極楽橋駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動先: 案内検索

テンプレート:出典の明記 テンプレート:駅情報 極楽橋駅(ごくらくばしえき)は、和歌山県伊都郡高野町大字高野山国有林第8林班にある南海電気鉄道である。駅の標高は538mである。

概要

高野線は当駅が終点、鋼索線は当駅が起点である。

歴史

駅構造

高野線ホームは櫛形3面4線、鋼索線ホームは頭端式2面1線となっている。難波方には事業用車の留置線と留置線がある。

高野線と鋼索線の乗り換えのために作られた駅で、周辺には駅以外の建物がない。券売機は設置されておらず、乗車券は改札窓口で購入する。改札口および出口は狭くこじんまりしている。自動改札機は扉の無い簡易型のもので、磁気乗車券のみに対応しており、乗り越し精算や、PiTaPaICOCA等ICカードによる入出場の場合は、改札窓口内に設置された端末での、係員による手作業処理となる。両線の駅舎は川を挟んで両岸にあり改札内の連絡橋で結ばれている。

のりば

テンプレート:Color高野線 橋本難波方面
1 一般種別(各停・急行・快速急行)用
2 一般種別(各停・急行・快速急行)・観光列車「天空」用
3 特急こうや用
4 特急こうや・観光列車「天空」用
テンプレート:Color鋼索線 高野山行き
(左側) 乗車専用
(右側) 降車専用

特急用の3・4番ホームは列車到着までは封鎖される。また、鋼索線列車は高野線列車の発着に合わせて運行されており、乗り切れない場合は約7分後に臨時列車を運行して捌いている。2009年、鋼索線ホームにスロープと車椅子用自動昇降機が新設された。

テンプレート:駅配線図

利用状況

ファイル:Gokurakubashi station gate.jpg
改札口(駅内側から)

2012年度の一日平均乗降人員は62人[1]で、南海の駅(100駅)では97位[1]、高野線(難波-極楽橋間の42駅)では39位[1]である。

専ら乗換駅として利用されている。以前は当駅で下車する利用客はかなり稀で、ほとんどの乗客はそのまま鋼索線を利用して高野山駅まで向かうか、その反対方向への乗換えをするだけであったが、テンプレート:要出典範囲。高野山駅から先の道路はバス専用と一般道路があり、バス専用道路は人も通行できないため、歩いて高野山中心部に向かう場合は、当駅から登山道(和歌山県道118号高野橋本線)を進み、女人堂へ出るルートと、高野山駅から大門方面へ進むルートの2つがある。

各年度の1日平均乗降人員数は下表のとおり。

年度 乗降人員 順位 出典
1980年(昭和55年) 43 - [2]
1985年(昭和60年) 52 - [2]
1990年(平成 2年) 80 - [2]
1995年(平成 7年) 97 - [2]
2000年(平成12年) 55 - [2]
2001年(平成13年) 53 - [2]
2002年(平成14年) 46 - [2]
2003年(平成15年) 44 - [2]
2004年(平成16年) 101 96位 [2]
2005年(平成17年) 53 - [2]
2006年(平成18年) 49 - [2]
2007年(平成19年) 49 - [2]
2008年(平成20年) 41 - [2]
2009年(平成21年) 43 - [2]
2010年(平成22年) 42 - [2]
2011年(平成23年) 34 97位 [1]

駅周辺

ファイル:Gokuraku-bashi.JPG
駅名の由来となった極楽橋

駅の北側に駅名の由来となった極楽橋があり、不動坂という高野山への参道に通じている。駅から極楽橋の袂へは改札を出て右に折れ、林道を歩いてケーブル駅への連絡橋をくぐり、右(駅構内方向)の道を登ると抜けることが出来る。

隣の駅

南海電気鉄道
テンプレート:Color高野線
テンプレート:Color快速急行・テンプレート:Color急行・テンプレート:Color各駅停車(快速急行は当駅 - 林間田園都市駅間、急行は当駅 - 河内長野駅間の各駅に停車)
紀伊神谷駅 (NK85) - 極楽橋駅 (NK86)
テンプレート:Color鋼索線(高野山ケーブル)
極楽橋駅 (NK86) - 高野山駅 (NK87)

脚注

  1. 1.0 1.1 1.2 1.3 高野線・乗降人員 - 南海アド
  2. 2.00 2.01 2.02 2.03 2.04 2.05 2.06 2.07 2.08 2.09 2.10 2.11 2.12 2.13 2.14 テンプレート:PDFlink - 和歌山県

関連項目

外部リンク

テンプレート:南海高野線 (山岳線区) テンプレート:Sister