島根県立出雲商業高等学校

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島根県立出雲商業高等学校(しまねけんりついずもしょうぎょうこうとうがっこう, Shimane Prefectural Izumo Commercial High School)は、島根県出雲市大津町にある公立商業高等学校である。略称は「出商」(いずしょう)。

概要

歴史
1918年(大正7年)に開校した「今市町外五ヶ村学校組合立実業学校」を前身とする。数回の組織改編・改称を経て1963年(昭和38年)に現校名の「島根県立出雲商業高等学校」となった。2013年平成25年)に創立95周年を迎える。
設置課程・学科
全日制課程 2学科
校訓
「明知・友愛・奉仕・至誠」
校章
「出雲」を表すと、「商業」・「学問」を表す3本のペン先の絵を組み合わせたものを背景にして、その中央に「高」の文字を置いている。
校歌
出雲産業高等学校時代の1951年(昭和26年)に制定された。作詞は山本龍一(当時の校長)、作曲は森山俊雄(当時・島根大学教育学部特別教科(音楽)校教員養成課程講師)による。歌詞は3番まである。出雲商業高等学校となった1963年(昭和38年)に3番の中の「産業」を「商業」に改めて(ただし読みは「なりわい」で変更なし)継承され、現在に至る。
同窓会
「斐水会[1]」(ひすいかい、財団法人)と称している。

沿革

実業学校時代
  • 1918年(大正7年)
    • 2月14日[2] - 実業学校の設置が認可される。
    • 4月1日 - 「今市町外五ヶ村学校組合立実業学校」(乙種[3]商業学校・修業年限3年)が開校。商業科13学級体制。初代校長に中曽根三郎が就任。
  • 1919年(大正8年)9月22日 - 「簸川郡今市実業学校」に改称。
  • 1920年(大正9年)4月1日 - 郡立移管により「簸川郡立今市実業学校」に改称。
  • 1923年(大正12年)4月1日 - 県立移管により「島根県立今市実業学校」に改称。
  • 1929年(昭和4年)4月1日 - 「島根県立今市農商学校」と改称。
  • 1933年(昭和8年)- 農業科が島根県立今市農業学校として分離独立したため、「島根県立今市商業学校」と改称。
  • 1936年(昭和9年)4月 - 校舎を大津町1134番地に新築し移転。
  • 1940年(昭和15年)4月 - 甲種商業学校[3]となり、修業年限を5年とする。
  • 1941年(昭和16年)3月 - 乙種[3]の募集を停止。
  • 1943年(昭和18年)
    • 4月1日 - 中等学校令の施行により、この時の入学生から修業年限が4年に短縮される。
    • 10月 - 教育ニ関スル戦時非常措置方策により、修業年限4年施行の前倒しが決定される(中等学校令施行前の1941年(昭和16年)入学生から適用)。
  • 1944年(昭和19年)4月1日 - 教育ニ関スル戦時非常措置方策により、商業科の募集を停止し「島根県立今市工業学校」に転換。
    • この時の入学生はすべて工業科1年生、商業学校1年修了者は工業学校2年生となり、商業学校2・3・4年修了者はそのまま商業学校の3・4・5年生となる。
    • 在校生が卒業するまで、当面の間商業学校は維持(併置の形をとる)。
  • 1945年(昭和20年)
    • 3月
      • 修業年限短縮施行の前倒しにより、商業科4年生(1941年(昭和16年)入学生)・5年生(1940年(昭和15年)入学生)の合同卒業式を実施。
      • 決戦教育措置要綱[4]が閣議決定され、同年4月から翌年3月末まで授業が停止されることとなる。
    • 4月1日 - 授業を停止。学徒動員(勤労動員)は継続(1・2・3年工業科/4年商業科)。
    • 5月22日 - 戦時教育令が公布され、授業を無期限で停止することが法制化される。
    • 8月15日 - 終
    • 9月 - 授業を再開。
  • 1946年(昭和21年)4月1日 - 修業年限が5年に戻る(1・2・3・4年工業科/5年商業科)。
  • 1947年(昭和22年)
    • 3月31日 - 商業科5年生の卒業により、商業学校が廃止される。
    • 4月1日 - 学制改革(六・三制の実施、新制中学校の発足)
      • 工業学校の生徒募集を停止。
      • 新制中学校を併設し(名称:島根県立出雲工業学校併設中学校、以下・併設中学校)、工業学校の1・2年修了者を新制中学校2・3年生として収容。
      • 併設中学校は経過措置としてあくまで暫定的に設置されたため、在校生が2・3年生のみの中学校であった。
      • 工業学校3・4年修了者はそのまま工業学校に在籍し、4・5年生となる。
新制高等学校
  • 1948年(昭和23年)4月1日 - 学制改革(六・三・三制の実施、新制高等学校の発足)
    • 工業学校が廃止され、新制高等学校「島根県立出雲商工高等学校」が発足。全日制の工業科と商業科を設置。
      • 工業学校卒業生(5年修了者)を新制高校3年生、工業学校4年修了者を新制高校2年、併設中学校卒業生(3年修了者)を新制高校1年生として収容。
      • 併設中学校は新制高校に継承され(名称:島根県立出雲商工高等学校併設中学校)、在校生が1946年(昭和21年)に入学した3年生のみとなる。
  • 1949年(昭和24年)
    • 3月31日 - 併設中学校を廃止(修業年限の旧制5年から新制3年への移行が完了)。
    • 4月1日 - 高校三原則による島根県内公立高校の再編。
      • 島根県立出雲農業高等学校と統合され、「島根県立出雲産業高等学校 商業科」(商業・工業・農業の3学科を合わせ持つ総合高等学校)となる。
  • 1951年(昭和26年)10月18日 - 校歌を制定。
  • 1953年(昭和28年)4月1日 - 農業科が島根県立出雲農林高等学校として分離・独立。
  • 1959年(昭和34年)4月1日 - 定時制課程(夜間部)商業科を新設。
  • 1961年(昭和36年)4月1日 - 女子経済科を新設。
  • 1962年(昭和37年)
  • 1963年(昭和38年)
    • 4月1日 - 「島根県立出雲商業高等学校」に改称。工業科の2年修了者は工業高校3年に転学。
    • 5月13日 - 産業高等学校時代の校歌を一部歌詞を変更した上で、商業高等学校の校歌として継承。
    • この年 - 塩冶ヶ丘に工業高等学校の新校舎が完成し移転を完了。校舎の共用を終了。
  • 1964年(昭和39年)4月1日 - 定時制課程 商業科の募集を停止。
  • 1969年(昭和44年)
    • 3月31日 - 定時制課程 商業科を廃止。
    • 4月1日 - 商業科を経理・営業・事務の3類型に編成。
  • 1972年(昭和47年)4月1日 - 情報処理科を新設。
  • 1973年(昭和48年)- 普通教室棟(現校舎)が完成。
  • 1975年(昭和50年)2月 - 新校舎(現校舎)がすべて完成し、現在地に全面移転を完了。
  • 1977年(昭和52年)4月1日 - 商業科に進学向類型を新設。
  • 1978年(昭和53年)- 中庭の環境整備を実施。
  • 1981年(昭和56年)- 脩成館が完成。
  • 1989年(平成元年)8月 - 野球部、第71回全国高等学校野球選手権大会(夏の甲子園大会)に島根県代表として初出場。
  • 1990年(平成2年)4月 - 女子経済科の募集を停止し、情報処理科を1学級増設。
  • 1992年(平成4年)3月31日 - 女子経済科を廃止。
  • 1993年(平成5年)3月 - 推薦入学制度を導入。
  • 1994年(平成6年)4月1日 - 国際経済科を新設。
  • 1995年(平成7年)- LL教室を設置。
  • 1996年(平成8年)3月 - 野球雨天練習場が完成。グラウンド夜間照明を設置。
  • 1998年(平成10年)- 女子陸上部、全国高校駅伝に出場(以後2006年(平成18年)まで8年連続出場)。
  • 2003年(平成15年)- ソフトボール雨天練習場が完成。
  • 2004年(平成16年)- ソフトボール部、全国高等学校総合体育大会に出場。
  • 2005年(平成17年)4月 - 国際経済科の募集を停止。
  • 2006年(平成18年)- ソフトボール部、全国高等学校選抜大会に出場。第1回出商デパートを開催。
  • 2007年(平成19年)3月31日 - 国際経済科を廃止。
  • 2008年(平成20年)- ソフトボール部、全国高等学校総合体育大会・全国高等学校選抜大会に出場。
  • 2009年(平成21年)
    • NIE実践校となる。
    • ソフトボール部、2年連続で全国高等学校総合体育大会に出場。女子弓道(個人)全国高等学校総合体育大会に出場。
    • 吹奏楽部、美術工芸部、放送部が全国高等学校総合文化祭に出場。
    • 産学官連携による課題研究事業として出雲商業オリジナル縁結びぜんざいの商品開発を行う。
  • 2010年(平成22年)- 剣道部・ソフトテニス部(個人)、全国高等学校総合体育大会に出場。ぜんざいスイーツを全国販売。

学校行事

3学期制

1学期
  • 4月 - 入学式、遠足、2・3年課題考査、3年模試、資格試験(情報処理技術者)
  • 5月 - 中間考査
  • 6月 - 3年実力テスト、資格試験(簿記・珠算・電卓)
  • 7月 - 2年インターンシップ、期末考査、球技大会、進路体験発表、資格試験(ワープロ)
  • 8月 - 中学生1日体験入学
2学期
  • 9月 - 「斐桜祭[1]」(ひおうさい、学園祭)、資格試験(商業英語・情報処理)
  • 10月 - 中間考査、資格試験(情報処理技術者)
  • 11月 - ボランティア活動体験教室、資格試験(珠算・電卓・簿記・ワープロ)、「出商デパート」(販売実習)
  • 12月 - 期末考査
3学期
  • 1月 - 3年期末考査、1・2年実力テスト、資格試験(簿記実務、情報処理)
  • 2月 - 1年スキー研修、1・2年期末考査、資格試験(珠算、簿記)
  • 3月 - 卒業式

部活動

運動部
文化部

著名な出身者

交通アクセス

最寄りの鉄道駅

周辺

脚注

テンプレート:脚注ヘルプテンプレート:Reflist

関連項目

外部リンク

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  1. 1.0 1.1 この名称は校地のそばを流れる斐伊川に由来する。
  2. 引用エラー: 無効な <ref> タグです。 「so」という名前の引用句に対するテキストが指定されていません
  3. 3.0 3.1 3.2 乙種と甲種については実業学校を参照。
  4. 国民学校初等科を除く学校の昭和20年度1年間の授業停止が決定された。