小和田駅

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ホーム(2005年9月9日)
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小和田駅は3県の県境の近くにある

小和田駅(こわだえき)は、静岡県浜松市天竜区水窪町奥領家にある、東海旅客鉄道(JR東海)飯田線である。

概要

駅前には何ら施設が無く、また道路が通じていないため自動車では訪問できないことから、鉄道ファン秘境駅の一つとして認知されている。秘境駅ブームの火付け役であり、『秘境駅へ行こう』の著書で知られる牛山隆信が最初に訪れた駅であり[1]、牛山が作成した「秘境駅ランキング」では全国3位にランキングされている。

以前は駅周辺に集落が存在し、天竜川対岸の富山村(現・豊根村)側にも集落や自動車が通れる道路が存在したが[2]1956年に完成した佐久間ダムによりそれらの集落が水没し、駅周辺の人家は約20分歩いたところにある一軒と、そこから険しい山道を40 - 50分ほど登った先にある塩沢地区の数軒のみとなってしまった。この塩沢地区への郵便配達は、険しい地形のためにバイクでの配達が困難であるため、郵便局員が列車に乗って郵便物を届けに来る[3]

これらの経緯により、利用者はこの駅を目当てにやってくる鉄道ファンを除けば極端に少ない。テレビ番組『所さんの学校では教えてくれないそこんトコロ!』の「あなたはナゼ秘境駅へ来たんですか?」のコーナーで行った調査では(2014年5月16日OA)、塩沢集落では道路が整備されたために当駅を利用する住人はおらず、純然たる生活目的の利用者は前述の一軒家に住む老婦人一人しか確認できなかった[3]

普段は閑散としているが、1993年皇太子徳仁親王皇太子妃雅子とのご成婚の折には、駅名が皇太子妃の旧姓である小和田(おわだ)と同表記であるとして、恋愛成就にあやかろうとする人々で賑わった[4]水窪町(当時)は同駅下にある広場で結婚式を開きたいカップルを募集し、うち1組が挙式を行っている。その結婚式を記念して設置された「愛」と書かれたベンチや結婚式の写真などは、今も駅に残されている[2]

駅構造

単式ホーム1面1線を有する地上駅。豊橋側のトンネル手前に保線車両用の引き込み線が設置されている。中部天竜駅管理の無人駅であり、無人化後も駅舎が残されている。

かつては相対式ホーム2面2線であったが、2008年平成20年)1月に片側が使用中止され、単式ホームとなったテンプレート:要出典。使用中止となった側の線路は現在撤去されているが、ホームはそのまま残されている(ただし立入はできない)テンプレート:要出典

利用状況

「静岡県統計年鑑」「浜松市統計書」によると、1日の平均乗車人員は以下の通りである。

年度 一日平均
乗車人員
1993年 10
1994年 11
1995年 9
1996年 6
1997年 7
1998年
1999年 6
2000年
2001年 不明
2002年
2003年
2004年
2005年
2006年 7
2007年 8
2008年 5
2009年 7
2010年 6
2011年
2012年

駅周辺

前述の通り、駅周辺には目立った施設は無い

駅前には住居跡と製茶工場跡がある。製茶工場跡の下の道には、佐久間ダム建設の際に転落したとされるミゼットの廃車が転がっている[2]

飯田線が事実上唯一の交通手段であるため、警察官による巡視にも飯田線が利用されているテンプレート:要出典

歴史

隣の駅

東海旅客鉄道
飯田線
テンプレート:Color快速
通過
テンプレート:Color普通
大嵐駅 - 小和田駅 - 中井侍駅

脚注

テンプレート:脚注ヘルプ

  1. 私と秘境駅 - 秘境駅ヘ行こう!
  2. 2.0 2.1 2.2 JR東海配布「飯田線秘境6駅&見どころマップ」より
  3. 3.0 3.1 所さんの学校では教えてくれないそこんトコロ!/2014年5月16日のバックナンバー - テレビ東京
  4. 『なんにもないなんにもない…飯田線・秘境駅の旅いかが』 - 朝日新聞 2009年8月16日
  5. 5.0 5.1 5.2 テンプレート:Cite book

関連項目

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