石越駅

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テンプレート:駅情報 テンプレート:駅情報 石越駅(いしこしえき)は、宮城県登米市石越町南郷字西門沖にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)東北本線である。

JR東日本仙台支社管内はここまでとなる。当駅と油島駅の間で県境を跨ぐが、その盛岡方の最初の踏切の付近(東京起点425km地点)にJR東日本盛岡支社との境界が置かれている。2007年平成19年)3月31日までくりはら田園鉄道線の起点であった。

歴史

駅構造

単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線、計2面3線のホームを持つ地上駅。互いのホームは跨線橋で連絡している。

駅舎は南北に走る線路の西側におかれ、出入口はこの1箇所。小牛田駅管理の業務委託駅で、自動券売機みどりの窓口(営業時間 7時 - 18時10分)設置。また、改札内に水洗便所が置かれている。

のりば

1 テンプレート:Color東北本線 (下り) 花泉一ノ関方面
2 テンプレート:Color東北本線 (上り) 瀬峰小牛田仙台方面(当駅始発のみ)
(下り) 花泉・一ノ関方面(通過列車の待避のみ、定期列車での使用なし)
3 テンプレート:Color東北本線 (上り) 瀬峰・小牛田・仙台方面
  • 深夜に当駅終着、翌朝始発の列車があるが、乗務員宿泊施設が無いため当駅では留置せず、小牛田駅まで回送される。2004年(平成16年)10月15日までは当駅で留置していた。

くりはら田園鉄道の駅は東日本旅客鉄道の駅とは小さな駅前広場をはさんで北西に位置した。くりはら田園鉄道の駅は単式ホーム1面1線を有する地上駅であり、駅舎は木造一階建てであった。くりはら田園鉄道の駅は末期には無人駅となっていて、定期券等の発売が近くの理髪店カナザワに委託されていた。また、汲み取り式便所が改札内に設置されていた。

くりはら田園鉄道の廃止時には両社の線路は繋がっていなかったが、かつて両路線は連絡し、栗原電鉄と国鉄との間で貨車の授受が行われていた。また、栗原電鉄の最盛期には、仙台から栗原電鉄線へ直通列車が運行されたこともある。

利用状況

乗車人員推移
年度 一日平均乗車人員
2000 607
2001 549
2002 556
2003 536
2004 556
2005 454
2006 483
2007 428
2008 399
2009 393
2010 388
2011 342
2012 345
2013 338

駅周辺

駅前が宮城県道・岩手県道184号石越停車場白崖線の起点で、西にまっすぐ道が通る。最初の信号で主要地方道の宮城県道4号中田栗駒線に合流する。県道4号は西には県道184号の延長としてまっすぐ伸びるが、反対方向にはまず南に曲がる迂回路をとり、駅の南にある石越跨線橋で東北本線を越え、東に向かう。石越駅のホームは南に向けて長く、跨線橋の下をくぐる。

周辺市街は駅舎がある西に、県道4号沿いに伸びており、若柳駅のあたりまで商店、工場、住宅が続く。駅の東側も住宅地だが、すぐに農村地帯となる。

  • 石越郵便局
  • 石越市街地(登米市役所石越総合支所<旧・石越町役場>)は登米市民バスに乗りかえ
  • 佐沼警察署石越駅前駐在所

バス

バス停留所は駅前から30mほど進んだ右側のミヤコーバス所有地にあり、同社のバスが発着・折返し待機を行っている。また50mほど進んだ道路上にグリーン観光バスの停留所がある[2]。いずれの停留所も名称は「石越駅前」である。以前は石越車庫として業務を行っていたが、現在は車庫は取り壊され、待合室・簡易トイレと乗務員休憩所のみとなっている。

栗原市民バス
【くりはら田園線】ミヤコーバス築館営業所運行委託、くりはら田園鉄道廃止代替路線)
  • 津久毛経由 マインパーク入口・細倉荒町 行
  • 尾松経由 栗駒病院前 行
【若柳線】グリーン観光バス運行委託)
登米市民バス(ミヤコーバス佐沼営業所運行委託)
【石越線】
  • 石森経由 (ミヤコーバス)佐沼営業所 行 / 迫桜高校前 行 / 迫桜高校前・三方島経由 佐沼営業所 行

隣の駅

東日本旅客鉄道
テンプレート:Color東北本線
新田駅 - 石越駅 - 油島駅

かつて存在した路線

くりはら田園鉄道
くりはら田園鉄道線
石越駅 - 荒町駅

脚注

テンプレート:脚注ヘルプ テンプレート:Reflist

関連項目

外部リンク

テンプレート:Sister

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  1. テンプレート:PDFlink - 2011年7月29日 JR東日本仙台支社プレスリリース
  2. 旧車庫構内はミヤコーバス所有地であり入構できない為、公道上にバス停留所を設置している。