  1. 土曜日は2004年10月(現行の「ニュース&すぽると!」の形式になってから)以後、日曜日は2003年4月(「EZ!TV」から「FNNニュース」・「すぽると!」を分離)以後、新聞番組表では最終便ニュースとは別枠扱いで表示されている
  2. 秋元アナがフジ夜の顔降板(「日刊スポーツ」2012年9月1日付記事)
  3. テンプレート:Cite web
  4. 仙台放送では2010年(平成22年)4月 - 6月は本来「仙台放送NEWS」を放送する時間(月曜日 - 木曜日 22:54 - 23:00、金曜日 22:52 - 23:00)に「コルテオへの招待状」を放送した関係で、この期間のみローカルニュースに差し替えられた。
  5. なお年末年始は特集編成の都合で放送されない日もある。2011年の年末は12月16日放送を最後に、年末年始の特番編成のため年内の放送を終了していた。3月23日をもってCS時差放送終了。
  6. 当初予定では翌0:35までの放送を予定していたが、急遽延長された。