打田駅

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駅全景(左に駅舎)

打田駅(うちたえき)は、和歌山県紀の川市打田にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)和歌山線

1日に各方面2本しかない快速列車が停車する。

駅構造

相対式2面2線のホームを持つ行違い可能な地上駅。1番ホーム側に駅舎があり、2番ホームへは無蓋跨線橋で連絡している。また、スロープが設置され、駅裏側から直接2番線ホームに入ることもできる。[1]

橋本駅が管理し、ジェイアール西日本メンテックが駅業務を受託する業務委託駅であるが、窓口は朝の6:00から10:00のみ営業。POS端末の他、新型押しボタン式券売機が1台設置されている。

当駅には自動体外式除細動器は、設置されていない。便所は、男女共用の汲み取り式

打田駅プラットホーム
ホーム 路線 方向 行先
1 テンプレート:Color和歌山線 上り 粉河橋本方面
2 テンプレート:Color和歌山線 下り 和歌山方面

駅周辺

その他、駅前に多少商店がある。南東側には公立那賀病院がある。

路線バス

利用状況

1日の平均乗車人員は以下の通りである。[2]

乗車人員推移
年度 1日平均人数
1998 824
1999 777
2000 753
2001 738
2002 663
2003 646
2004 645
2005 624
2006 595
2007 591
2008 607
2009 603
2010 606
2011 570
2012 571

紀の川市役所本庁舎の最寄駅であり、勤務する職員の多くが利用している。また、朝・夕の通勤・通学ラッシュの時間帯には、多くの人々で賑わう。

歴史

「打田」という名称について

「打田」の名称は遠い昔、現在の打田地区が紀の川の内にあった、紀の川と烏子川の内にあった田ということで「内田」と呼ばれていたが、いつしかこの地区が「内田」から「打田」に変わったという言い伝えが残っている。

1900年明治33年)に、現在のJR和歌山線が開通し、土地の地名から駅名が「打田駅」となり、1956年昭和31年)の町村合併時の町名選定において田中村の田、池田村の田が残り、新町の中心部であり、それまでの56年間呼びなれた「打田駅」の駅名を用いて「打田町」と決定した。現在は、那賀町粉河町桃山町貴志川町との新設合併によって、旧・打田町は、紀の川市になったが、「打田」という地名は、引き続き使われている。

隣の駅

西日本旅客鉄道
テンプレート:Color和歌山線
テンプレート:Color快速
粉河駅 - 打田駅 - 岩出駅
テンプレート:Color普通
紀伊長田駅 - 打田駅 - 下井阪駅

脚注

  1. わかやま歩歩歩 JR和歌山線「打田駅」(2013年5月3日閲覧)
  2. 『和歌山県統計年鑑』及び『和歌山県公共交通機関等資料集』

関連項目

外部リンク

テンプレート:和歌山線