新札幌駅

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ファイル:新さっぽろ駅.JPG
新札幌駅(2004年6月)

新札幌駅(しんさっぽろえき)は、北海道札幌市厚別区厚別中央2条5丁目6にある北海道旅客鉄道(JR北海道)千歳線である。

札幌市厚別区の中心駅(新札幌副都心)であり[1]寝台特急北斗星」・「カシオペア」・「トワイライトエクスプレス」を除くすべての旅客列車が停車する。同じ厚別区内で近傍に位置する函館本線厚別駅森林公園駅方面から千歳線を利用する場合、両線の乗換駅である白石駅(ないし札幌駅)を経由するより便利なケースも多いことから、周辺地域からも広く乗降客を集めている。

JR北海道では札幌駅、手稲駅に次いで3番目に利用者数が多い駅である。

利用可能な鉄道路線

利用可能な優等列車

歴史

ファイル:ShinSapporo(Chitose) eki.jpg
1976年の新札幌駅と周囲約1km範囲。左が札幌方面。駅周囲は開発真っ盛りで南側のサンピアザは建設中、北側は兵器補給廠厚別弾薬庫跡地が更地になっている。戦時中は上端中央辺りまで厚別駅から軍用線が敷かれていた。国土交通省 国土画像情報(カラー空中写真)を基に作成

戦時中この地域には、日本国有鉄道(国鉄)の練成農場と陸軍の厚別弾薬庫として使用していた土地があった。戦後、これらの土地を国鉄と自衛隊から譲りうけた札幌市は、この地域を「新札幌副都心」と銘打ち、都市再開発を始めた。農場だった区域は札幌市営ひばりが丘団地に、弾薬庫跡地は商業地域になった。このころ国鉄は千歳線の迂路を短絡する路線変更を計画していた。この時札幌市の都市計画にあわせ、ひばりが丘団地内を通過する予定だった路線を少し変えて、現在の位置に駅を新設した。

建設時には現在の札幌貨物ターミナル駅が新札幌駅と名乗っており、工事中にこの駅は下野幌駅と仮称されていた。開業前の1973年7月に札幌貨物ターミナル駅が現在の駅名に改称し、こちらの新駅が名前を譲り受け、9月に新札幌駅として開業した。

駅構造

のりば
1 テンプレート:Color千歳線(上り) 千歳新千歳空港苫小牧東室蘭函館青森帯広釧路方面
2 テンプレート:Color千歳線(下り) 札幌手稲小樽旭川方面

利用状況

乗車人員推移
年度 1日平均人数
2003 13,240
2004 13,230
2005 13,440
2006 13,510
2007 13,680
2008 13,740
2009 13,630
2010 13,700
2011 13,800
2012 13,879
2013 14,097

駅周辺

テンプレート:Main2

バス

隣の駅

テンプレート:Sister ※特急・急行列車の詳細な停車駅については各列車記事を参照。

北海道旅客鉄道(JR北海道)
テンプレート:Color千歳線
特急「北斗」・「スーパー北斗」・「スーパーおおぞら」・「スーパーとかち
南千歳駅 (H14) - 新札幌駅 (H05) - 札幌駅 (01)
特急「すずらん
千歳駅 (H13) - 新札幌駅 (H05) - 札幌駅 (01)
テンプレート:Color快速「エアポート
北広島駅 (H07) - 新札幌駅 (H05) - (一部白石駅 (H03)) - 札幌駅 (01)
テンプレート:Color普通
上野幌駅 (H06) - 新札幌駅 (H05) - 平和駅 (H04)

関連項目

外部リンク

脚注

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  1. 1.0 1.1 引用エラー: 無効な <ref> タグです。 「hokkaido-np-1982-7-25」という名前の引用句に対するテキストが指定されていません
  2. “札幌副都心の発展祈る 厚別のサンピアザ完工式”. 北海道新聞 (北海道新聞社). (1977年6月9日)
  3. 3.0 3.1 “副業に懸命の札鉄局”. 北海道新聞 (北海道新聞社). (1982年5月23日)
  4. “デパート開店、長い列 プランタン新札幌 バーゲンに3000人”. 北海道新聞 (北海道新聞社). (1982年6月1日)
  5. “新さっぽろ駅ターミナルビル 来月1日開業”. 北海道新聞 (北海道新聞社). (1990年5月15日)
  6. “「デュオ-2」5日開店 新さっぽろ 副都心2期事業が完成 年商目標40億円 女性ファッション中心に”. 北海道新聞 (北海道新聞社). (1992年6月3日)
  7. “2番目のデュオ、来月5日オープン-札幌・厚別副都心”. 北海道新聞 (北海道新聞社). (1992年5月19日)