長生村

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長生村(ちょうせいむら)は千葉県長生郡にある。長生郡唯一の村であるが、同郡の中では最も人口が多い。また、千葉県内唯一の村である。茂原市への通勤率は26.1%(平成22年国勢調査)。

地理

千葉県の太平洋側、九十九里平野の中にあって九十九里海岸に面しており、 九十九里の中では南に位置する。地形は緩やかで起伏は少ない。村域にはこの地域によくある農業用の溜池が幾つか見られる。

隣接する自治体

地名

大字地番

  • 入山津(いりやまづ)
  • 岩沼(いわぬま)
  • 驚(おどろき)
  • 金田(かねだ)
  • 北水口(きたみよぐち)
  • 小泉(こいずみ)
  • 曽根(そね)
  • 中之郷(なかのごう)
  • 七井土(なないど)
  • 信友(のぶとも)
  • 一松(ひとつまつ)
  • 一松甲(ひとつまつこう)
  • 一松乙(ひとつまつおつ)
  • 一松丙(ひとつまつへい)
  • 一松丁(ひとつまつてい)
  • 一松戊(ひとつまつぼ)
  • 本郷(ほんごう)
  • 宮成(みやなり)
  • 水口(みよぐち)
  • 藪塚(やぶつか)

歴史

沿革

行政区域変遷

  • 変遷の年表
  • 変遷表

人口

テンプレート:人口統計

人口推移

総数 [単位: 人]

各年10月1日現在

1955年 ファイル:G10.png 10,704
1960年 ファイル:G10.png 10,120
1965年 ファイル:G05.pngファイル:G03.pngファイル:G01.png 9,709
1970年 ファイル:G05.pngファイル:G03.pngファイル:G01.png 9,353
1975年 ファイル:G05.pngファイル:G03.pngファイル:G01.png 9,672
1980年 ファイル:G10.png 10,132
1985年 ファイル:G10.png 10,636
1990年 ファイル:G10.pngファイル:G01.png 11,155
1995年 ファイル:G10.pngファイル:G03.png 13,133
2000年 ファイル:G10.pngファイル:G03.png 13,892
2005年 ファイル:G10.pngファイル:G03.png 14,543

(国勢調査を元に作成)

人口は若干数であるが、人口は増加傾向にある。[2] [3]

行政

経済

  • 農業
    • 九十九里の温暖な海洋性気候を利用して作られる「長生(ながいき)トマト」や「長生(ながいき)メロン」などがある。長生からその名を付けた「ながいきブランド」として販売されている。また、アイガモを水田に放して米作りをするアイガモ農法によるコシヒカリの生産が拡大しつつある。さらに、稲の苗を育てる育苗ハウスを農繁期外に使用してスプレーストック(花)を栽培する農家が増え、村の春を華やかな香りで包む新しい産業が生まれている。
  • 製造業
    • 双葉電子工業の国内生産拠点と独身社員寮がある。同社からの事業者税及び従業員からの税収が当村の主な収益源となっている。

教育

小学校

中学校

  • 長生村立長生中学校

その他

  • 長生村文化会館
    • 図書室、700人収容のホール、プラネタリウムなどを併設している。プラネタリウムは常時上映しているわけではないので、問い合わせが必要。

交通

鉄道

路線バス

道路

名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事

  • 長生むら文化祭・産業まつり
  • 長生フットボールパーク(平成19年9月末日でサッカー場閉鎖)
  • 一松海水浴場
  • オーシャンスパ九十九里 太陽の里

出身者

脚注

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外部リンク

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  1. 角川日本地名大辞典編纂委員会『角川日本地名大辞典 12 千葉県』、角川書店、1984年 ISBN 4040011201より
  2. 千葉県長生村 公式ホームページ 長生村統計資料 「人口・世帯数の推移」より。
  3. 長生・山武地方拠点都市地域整備推進協議会 「市町村概要 H19~H20年 人口増減」より。