中井侍駅

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テンプレート:駅情報 中井侍駅(なかいさむらいえき)は、長野県下伊那郡天龍村平岡にある、東海旅客鉄道(JR東海)飯田線である。標高289m。県内で最も海抜の低い駅[1]

長野県で最も南にある駅で、「信州ワイド周遊券」のあった時代は、自由周遊区間の南限の駅であった。

駅構造

単式ホーム1面1線を持つ地上駅飯田駅管理の無人駅である。秘境駅に数えられることもあるが、周辺には民家が散在し、道幅は狭いものの駅前まで車道が通じており、自動車での到達も可能である。

駅周辺

駅前眼下に茶畑が広がる。急傾斜地に位置し、ホームには切り立った斜面があり、コンクリートで被覆されている。駅前には民家が2軒あり、坂道を徒歩3~5分ほど登っていくと民家が連続する集落に出る。

歴史

都市伝説

ネットなどで、飯田線のある駅で、通学する女子高校生1人のために毎朝、快速が臨時停車し、卒業式の朝、「卒業おめでとう。列車は明日から駅を通過しますがこれからもがんばって下さい」という車内アナウンスが流れた、という噂があり、それが当駅の話であるとされるが、JR東海は「事実関係を確認できない」とし、村役場職員などはその噂自体を知らなかったという[2]

隣の駅

東海旅客鉄道
飯田線
テンプレート:Color快速
通過
テンプレート:Color普通
小和田駅 - 中井侍駅 - 伊那小沢駅

脚注

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関連項目

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  1. 『秘境駅-中部・東海編』(DVD) 販売元 GPミュージアムソフト
  2. 「ひとえきがたり 中井侍駅 秘境の女子高生ネット伝説」『朝日新聞』2012年12月25日付・大阪本社版夕刊。同じ記事 朝日マリオン・コム 2012年12月25日