北海道道128号札幌北広島環状線

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ファイル:Hokkaido Pref Route 128, Ebetsu.jpg
江別市工栄町付近(2012年8月)
ファイル:Hokkaido Pref Route 128, Sapporo-Kita.jpg
札幌市北区篠路町福移付近(2012年10月)

北海道道128号札幌北広島環状線(ほっかいどうどう128ごう さっぽろきたひろしまかんじょうせん)は、北海道札幌市西区北広島市を結ぶ主要道道北海道道)である。札幌市域は札幌市管理路線。江別市内に枝線が存在する。本線・枝線ともに未開通区間あり。

概要

  • 札幌市の市街地の北側外縁を通り江別市、北広島市とを結ぶ。路線名は環状線となっているが、起終点は大きく離れている。
  • 2010年3月に策定された「道央都市圏の都市交通マスタープラン」では、北海道道46号江別恵庭線とあわせて「札幌圏連携道路」を構成し、道央圏連絡道路を補完する路線として位置づけられている[1]
  • 札幌市東区中沼町から豊平川を挟んで江別市角山までの区間は未開通である。

路線データ

通過する自治体

主な接続道路

地理

起点から札幌圏都市計画道路追分通として北東方向に進む。追分通は札幌市西区と手稲区の境界をなす道路である。また、この区間は側道付きの広幅員の整備がなされている。現在のルートは札幌市北区屯田町で右折し東15丁目屯田通となり、屯田7条4丁目で左折し新琴似通に入った後、北区西茨戸から住宅地の外周を抜ける細い道路に入り、国道231号に合流している。新琴似通から国道231号の間の区間は非常に道路幅が狭く、乗用車同士のすれ違いも困難な道路である。しかしながら、2006年3月に屯田地区の北部を抜ける屯田・茨戸通が都市計画決定されており[2]、今後こちらのルートが整備され、切り替えられる予定である。

国道231号との交点からは茨戸福移通となり、札幌市北部のニュータウンであるあいの里の中心部を抜ける。さらに南東に向かい、東区中沼町に至るが、ここから豊平川を渡り江別市角山までの区間は未開通である。この区間については、豊平川に札幌江別大橋(仮称)を架橋し整備する計画があり[3]、事業化は2016年度以降の見込みである[4]

国道275号からは、5丁目通として工栄町の工業団地の中心を抜け北海道道110号江別インター線に合流する。ここから終点までは北海道道110号江別インター線及び北海道道46号江別恵庭線との重複区間である。

枝線

枝線起点の江別市弥生町から国道12号を南西へ進み、江別市幸町で左折し新栄通に入る。鉄西線との交差点から南は中原通と名を変え、JR函館本線の高架下を通る。東野幌小学校から200 m 程行ったところで右折して南大通に入る予定であるが、約250 m の区間が未開通であり、2014年中の開通を目指し整備中である[5]。同市あさひが丘付近から先は開通しており、整備されている。「江別の顔づくり事業」の一環として都市計画が策定された。

歴史

認定当初は、北広島市中心部を経て現在の同市大曲中央2丁目(国道36号交点)を終点としていた。国道274号交点が終点となったのは、1994年(平成6年)4月1日からである。国道36号へ至る区間は、北海道道1080号栗山北広島線の一部となった。

脚注

  1. テンプレート:Cite report
  2. テンプレート:Cite web
  3. テンプレート:Cite web
  4. テンプレート:Cite news
  5. テンプレート:Cite web
  6. 1988年北海道告示第548号
  7. 1994年北海道告示第1468号
  8. 1996年北海道告示第1349号
  9. 2001年北海道告示第1767号

関連項目

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