栗原市

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ファイル:Kurikomainayashiki2005-9.jpg
栗駒地区は稲屋敷に広がる水田地帯
2005年9月撮影。

栗原市(くりはらし)は、宮城県の北西部に所在するである。2005年(平成17年)に栗原郡全町村が合併して発足した。

地理

宮城県の北部、西側にあり、北部は岩手県、北西部は秋田県と境界を接する。最高地点は奥羽山脈に属する市域北西端に位置する標高1,627.4m栗駒山である。市域は、奥羽山脈から流れ下る迫川二迫川三迫川および、旧迫川の支流の流域におさまる。北西部は山地。中部・南東部では河川沿いの低地丘陵線が東西に伸びて入り混じる。低地部分のほとんどは水田として利用されている。

栗原市は、成立した2005年平成17年)4月1日をもって宮城県最大の面積を持つ地方自治体となった[1]。栗駒山を含む栗駒山地栗駒国定公園に指定されている[2]cf.)。伊豆沼内沼ラムサール条約日本の登録湿地である (cf.)。

市内には、合併前の町村を単位とする市街地が点在する。そのうちの最大は市役所が設けられている築館地区(旧・築館町)である。合併前には、北部の金成町一関都市圏に、南部の高清水町古川都市圏に含まれており、築館町を中心とする都市圏は形成されていなかった。また、築館町中心部寄りではあるが、東北新幹線くりこま高原駅が、若柳町中心部とを結ぶ国道398号沿いの志波姫町にできるなど、築館の栗原郡全体に対する絶対的な求心力は無い。しかし、築館には、栗原市役所や栗原中央病院が置かれ、東北自動車道築館インターチェンジ経由で仙台市と結ばれる高速バスが、栗原市役所以遠で市内各方面に分かれるなど、築館が相対的首位に立っている。

気象

アメダスは2ヶ所置かれている

  • 最高気温極値(1976/11 - )37.3℃(1994年8月14日)
  • 最低気温極値(1976/11 - )-18.3℃(2012年2月3日)[3]

ケッペンの気候区分駒の湯亜寒帯湿潤気候の本州では比較的珍しいdfbに属する。 テンプレート:Weather box

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自然地形、ほか

隣接する自治体

cf. 岩手県の市町村全図 :≪外部リンク≫ テンプレート:Cite web
cf. 秋田県の市町村全図 :≪外部リンク≫ テンプレート:Cite web
cf. 宮城県の市町村全図 :≪外部リンク≫ テンプレート:Cite web

市内の地域

cf. テンプレート:Cite web

歴史

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年表

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近世以前

近代以降

行政区域の変遷(市町村制施行以後)

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行政

合併後の選挙で市長が選出されるまでは佐藤覚次郎(前・一迫町長)が市長職務執行者を務めた。旧町村の各役場はそれぞれ総合支所として機能する。ただし、旧築館町役場は、栗原市役所と築館総合支所が併設されていたが、2010年(平成22年)1月に築館総合支所が移転し、栗原市役所本庁舎となった。旧金成町役場には栗原市役所金成庁舎と金成総合支所が併設される。

歴代市長

歴代 氏名 就任年月日 退任年月日 備考
佐藤覚次郎 2005年(平成17年)4月1日 2005年(平成17年)4月30日 市長職務執行者(前・一迫町長)
初代 <center>佐藤勇 2005年(平成17年)5月1日 <center>(現職) 3期目在任中、東日本大震災が発生。後述 (1)。
  1. 1942年(昭和17年)7月兵庫県三田市生まれ、宝塚市育ち。立教大学文学部卒業。元・環境庁長官秘書、元・宮城県議会議長[10][5]

姉妹都市・友好都市

1985年(昭和60年)2月11日志波姫町(現・栗原市志波姫地区)と東京都の五日市町(現・あきる野市五日市)が友好姉妹都市の盟約を締結[11]1995年(平成7年)9月に五日市町があきる野市に編入されたのを受けて、志波姫町は1996年(平成8年)1月28日に改めてあきる野市と友好姉妹都市盟約を締結した[11]。その後、2005年(平成17年)4月1日に志波姫町を含む栗原郡10町村が合併して栗原市が誕生したことから、栗原市とあきる野市は2006年(平成18年)2月10日、友好姉妹都市の盟約を締結した[11]

警察

郵便

郵便局 テンプレート:Col テンプレート:Col 簡易郵便局 テンプレート:Col

医療

経済

農業

古くから稲作が中心の農業が営まれているが、近年テンプレート:いつではトマトパプリカなどの作物も生産されている。

鉱業

1000年以上の歴史を誇る細倉鉱山のほか、20世紀初頭には褐炭を産出する岩倉炭鉱が稼働するなど、地下資源が豊富で盛んに開発が進められてきたが、現在は全ての事業が終了しており、鉱業施設の跡を偲ぶ細倉マインパークなどが残るのみである。

工業

ラムサール条約に登録された伊豆沼内沼が築館地域を流れる荒川の下流に存在するため、市中心部の工業化は遅れている。一方で、迫川が流れる旧・金成町地区、旧・若柳町地区などに工場は集中している。 テンプレート:節stub

  • 主要産業

トヨタ自動車東日本若柳工場

  • 産業人口

縫製

1980年頃までは縫製工場が集中していたが、閉鎖などで現在はほとんど残っていない[1]

地域

人口

テンプレート:人口統計 人口 74,149人 (2013年8月現在)

教育

学校名等は基本的に五十音順で記載している。

高等学校

中学校・小学校

小中学校については各旧自治体の項目を参照


特別支援学校

学校教育以外の施設

交通

市内には、東北自動車道東北新幹線東北本線国道4号398号457号などの主要な交通線が存在している。 かつては仙北鉄道築館線が瀬峰駅から現在の宮城交通築館営業所付近にあった築館駅まで伸びていたが、アイオン台風によって路床に被害を受けて廃止され、バス路線に転換された。また、くりはら田園鉄道2007年(平成19年)3月31日をもって廃止となり、バスに転換された。

鉄道路線

バス路線

詳細は、ミヤコーバスグリーン観光バス、及び東日本急行を参照のこと。

  • 高速バス
  • 路線バス(栗原市民バス)
    • 古川線 栗原中央病院 - 古川駅前(ミヤコーバス)
    • 一関線 一関駅前 - 栗駒病院前(グリーン観光バス)
    • 築館一関線 一関駅前 - 旧築館税務署前(ミヤコーバス)
    • くりはら田園線 細倉荒町 - 栗駒病院前 - 石越駅前(ミヤコーバス)
    • 若柳線 栗原中央病院 - 石越駅前(グリーン観光バス)
    • 花山線 花山富野原 - 築館総合支所前(グリーン観光バス)
    • 岩ヶ崎線 栗駒病院前 - 旧築館税務署前(グリーン観光バス)
    • 玉沢線 栗原中央病院 - 県立瀬峰病院前(ミヤコーバス)
    • 鶯沢線 細倉荒町 - 栗原中央病院(山口タクシー)
    • 真坂岩ヶ崎線 栗駒病院前 - 一迫公民館(栗原観光タクシー)
      この他、各地区のタクシー会社等が運行する地域内路線や、地区民バス等がある。

道路

高速道路

一般国道

県道


名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事


博物館

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その他の関連事象

栗原市にゆかりのある著名人

出身著名人

奈良時代の生まれ
江戸時代の生まれ
明治生まれ
昭和生まれ
平成生まれ
生年・時代未確認

その他のゆかりある著名人

脚注

テンプレート:脚注ヘルプ テンプレート:Reflist

出典

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関連項目

テンプレート:Sister

外部リンク

テンプレート:Geographic Location

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  1. 1.0 1.1 1.2 テンプレート:Cite web
  2. 2.0 2.1 テンプレート:Cite web
  3. 気象庁(築館の観測史上1 - 10位の値
  4. テンプレート:Cite web
  5. 5.0 5.1 テンプレート:Cite web
  6. 図典 日本の市町村章 p36
  7. テンプレート:Cite web
  8. 8.0 8.1 テンプレート:Cite web
  9. テンプレート:Cite web
  10. テンプレート:Cite web
  11. 11.0 11.1 11.2 テンプレート:Cite web
  12. テンプレート:Cite web


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