バッドボーイズ (お笑いコンビ)

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テンプレート:複数の問題 テンプレート:Infobox お笑いコンビ

バッドボーイズは、よしもとクリエイティブ・エージェンシー所属の日本のお笑いコンビ。吉本興業福岡事務所（福岡吉本）でデビュー。その後東京本社（東京吉本）に移籍した。

概略

コンビ揃って暴走族の「福岡連合」出身で、福岡第一高等学校の同級生でもある。暴走族を引退してどうしようもない毎日を送っていた佐田が、担任の教師に「将来何がしたいんだ?」と訊かれ、俳優か歌手になりたいと答えると、「お前は歌手ってガラじゃないし、俳優は台詞を覚えるのが難しい[1]から、清人とお笑いやれ」と促され、1997年4月に結成した。2002年に福岡吉本から東京本社に移籍。

賞レースには縁がない。『爆笑オンエアバトル』では3回の出場で一度もオンエア経験がない[2]。M-1グランプリは最高結果は準決勝進出（2004年度）。『THE MANZAI 2011』では本選サーキット出場権を得たが、決勝戦には進出できなかった。

当初は3人組だったが、1人がボクサーになりたいと言って脱退、2011年現在はホットドッグ店を経営している。

とんねるずに憧れてお笑いを目指したことを、秋元康のラジオ番組にて明かしている。

メンバー

佐田 正樹（さた まさき、1978年9月13日 - ）

  • ツッコミ担当。福岡県糟屋郡篠栗町出身。身長173cm、体重67kg。血液型A型。
  • 元・福岡連合二代目総長。
  • 学生時代からリーゼントヘアをトレードマークにしていた。デビュー時から2004年までは金髪で獅子を思わせるような髪型だったが、2004年から黒髪になった。リーゼントヘアをセットするのに1本のヘアスプレーを2日半で使い切るほどであった[3]。しかし、2013年4月23日放送の『AKBINGO!』の企画での罰ゲームにより、丸刈りになった、以降はソフトモヒカンにしている。
  • 暴走族“幻影”の元総長で、当時の福岡では最大勢力を誇った。数々の武勇伝を残している。
  • 福岡第一高等学校卒業。
  • 地元の柔道の大会で優勝したことがある。『虎の門』での柔道大会で対戦相手の福島善成（ガリットチュウ）と対戦し、福島により追い込まれた佐田が最後にキレて、打撃禁止ルールにも関わらず福島を故意に蹴ってしまい、反則負けになったことがある。
  • ファーストキスは、中学2年生の頃[4]。
  • 生まれてから27年間、ケンカ等で負けたことがなかったが、『やりすぎコージー・土曜婦人』の芸人格闘王選手権で、山下しげのり（元ジャリズム）に打撃なしのグラップリングではあるものの、人生で初めて負けて裏で泣いた。そしてトレーニングを積み見事にリベンジを果たしたが、その時に右足じん帯を痛め、次戦はドクターストップになった。
  • 生涯一度も修学旅行に行ったことがない。小学校の頃は骨折してしまったため行けず、中学校の頃は40°Cの高熱でまた行けず、ハワイの修学旅行目当てで入学した高校も、当日の朝5時に警察に逮捕されたため、行けなかった[5]。
  • 福岡少年鑑別所に約1か月収容されていた。収容時の唯一の楽しみはビデオ鑑賞であり、この時に観た『ジュラシック・パーク』に衝撃を受け、現在でも最も好きな映画だという[6]。
  • 逮捕されても卒業できた理由は、親は（逮捕された時に）「卒業させてほしい」と要望し、先生が「鑑別所にいるということではなく、入院ということに」したため[7]。
  • 幼少の頃いじめられっ子だったが、父親に映画『ビー・バップ・ハイスクール』シリーズのビデオを渡され「これを観て強くなれ」と言われたと語っている[8]。
  • 『スイッチ!』2007年1月3日放送分において、11年交際していた彼女にプロポーズ。そして同年4月15日に婚姻届を提出。
  • 腕に若気の至りで入れた、龍の刺青が入っている。
  • 実家は黒瀬純（パンクブーブー）の近所で、歩いて3分の距離だった。小学生の頃からの知り合いで共通点が多く、黒瀬は清人とも仲が良かった。
    • 出会ったのは佐田が小学生の頃、黒瀬の弟と喧嘩して勝ち、その後、黒瀬にグランドに呼び出されたのが最初。
    • 同じ暴走族に所属していた（黒瀬が3年先輩）。
  • キャラクターに似合わず爬虫類や両生類が苦手。『AKB1じ59ふん!』で、ボックスから逃げ出したトカゲを捕まえることが出来ずに浦野一美に捕まえてもらったり[9]、『AKB0じ59ふん!』でヘビが入ったボックスを近づけられ逃げたり[10]、『AKBINGO!』で市川美織がカエルを持って近寄った際に、全速力でスタジオの外まで逃げようとした[11]。また、同番組の罰ゲームで出されたイラブー汁の材料の乾燥エラブウミヘビが登場した際は、最初から置かれたテーブルから一歩引いた状態で、ついでにイラブー汁を食べるように勧められると、「ヘビとお化けだけは絶対好かんのて!」と発言、乾燥ウミヘビの入った皿を持った仲川遥香に追いかけられると半泣きで逃げ回った[12]。
  • 『人志松本のすべらない話』第1回のメンバーで唯一、その後一度も出演していない（スピンオフ企画除く）。また、後に同番組がDVD化され大ヒットしたことや、同番組で他の出演メンバー全員[13]がフリートークに定評のある芸人としてブレイクしたことを挙げ、「お笑いブームに乗れていない」「ブレイクチャンスを逃した」と何度か自虐ネタにしている。
  • 最近ゴルフを始めた。現時点での最高スコアは111。

清人（きよと、1978年9月3日 - ）本名および旧芸名、大溝 清人（おおみぞ きよと）。

  • ボケおよびネタ作り担当。福岡県福岡市早良区出身。身長167cm、体重56kg。血液型A型。
  • レギュラー出演している『AKBINGO!』では本名名義[14]で出演。
  • 元・福岡連合二代目連絡隊長。
  • 暴走族『汝風（なち）』の元メンバー。元連絡隊長。
  • 連絡隊長だった清人が「総長が企画した暴走行為を連絡しなければ暴走行為は起こらなかった」という理由で、逮捕されたことがある。
  • 福岡第一高等学校中退。その理由は、逮捕されたからではなく、逮捕されたことが発覚して退学処分にされたから[15]。
  • 佐田と比べると地味な芸風だが、清人ワールドと称される、ボソっと一言発して笑いを取るスタイルが得意。大喜利も得意。
  • 先輩の博多大吉宅に居候していた際、部屋を非常に汚くしていたため、綺麗好きな大吉からいつも注意を受けていた。
  • 辛いものが苦手。
  • 絵が上手く、『AKB0じ59ふん!』では即興で自由の女神やナリタブライアン（実際にはウマの絵）を披露した[16]。
  • 幼くして両親が離婚しており、長きにわたり父と祖母との3人暮らしだった[17]。2歳で生き別れとなった母親は、清人が小学校2年生頃に電話越しに会話して以来消息不明となっていたが、テレビで清人を見た母親が吉本興業に電話、その際連絡先を告げずに電話を切ったものの、『AKBINGO!』のスタッフが着信履歴を元に捜索し消息が判明。同番組の企画で約28年ぶりに再会を果たした[17]。
  • 佐田と「バッドボーイズ」を結成し芸人となった理由は、芸人になるのが夢だったのと同時に、「売れてテレビに出れば、親なんで、僕のこと見て気付く」から、母を「探すよりも、頑張って芸人でテレビ出るほうがいいかな、と思って」だった[17]が、前述の通りその思いが現実になった。
  • 父親は、『AKBINGO!』[18]の企画「ザ・イロ萌えア」の審査員として出演して以来何度か同番組に出演しているが、審査員として登場した際のリアクション、番組で清人らと自宅を訪れた秋元才加に対する「あ、き、君好き」「付き合おうかな」という発言、同行していた音声スタッフに対する撮影中のナンパ、清人が妻との結婚を決意したエピソード（後述）を語った直後の「そうやって言ってくれたけんが（=ので）、あー俺の嫁さんにしようかな（と思った）」発言など、しばしばその言動で清人を呆れさせ、「そろそろ息子として泣きたくなるよ」とまで言わしめている。2011年現在は空き家同然だった福岡市東区志賀島の家屋を譲り受け独居している[19]。
  • 『AKBINGO!』2009年10月14日放送分で結婚を発表し、AKB48のメンバーに祝福された。
    • 結婚相手は一般人で、先述の実父宅に連れて行き紹介した際、清人ですら見た目に手を付けられないような父の手料理を「嫁が率先して食べて、美味いっつって言ったのを見た時に、『一生おれるな』と思って」結婚を決意した[19]。AKB48のメンバー曰く、「綺麗で可愛い」。
    • 2009年11月22日に婚姻届を提出し、翌年1月16日に結婚式を挙げた。
    • 2010年4月25日に第一子が、2011年10月27日に第二子が誕生。
    • 中学生時代の身長は148.5cmで、2011年時点の高橋みなみの身長と同じだった[20]。
    • SMAPの大ファンでファンクラブにも入っている。

AKB48とのエピソード

AKB48とは、『AKB1じ59ふん!』→『AKB0じ59ふん!』→『AKBINGO!』と、メンバーによっては約4年半以上共演しており親交は深い。さまぁ〜ずや松嶋尚美を除けば[21]、（メンバーによっては）最も古くからAKB48と共演している芸能人であり、AKB48メンバーからも「お兄さん」的な存在として慕われている。

  • 「不良とアイドルを絡ませたら面白いだろう」という秋元康の意見で、MCに抜擢された[22]。
  • 当初は現在からは想像できないほど正反対の荒々しいスタイル（主に佐田）を取り、1回目のオンエアではいきなりオープニングで多田愛佳（現・HKT48）を号泣させた。他にも「お前らみたいなクソアイドル」等と暴言を吐き、大島優子には「（当時在籍していた大島麻衣と）ややこしいから改名しろ」、等身大のパネルのみの出演だった前田敦子[23]には「コイツ何様や」、大堀恵に至っては「クソババア」呼ばわりしていた。しかし、『AKB0じ59ふん!』の後半頃から徐々に打ち解け始め、メンバーと仲良さそうに話している場面も見られた。 その後のドッキリ企画でバッドボーイズの番組卒業が発表された際、出演メンバーの多くが眼に涙を浮かべた。その後、ネタばらしで卒業しないことが判明した際も多くのメンバーが涙した[24]。
  • メンバーのAKB48の最初の印象は以下のように、
    • 佐田：「もう誰が誰だが分からんかった[25]。今でも分からんけどね」「ただやる気はあった。コイツらただのアイドルではないな、というのは当時からあった」
    • 清人：「ちょっと売れてきた頃、素人っぽい子の集まりみたいに言われてたけど、あのときに比べれば全然。あのときはもう、ほんまにただの汚い素人みたいな子達やった。今は他のアイドルがそんな感じやけど」「髪型もカブりまくりやったし、みんな黒髪やったから全然区別できんかった。1回こっそり劇場に行ってみたけど、出待ちの子なんか一人もおらんかった[26]」など、あまり肯定的ではなかった旨を語っている。また、メンバーはAKB48がブレイクするとは全く思っておらず、それが当初の荒々しいスタイルになったのではないかとも述べている。
  • ただ番組内では、ゲストによるAKB48メンバーに対するムチャぶり度が過ぎるとメンバーを擁護する姿が見られる[27]。
  • 佐田はあまりないが、清人は自身のブログにAKB48のことをよく書いている。
  • AKB48メンバー内の独自企画に「バッドボーイズさんともっと仲良くなろう企画」と言うのがあり、AKB48メンバーが毎回入れ替わりで一緒にご飯を食べると言うことで、高橋・前田が一緒に食事をした[28]。
  • メンバーがそれぞれ自伝小説を出版した際にはAKB48メンバーにもプレゼントしており、一緒に写真を撮った各メンバーのブログにアップされた。また、AKB48メンバーもそれぞれ出した写真集・CDなどプレゼントすることがある。
  • 佐田の推しメンは篠田麻里子。番組で他のメンバーを呼び捨てにしていたのに対し、篠田のみ「さん」付けをするほど（共演する機会は減ったが、2012年現在も「さん」付けしている）。コーナーの端々において篠田だけえこ贔屓する都度、他のメンバーがブーイングするのがお約束だったが、篠田の天然が目立つようになって以降は収束している。その後、篠田自身は佐田の「篠田推し」を快く思っていないことが発覚したが[29]、AKBとして、またピンでの仕事が多くなった今でもAKBINGO!は一番楽しい現場だと思っており、収録前日などには「楽しみ」と言った内容のブログを書いている。
  • 2013年4月発売の公式パンフレットAKB48グループ臨時総会のインタビュー記事で推しメンは？の問いに篠田（麻里子）さんをあげていましたが、篠田さんは旅立っていきましたからと語っている。
  • 最近見てて面白いのは島田晴香さん、昔の野呂佳代に見えてくるとも語っている。
    • 『AKBINGO!』内で高橋に突っ込む（叩く）時、清人の時より痛くないようにしたり、あとで「大丈夫か」などとフォローをしているが、大島優子はあまり言われていないとされる。
    • 芸人仲間や営業先でファンから「AKB48のファンなんです」と言われることが多いが、収録以外あまり会話する機会はなく、熟知している訳ではないので、佐田は「知らーん！」と答えている。
  • 清人は前田敦子推しだが、「隣にいると暗い気持ちになる」と言われた[30]。ただし前田は清人を嫌っているわけではなく、高橋みなみと楽屋に遊びに行ったり、ブログ用の写真を清人と撮っている[31]。
  • 宮澤佐江から慕われており、お互い仲良くなろうと努力している。

出演番組

現在

レギュラー番組

過去

レギュラー番組

佐田のみ

ゲスト出演

佐田のみ

清人のみ

コンビでの出演

テレビドラマ

佐田

映画

佐田

コンビ

書籍

佐田
自伝小説。後に『ヤングチャンピオン』にて漫画化。
清人
  • 『ダブル☆ピース』（ワニブックス 2010年01月）

脚注

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外部リンク

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  1. ↑ その後、佐田は8本映画に出演している。
  2. ↑ 1度目は229KBで7位、2度目は241KBで9位、3度目は337KBで7位
  3. ↑ 『AKBINGO!』2012年7月4日付放送分
  4. ↑ 『10カラット』
  5. ↑ 『人志松本のすべらない話』テンプレート:出典無効
  6. ↑ 『学校へ行こう!』テンプレート:出典無効
  7. ↑ 『よしもと本物流Vol.9 青版ロンドンブーツの天下取り指南』
  8. ↑ 『アメトーーク!』ビー・バップ・ハイスクール芸人にて発言。テンプレート:出典無効
  9. ↑ 2008年3月6日放送分「ビビリじゃないもん! 触って触って神経衰弱」より
  10. ↑ 2008年5月12日放送分「目指せ大女優! 演じてダマして演技力バトル・本当にヘビを触っているのは誰?」よりテンプレート:出典無効
  11. ↑ 2011年3月30日放送分「AKBeginner! 新世代! 特技10連発」よりテンプレート:出典無効
  12. ↑ 『AKBINGO!』2011年5月18日付放送分テンプレート:出典無効
  13. ↑ 千原ジュニア、ほっしゃん。、宮川大輔、河本準一の4人
  14. ↑ 2010年5月19日放送分のみ「清人」名義で出演しているテンプレート:出典無効
  15. ↑ 『よしもと本物流Vol.9 青版ロンドンブーツの天下取り指南』
  16. ↑ 2008年4月7日放送分テンプレート:出典無効
  17. ↑ 17.0 17.1 17.2 『AKBINGO!』 2008年10月29日放送
  18. ↑ 2008年12月17日放送
  19. ↑ 19.0 19.1 『AKBINGO!』 2011年1月26日
  20. ↑ 『AKBINGO!』2011年5月4日放送分よりテンプレート:出典無効
  21. ↑ ただし、2011年現在ではほとんど共演していない。秋元才加が『森田一義アワー 笑っていいとも!』のスペシャル番組でさまぁ〜ずと共演した程度である。
  22. ↑ 『AKB48 じゃんけん選抜公式ガイドブック』（2010年、光文社）より
  23. ↑ ドラマ『栞と紙魚子の怪奇事件簿』の撮影が入っており、5回目のオンエアまで収録に参加できなかった。
  24. ↑ 『AKBINGO!』2011年1月5・12日放送分
  25. ↑ 本当に忘れているかどうかは不明だが、元メンバー（現・SDN48）の佐藤由加理や小原春香を忘れてしまったかのような発言をしている（『AKBINGO!』2011年4月20日放送）テンプレート:出典無効
  26. ↑ 出待ちがいなかったことについては、『AKB1じ59ふん!』の放送が開始された2008年1月に先立つ2007年8月の時点で、AKB48オフィシャルブログを通じてAKB48劇場での入り待ち出待ち行為が禁止されていたことが理由と考えられる
  27. ↑ 『AKBINGO!』2011年2月5日放送分よりテンプレート:出典無効
  28. ↑ 『前田敦子オフィシャルブログ』2009年7月6日投稿「やっとごはぁ〜ん」より
  29. ↑ 『AKBINGO!』2009年9月17日放送分「ウソ発見器で本音を暴け! ショージキ将棋」テンプレート:出典無効
  30. ↑ 『AKBINGO!』2009年4月1日放送分より
  31. ↑ 『前田敦子オフィシャルブログ』2009年4月3日投稿「体はってます( бωб)」・2010年5月15日投稿「おめでとうございます!!!」より
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