ニッポン放送ショウアップナイター
『ニッポン放送ショウアップナイター』(ニッポンほうそうショウアップナイター、Nippon Broadcasting System Show Up Nighter)は、ニッポン放送が放送しているプロ野球ナイトゲーム中継番組である。月〜金曜はNRN全国中継担当となっていることもあり、日本の民放ラジオ局で唯一プロ野球全12球団のホームゲームを放送できる体制を取っている。
目次
概要
- 1975年に同タイトルでスタートして以来、すっかりニッポン放送の看板番組となっている。開幕戦などの改編期以前の試合、または日本シリーズなどの改編期以後の試合、その他デーゲームやワールドベースボールクラシックなど、昼間に行われる試合の中継でも「ショウアップナイタースペシャル(Show Up Nighter Special)」と、そのタイトルが使用される。
- 放送内容は平日はNRNナイターをそのまま放送する場合と、自社向けに別途制作した内容を放送する場合とがある。聴取率週間などは後者のケースが多く、2000年代あたりはそれ以外でも後者のケースが多い。NRNナイターの制作を担当しない土曜・日曜は遠隔地で開催する試合も自社制作だが、関西地区の試合は毎日放送の制作による「MBSベースボールパーク」のネットを受けることがある(関東地区での開催を除いた阪神戦ビジターゲームの一部は、MBSの自社制作分をネット受けする場合がある)。
- ニッポン放送は関東のローカル局でもあるため、中継のほとんどは関東の球団である読売ジャイアンツ(巨人)戦で、1993年以降主催ゲーム(東京ドーム他)の放送も再開された。また巨人戦と被らない時間帯を中心に、ニッポン放送が独占放送権を持つ神宮球場などで開かれる東京ヤクルトスワローズ戦の主催ゲームも放送する場合がある。
- アナウンサーと解説者の中にはほとんどメインカードを担当しない人物がいる。それらの人物はニッポン放送が他局向けに制作する放送(いわゆる裏送り)を担当し、ショウアップナイターで実況が流れるのはメインカードが中止になった場合のみということもある。
- 事前番組「ショウアップナイタープレイボール」では大リーグ情報にも力を入れている。
- 現在、中継予定カードの担当解説者・実況アナウンサーについては、公式サイト上では公式戦開催日は日中の時間帯(大体正午〜中継カード開始10分前程度)のみ、予備日の場合は常時、直近1週間の予定を公開している。試合開始直前のスターティングメンバー掲載以降は試合情報が優先となり、これらは消されてしまうため確認不可。また、ニッポン放送携帯サイトの「ニッポン放送スポーツ」に有料会員登録した場合は、「プロ野球試合速報」の「スケジュール」ページにて1ヶ月分の担当解説者・実況アナウンサーを公式サイトとは異なり縛りがなく、常時確認することが出来る。更に、MBSベースボールパークの放送予定のページでは、阪神戦が屋外球場での開催において、本番カードの他に裏送りや予備カードの担当解説者・実況アナウンサーもある程度確認することが出来る[1]。また、同じく関西地区で金曜日のネット受けとなるABCラジオのホームページでも、週間番組表にて予備カードの解説・実況アナウンサーを掲載している。そのほか、NRNの公式サイトにもNRNナイターのページがあり、こちらでも直近2週間の全国向けカードの担当解説者・実況アナウンサーを確認することができる(ただし、土・日は文化放送制作分)ほか、2013年からは、水曜から金曜にネット受けしている福井放送が、ホームページの週間番組表にて予備順位を掲載している[2]。尚、2008年、及び2009年は公式サイト上では中継担当者の予定をなぜか一切掲載しておらず、確認するためにはニッポン放送の携帯サイトに有料会員登録をするか、MBSのサイトで確認するかのどちらかでしか確認できなかった。
- 公式サイトのヘッダー部分に表示されている野球場は、ニッポン放送、フジテレビと縁のある東京ヤクルトスワローズの本拠地明治神宮野球場ではなく、横浜DeNAベイスターズの本拠地の横浜スタジアムである。これはニッポン放送が以前保有していた球団株がヤクルト球団では無く横浜ベイスターズだったためである(ニッポン放送が保有していた横浜DeNAの球団株は、2014年現在、フジテレビが保有していたヤクルト球団株共々フジ・メディア・ホールディングスに移動している)
特徴
- 他局の中継にない特色として、
- CM明けにアナウンサーが現在の時刻を伝える。
- 両チームのスターティングメンバーをフルネームで発表する。東京ヤクルトスワローズで内野手として長らく活躍した宮本慎也については、1995年の入団時点で投手として在籍していた宮本賢治が現場を離れてからも、同球団で他に「宮本」姓の選手がいなかったにもかかわらず2013年に現役を引退するまでフルネームで呼んでいた。
- アナウンサーの『全国のプロ野球ファンの皆様』『野球好きの皆様』『修学旅行生のお客様』『スタンドのお客様』、というような言い回しをする。
- NRN独占カードである東京ヤクルトスワローズの主催試合を放送し、文化放送が放送しない場合、実況アナウンサーが「ラジオ独占中継」とコメントすることが多い。なお、地方局への裏送りの場合もコメントすることがある(特にライバル局がJRNのため中継できず、独占放送となる東海ラジオおよびKBC向けの裏送りの場合。ヤクルト対中日の東海ラジオ向け裏送りの場合「東海地区ラジオ独占中継」など)
- ヒットなどによる得点時や本塁打が出た際、それぞれ異なるジングルが流れる。番組開始当初から1980年代後半まで使用されていたファンファーレは、現在ニッポン放送モバイルからダウンロート可能。一時期、得点が入った球団の球団歌をアレンジしたものが流されていた(本塁打用とそれ以外の得点時用があり、本塁打用の曲の方が長い)が、現在は12球団共通の音楽使用に戻っている。なお、本塁打用の曲は「ホームランプレゼント」の当選者発表の時にも流される。
- 公式サイト上には名前が掲載されない裏送り中継のみ担当の解説者を必ず1名以上置いている(フジテレビONE『プロ野球ニュース』での解説も兼ねるため)。
- 中継中、突然チャイムが鳴り、実況アナウンサーが「ニッポン放送ナイター(メジャーリーグ情報、デーゲーム)速報」という前振りで他球場の速報を随時伝える(ニッポン放送で中継されない裏送りの場合は「ネット受け局(呼称はSTVラジオ、TBC、東海ラジオ、KBCなど)ナイター速報」だが、RCC向けの場合は基本的に同局の方針により「RCCプロ野球速報」と称している。但し、アナウンサーによっては「RCCナイター速報」と称する場合がある[3])。
- 現在の速報チャイムは、1992年のAMステレオ放送開始時にニッポン放送がステレオバージョンで作り直した2代目のものを使用している。AMステレオ放送やradikoで聴取の場合、最初の音が左チャンネルから、その後の音は右チャンネルから流れる。現在は全国のNRNナイター制作局でも使用されている[4]。
- このチャイムは実況席に置かれた効果音ポン出し装置から、実況アナウンサーの操作で流される[5]。なおこの装置はニッポン放送のサッカー・競馬中継でも使用されている。[6]
- ただし、2011年のシーズンは開幕から諸事情により速報チャイムの使用が停止されており、ダイレクトに実況アナウンサーが「ニッポン放送ナイター速報」と始めるパターンになっていたが、6月11日の中継からチャイムの使用を再開した[7]。
- 2004年のシーズンまでは、中継終了時のBGMに中継した試合で勝ったチームの応援歌を流していた(例:読売ジャイアンツが勝った場合は「闘魂こめて」、阪神タイガースが勝った場合は「阪神タイガースの歌」、中日ドラゴンズが勝った場合は「燃えよドラゴンズ」〔引き分けの場合はニッポン放送ショウアップナイターの番組テーマソング〕)。2005年以降は試合の結果に関係なく、ニッポン放送ショウアップナイターの番組テーマソングをエンディングBGMに使用している[8]。
- ニッポン放送の番組の合間のスポットCMでは、中継カードの紹介ではなく、スポンサーの一部をクレジット形式で紹介するもの(「○○、××、△△他の提供でお送りする・・・」)が主に放送されている。
- 1970年代 - 1980年代頃のジングルには、女声コーラスによる「がんばれがんばれ、○○(○○は攻撃中のチームの愛称)〜♪」という歌で終わるBGMの入った物が存在した(2004年の開局50周年記念番組「ニッポン放送開局記念日スペシャル 笑顔が一番!あなたと一緒に50年」で、同時期のホームランのテーマ曲とともに一部音源〔ジャイアンツ・オリオンズ〕が紹介された)。
- フレッシュオールスターゲーム中継では、以前はイースタン・リーグ攻撃時にはニッポン放送、ウエスタン・リーグ攻撃時には毎日放送もしくは朝日放送の若手アナウンサーが実況を担当していたが、2009年からNRN各局の若手アナウンサーを中心にリレー形式で実況をする体制をとっている。1回と9回はホスト局の中堅もしくはベテランのアナウンサーが実況し、残り7イニングはNRNナイター担当7局(ニッポン放送を除く6局は下記参照)の若手アナウンサーがそれぞれ1イニングずつの実況と担当チームのリポートを行う[9][10]。
- ニッポン放送では関西地区の中継担当局の呼称を、朝日放送の場合は「ABC朝日放送」、毎日放送の場合は「大阪MBS(ラジオ)」としている(実況アナにより多少の違いはある)。
- NRNナイターとして全国ネットされる場合はネット局での放送開始時刻および中継音声への切り替え時刻が異なるため、18時30分までの複数回、切り替え時刻に解説者・アナウンサーがコメントをやめて場内音→飛び乗り配慮のコメント(それまでの試合概要など)をしている(これはJRN・NRNナイター全国ネット共通)。
- 火曜から金曜は大抵がNRN全国放送であるため、「今日はニッポン放送製作で全国の皆さんにお聞きいただいております」としているが、月・土・日曜はローカル中継扱いであるため、「ニッポン放送ショウアップナイター」のタイトルを述べる。但し土・日曜のLF-MBSネットである場合(阪神戦以外のナイターなど)や、月曜に中継していた頃ビジター側の系列局にネットした場合(その逆も含む)では「今日は、関東(東京)地区は『ニッポン放送ショウアップナイター』で、関西(大阪)地区は『MBSベースボールパーク』でそれぞれお聞きいただいております」と、個別の番組名(阪神戦中継をMBSでも放送する場合のみ「with Tigers MBSベースボールパーク」)とアナウンスすることが多い。
キャッチコピー
- 2000年代前半:どこでもスタジアム。迫力メジャー級!
- 2005年・2006年:野球、全部伝えます!
- 2007年・2008年:やっぱり、野球はおもしろい!
- 2009年:ボリュームアップ!GOGOプロ野球!(この年のキャッチである、「55&GOES ON!」にかけている)
- 2010年以降:まいにち とことんプロ野球!
テーマ曲
- 1975年~:Sons of the Brave
- 1992年:HEAVENLY SKY/崎谷健次郎(作詞・作曲・編曲も手がけた)
- 2010年・2011年:That's it やったね/吉田拓郎(同上)
- 2012年:Showup Nighter Anthem/KAZSIN
注目カード(スペシャルウィークやポストシーズンなど)を放送する日の「ニッポン放送交通情報」は、番宣も兼ねて「ショウアップナイター」のテーマ曲をBGMとすることがある。
放送時間
- 毎週火曜日〜日曜日 18:00 - 21:00(試合終了まで延長、ただし土曜のみ「radikoプレミアム(エリアフリー聴取)」では最大延長21:50)
- 月曜日は2011年まで、セントラル・リーグ公式戦がある場合、セ・パ交流戦期間中は初めから試合予定が組まれている場合[11]のみ、NRNの関東地区担当として放送していたが、2012年からはスペシャルウィークス開催期間中などの例外を除き、月曜日は定時番組の放送を優先するため、試合有無に関係なく中継しないことになった[12]。ニッポン放送が月曜日の試合を中継しない場合も、関東開催試合に関係するチームの地元ラジオ局に対する裏送りが必要な場合や、ABCが月曜開催の阪神戦中継で予備補充を行う場合は対応する[13]。また、2010年以後の日曜は原則としてナイター開催のある場合のみの放送となっており、こちらはMBSラジオとの2局ネットを継続。
- 2005年度は一部パシフィック・リーグの月曜日開催(マンデー・パ・リーグ)の試合を「ショウアップナイタースペシャル」として放送した。2004年シーズンオフにショウアップナイターストライクで出演した田尾安志が東北楽天ゴールデンイーグルスの監督となったため、楽天戦を放送することが多かった。
- 17:30(土曜のみ17:50) - 試合開始(18時前後)は前座番組「ショウアップナイタープレイボール」。中継カードを含む全試合の直前情報「12球団駆け巡り」や大リーグ情報を放送する。
- 新聞番組表などは、この前座番組もナイター中継と一緒にまとめられる場合がある。
- 18:50頃・19:50頃・20:50頃(20:56までに中継が終了した時は20:58頃)には、「ニッポン放送交通情報」を放送する。
- 5回終了後のイニングスインターバル中に、「ニッポン放送ニュース」を放送する。現在は1、2本のスポットニュースと日本人メジャーリーガーの結果(松井秀喜を中心に)を伝える。
- 試合終了後 - 21:30は後座番組「ショウアップナイターハイライト」を放送する。
- 「radikoプレミアム(エリアフリー聴取)」では、通常編成においてジャニーズ事務所所属タレントが登場する番組がある都合上、土曜日のみ原則として21:50で中継を打ち切る。ただし通常配信版の「radiko」では従来通り番組終了まで配信される[14]。
- 予備番組(レインコート)
- 中継カードがない時(雨天中止、ナイター設定なし)は、レインコート番組「ニッポン放送ショウアップナイタースペシャル」(NRNネット枠では「ナイタースペシャル」と呼称)を放送する。
- 過去には「歌謡大全集」として、梶幹雄、はたえ金次郎ら、LFのアナウンサーが担当して、歌謡曲・演歌に特化したもので展開していた。2000年代からは「サウンドコレクション」として放送されていた。
- 2005年度は「笑福亭鶴光のサウンドコレクション」、2006年度は「山本元気のサウンドコレクション」、2007年度は「山本元気のサウンドコレクション」と「垣花正のサウンドコレクション」
- 2008年以後は前半1時間がプロ野球やスポーツに関係したものを題材にした番組を放送する機会が増えたため、「サウンドコレクション」の放送時間が短縮される傾向にある。2008年度は、「やっぱり野球はおもしろい!」を19:00まで放送した後、「サウンドコレクション」を19:00から放送するケースと、「やっぱり野球はおもしろい!」または「サウンドコレクション」を18:00から3時間放送する場合に分かれた。
- 2009年度は17:30から19:00までが「GOGOプロ野球!」と題してパーソナリティ(平日は松本秀夫、土日は師岡正雄)とニッポン放送契約野球解説者1名が野球情報を語った後、19:00から21:30まで「山本剛士のサウンドコレクション」または「ミュージックスカイホリデー2009」を放送する(後者が放送された場合、ネット局へは前者が裏送りされる)。
- 2010年度は19:00まで「まいにちとことんプロ野球」と題して野球情報を送り、19:00からは「山本剛士のサウンドコレクション」を放送。
- 2011年度は、「まいにちとことんプロ野球」は従来通りであるが、19時 - 21時は「サウンドコレクション」を裏送り専用番組に廻し、日替わりの特集企画を放送した。これまでにサンドイッチマンやますだおかだ、山田雅人他が担当。「サウンドコレクション」としての放送もこの年を最後に一旦終了している。
- 2012年度は、「まいにちとことんプロ野球」は従来通り。19時 - 21時については、ナイターの予定がない場合には「松本ひでお 情報発見 ココだけ 増刊号」や、前年同様に単発の特集企画を放送。中継予定試合中止や裏送りの場合は、前年までの「サウンドコレクション」と同じ位置づけで、「くり万太郎の(ショウアップ)ナイタースペシャル」または「山本剛士の(ショウアップ)ナイタースペシャル」を放送する。
- 2013年度は「情報発見 ココだけ 増刊号」がなくなった以外は、2012年とほぼ同様である。
- 2014年度は3年ぶりに「山本剛士のサウンドコレクション」が復活。中継予定試合中止の場合や裏送りの場合に編成される。
- 当日(主に週末)にサッカーJリーグの試合があり、かつナイターの中継カードがない時(雨天中止、ナイター設定なし)には、代わりにJリーグの中継(「Jリーグ RADIO」)がニッポン放送ローカルで放送される(日曜日にプロ野球ナイターが元からなく、かつJリーグ放送のある日は「ショウアップナイタースペシャル」の冠は外す)。平日にこの措置が取られた場合、ネット局へは「ナイタースペシャル」(かつては「サウンドコレクション」)が裏送りされる。
- 特記事項
- 試合が早く終了したときの対応 まだ行っている別の試合を放送する(主に自主制作のヤクルト・横浜DeNA主催試合だが、一部は阪神・中日戦を中心にネットする。制作局はその日のNRNナイター制作担当局である)。
- 上記の場合、ニッポン放送のみこの措置が採られ、ネット局へは別途21:00までスタジオ企画(「ショウアップナイターハイライト」の出演者とは別のアナウンサーが担当)を裏送りするケースもある。また、MBSのように独自の対応(オリックス戦に切り替えるなど)を採る局もある。
- 試合延長時の対応 - 「ショウアップナイターハイライト」は試合の展開によって時間が短縮される。また21:30以後も続いた場合、試合の終了時間によって次の番組の放送時間が短縮・または休止される。特に22時からの生放送番組は全国放送で、一部地方局では先行して22時から放送開始しニッポン放送は途中からの飛び乗りというケースもある。また時間調整上「ショウアップナイターハイライト」の出演者が登場することも。ただし24:00以降も試合が続いている場合は24:00で放送を打ち切る。
- 加えて、日曜日の試合が全試合デーゲームとなることが多い最近の日程事情に配慮し、ナイターが元から組まれていない日曜日には「ショウアップナイターサンデースペシャル」を18:30まで放送した上で、ナイター本編と「ショウアップナイターハイライト」は休止とし、18:30からは定時番組(20時台は単発特番枠)を放送する(2011年度はさらに「ショウアップナイタープレイボール」のみの放送とし、18:00から定時番組としている)。日曜日にナイターが雨天中止となった場合の対応は原則として他の曜日と同様[15]。
- 日曜にナイターが数試合開催されていても、ナイターを放送せず、定時番組が組まれる場合がまれにある。[16]
- サッカー日本代表が国内で試合を行う場合(場合によってはFIFAワールドカップ予選など海外開催の試合も)は、「ショウアップナイタースペシャル」の扱いでそちらの中継を優先する。この場合、ニッポン放送での野球中継はサッカーと重ならない時間帯のみ行う。該当試合がニッポン放送制作の場合、サッカー開催中はネット局向けの裏送りとなる(特にMBSとの2局ネットとなる土・日だと、事実上関西向けの裏送りとなる)。
メジャーリーグ中継
- メジャーリーグ中継は、「ショウアップナイタースペシャル」として放送される。
- 主に日本時間の平日の8:30〜または、日曜深夜25:30〜(月曜1:30〜)の時間に放送されることが多い。
- 深夜帯の場合はオールナイトメジャーリーグというサブタイトルもつく。
関連ミニコーナー
- ショウアップナイターTODAY(2014年)
- 月〜金 9:32頃 - 『垣花正のあなたとハッピー!』内。当日の中継予定試合などの紹介を垣花正が行う。
- 月〜金 12:40頃 - 『高田文夫のラジオビバリー昼ズ』内。当日の中継予定試合などの紹介を曜日アシスタントが行う。また金曜日は、曜日レギュラーの松村邦洋が野球関係者のモノマネをしながらコメントを挟むことがある。
- 土 5:46頃- 『徳光和夫 とくモリ!歌謡サタデー』内。前日のプロ野球結果と当日の中継予定試合等の紹介を石川みゆきが行う。巨人戦の結果の時には徳光和夫のボヤキが入ることが多い。
- 土 9:50頃- 『八木亜希子 Cafeどようび』内。当日の中継予定試合などの紹介と関東地方の球場で当日開催予定試合の当日券販売情報を八木亜希子が行う。
- 日 9:50頃- 『三宅裕司のサンデーヒットパラダイス』内。当日の中継予定試合などの紹介。
- 日 13:50頃- 『土田晃之 日曜のへそ』内。当日の中継予定試合などの紹介。
- 日 15:10頃- 『日曜競馬ニッポン』内。当日の中継カードの紹介とデーゲームの試合経過を伝える。
- ショウアップナイター一番乗り!(火〜金 14:48頃) - 『大谷ノブ彦 キキマス!』(火~木曜)、『上柳昌彦・山瀬まみ ごごばん!フライデースペシャル』(金曜)内。番組パーソナリティ(火~木曜は大谷ノブ彦、金曜は上柳昌彦)と当日の中継予定試合の実況アナ又はベンチリポート担当アナ[17]が試合のポイント等を紹介する。「上柳昌彦 ごごばん!」放送時にはかつて「ショウアップナイター最前線」というコーナーが17:30頃にあった。
- 月〜金 6:52頃 - 『高嶋ひでたけのあさラジ! 本日発売!やじうま情報』内で情報を伝えることもある。この場合は前日のプロ野球結果と当日の中継予定カード等の紹介を、前日中継担当アナウンサーに電話をつないで、高嶋ひでたけらと掛け合いで伝える。
- 土 14:45頃 - 『ズーム そこまで言うか!』内。進行は飯田浩司アナ。BGMがイメージソングだったり、内容が野球中心ということもあって、ミニコーナーの大体的位置づけでもある。前番組『小倉智昭のラジオサーキット スポーツサーキット』と同様。
ジングル
当番組では、以下のようなバージョンのジングルがある。
- 明日の東京地方の天気バージョン
- ホームランプレゼントの応募方法
- クイズトリプルチャンスの応募方法
- 明日のショウアップナイターの放送カード
- 通常の番組タイトルのみ
- radikoでの聴取案内「ニッポン放送ショウアップナイターがクリアな音で楽しめる!パソコン・スマートフォンからradikoで聴こう!」
デジタルショウアップナイター
- 2004年度、ニッポン放送ではブロードバンドをフル活用してインターネットのウェブサイトを使ったインターネットラジオコンテンツ「デジタルショウアップナイター」を企画。東京ドームの巨人、神宮球場のヤクルトスワローズ主催ゲームを試合開始〜終了まで完全フォローする試みが行われた。巨人戦以外のヤクルト主催ゲームは2000年代辺りに地上波(中波ラジオ)では中継する機会が減ったため事実上インターネット中継が独占放送の状態だった。なお、2005年度以後は行っていない。
- なお、関東で開催される福岡ソフトバンクホークスのビジターゲーム(一部球団主催を除く)については、2010年度まで[18]KBCラジオで行っていた「KBCホークスナイター」のインターネット同時配信により、ニッポン放送制作の中継[19]を聴くことができた(土・日は文化放送担当)。
リスナープレゼント企画
- ホームランプレゼント 予め葉書、メール(スペシャルウィークス開催期間中はファックスでも)で毎月ごとにプレゼント登録を済ませる。(プレゼント登録は毎月1人1回)登録者の中から抽選で中継カードで本塁打を打った選手1名に対してリスナー1名に賞金5千円(以前は1万円だったが、2010年度より5千円になる)と副賞としてJA全農山形から山形県産の米「つや姫(2010年9月以降、それ以前は「はえぬき」)」5kgがプレゼントされる。
- 勝っているのはどっちだ?クイズ リスナーには19時、20時のそれぞれの時点で中継カードのリードしているチームを予想してファクス、メールで予想投票を受け付ける。なお、日曜薄暮開催(巨人戦)については18時と19時が対象。正解者には抽選で首都圏で行われるプロ野球の公式戦チケットがプレゼントされる。またスペシャルウィークス期間中には賞金10万円(19時、20時(または18時、19時)それぞれの時点の当選者1名に付き5万円)が贈られる。
- 交流戦ホームランキングは誰だ?クイズ 2005年度スタートした交流試合における本塁打王を予想して葉書、メールで募集する。正解者から抽選で1名に10万円の賞金を贈る。
- ヒーローインタビューは誰だ?クイズ(2004年度に主としてスペシャルウィークス期間に実施) 中継カードにおけるヒーローインタビューを受ける選手を予想してファクス、メールで投票を受け付けた。正解者には賞金5万円やプロ野球公式戦チケットなどがプレゼントされた。
- ラッキーセブンクイズ 7回表の攻撃前に出題されるクイズ。19時になった時点でクイズに関するヒント(回答のヒントではなく、問題のヒント)が提示される。2008年シーズン途中から「ショウアップナイタープレイボール」内からも問題が出されるようになり、2問制になった。2009年シーズン末まで実施。
- クイズ・トリプルチャンス 2010年シーズンから導入されたクイズで、試合開始前(原則として「-プレイボール」内で行われる「KURE5-56ナイター情報」コーナー枠内)・午後7時・午後8時(スペシャルウィーク期間中に行われる土・日14時からのデーゲーム中継では1回表終了後・午後3時・午後4時、またいずれも時報直後に割り込めない場合はイニング終了後)の3回出題されるクイズの回答を募集する。特徴は「最低1問だけの回答でも参加OK」とされた点。合計3名にプレゼントが当たる。
- イチバンプレイヤー! 月 - 金曜日(月曜日はプロ野球の中継がある場合のみ)に実施。その日の試合で一番活躍しそうな選手を当てるクイズ。該当する選手が所属するチームが勝つことが条件となっている(試合が引き分けの場合は両チームを通じてその試合で最も活躍した選手を当てる)。正解者には抽選で1名に「キリン一番搾り」(キリンビール製造)6本セットが贈られる。試合がない日には「イチバン」にちなんだ野球クイズが出題される。また、プレゼントがアルコール類のため応募は二十歳以上のリスナーに限られる。この企画のみ、NRN系列の他局でも行なわれている。SF、ABC、RCCでは「ガツンプレイヤー!」のタイトルで商品が「キリンラガービール」。2009年は「ストロングプレイヤー!」というタイトルで、商品が同じキリンビールの「氷結ストロング」だった。
出演者
過去については、現タイトル改題以前も含む。
基本的にフジテレビと兼任する解説者が多いが、近年はテレビ(特に地上波)では本数契約として複数の局で解説をするスタイルをとる者もいるため、宮本のように競合局となる日本テレビのスポーツ番組を担当する者もいる。
なお、当番組では本番カードのみ出演する解説者と裏送り・予備カード中心に出演する解説者がある程度明確になっており、江本と田尾は2000年代以降では主に本番カードの出演となっているが、まれに予備カードや裏送り(主にヤクルト戦の第1予備となった場合の巨人主催ゲームのRCC・KBC向けや、LFが関東ローカルで別カードを編成した際のNRN本番中継としての系列局への裏送り)も担当する。宮本も巨人戦中心の出演のため本番カードが主であるが、巨人戦が予備や裏送りとなった場合はそちらに廻ることがある。大矢、若松、野村、石井は本番も裏送り・予備もどちらも同程度こなす。2009年の斉藤明夫、かつての森中千香良や得津高宏のように裏送りのみ担当し、番組広告には名前すら掲載されない解説者もいた(このような待遇の解説者が存在するのは2010年までは長らくニッポン放送のみであったが、2011年から2012年にかけてSTVラジオの解説者を務めた本間満や、2012年よりABCラジオの解説者に加入した当初の濱中治も当番組の得津に近い待遇となっていた)。現在は関根や飯田が予備カード中心の出演となっている。
アナウンサーに関しても、松本や師岡はほぼ本番カードのみ担当し、洗川、清水、宮田、栗村は裏送り・予備を中心に担当する。
なお、過去にJ SPORTS(当初スカイ・スポーツ→Jスカイスポーツ)にフジテレビジョンの資本関係があったのと、ヤクルト球団が形式上ヤクルト本社とフジテレビジョンとの共同経営、横浜球団もニッポン放送とフジテレビが資本参加していたという事情から、この2球団のCS放送・ケーブルテレビ用番組「スカイ・スタジアム→J SKY スタジアム→J SPORTS STADIUM野球好き」の実況・解説にニッポン放送の解説・アナウンサーを起用した試合があった。
解説者
- 関根潤三(1966年 - 1970年、1977年 - 1981年、1985年 - 1986年、1990年 - 。フジテレビ解説者兼)※現在は高齢を配慮して、予備・裏送りを含め月1回程度、横浜スタジアムを除いた首都圏開催試合のみの出演。2013年は予備の担当のみで一度も本番カードに出演しなかった。
- 江本孟紀(1982年 - 。フジテレビ解説者兼)
- 若松勉(2006年 - 。北海道文化放送、フジテレビONE解説者兼)
- 大矢明彦(1986年 - 1992年、1998年 - 2006年、2010年 - 。フジテレビ解説者兼)
- 田尾安志(1992年 - 2004年、2006年 - 。フジテレビ・東海テレビ・関西テレビ・北海道文化放送解説者兼)
- 宮本和知(2013年 - )※主に巨人戦を担当。
- 野村弘樹(2006年、2011年 - 。フジテレビ・tvk・J SPORTS解説者兼)
- 山崎武司(2014年 - 。東海ラジオ・東海テレビ・テレビ愛知・フジテレビ・仙台放送他解説者兼)
- 飯田哲也(2014年 - 。東日本放送・BS朝日・楽天球団制作中継解説者兼)※主に裏送りや予備カード(この場合は巨人戦を含む)を担当。
- 石井一久(2014年 - 。フジテレビ解説者兼)
このほか、スペシャルウィーク中の試合や、ポストシーズンマッチといった最重要ゲームの中継では、楽天イーグルス名誉監督でもある野村克也が担当することがある[20]。また、関東地区で開催されるソフトバンク戦(主にロッテ主催)がLF制作・KBC向け裏送り中継となった場合はKBCラジオ解説者の前田幸長が担当することが多い[21]。
過去の解説者
※系列企業のフジテレビと兼任していた解説者も多い。また、1965年まではNRN解説者という形で文化放送と兼任の解説者もいた(LFは1966年まで平日のみ中継、1967・68年は金曜も中継なし、文化放送は1981年までは土日のみという体制だったため)。
1966年から69年までは、正式な専属解説者は関根潤三のみ、1970年は豊田泰光のみで、裏送りのカードは系列局の解説者が随時出向の形で兼任していた(本番カードが系列局制作ネット受けの場合は関根・豊田が予備カードまたは裏送りに登場)。この件について、かつて実況アナウンサーを務めた深澤弘は「他局は当時から何人もの解説者を起用していたが、 関根さんの声が聴こえたらニッポン放送だと解るようにあえて関根さん1人しか起用しなかった」と開局50周年記念番組で証言している。
- 飯島滋弥
- 池山隆寛(2003年 - 2005年。現・東京ヤクルトスワローズ1軍打撃コーチ)
- 伊原春樹(2005年・2006年。現・埼玉西武ライオンズアドバイザー)
- 大久保博元(1996年 - 2007年。「デーブ大久保」名義で出演。現・東北楽天監督代行)
- 尾花高夫(1992年 - 1993年。現・巨人2軍投手コーチ)
- 大杉勝男(1984年 - 1989年)
- 岡崎郁(1997年 - 2004年。現・巨人2軍監督)
- 掛布雅之(現・阪神タイガースゼネラルマネジャー付育成&打撃コーディネーター、Sky A Sports+解説者。2008年度にゲスト解説として登場)[22]
- 加藤初(1991年 - 1994年)
- 金田正一(1979年 - 1989年)
- 金山次郎(RCC解説者。東京在住だったため、首都圏で開催される広島戦ビジターゲームの裏送りをLFアナウンサーと担当。予備からの昇格時に全国ネットで流れる事があった)
- 川崎憲次郎(2005年 - 2011年。主に裏送り担当。テレビ愛知・J SPORTS解説者、フジテレビONEゲスト解説者兼)
- 楠安夫(フジテレビ・文化放送解説者兼の時期あり)
- 黒木知宏(2008年 - 2012年。TwellV・BS-TBS(MLBスタジアム)解説者兼。現・北海道日本ハムファイターズ1軍投手コーチ)
- 児玉利一(フジテレビ・文化放送解説者兼の時期あり)
- 駒田徳広(2001年 - 2003年。現・tvk、J SPORTS、文化放送解説者)
- 小森光生(1972年 - 1973年)
- 近藤和彦(1978年 - 1981年、1987年 - 1988年)
- 達川光男(1993年 - 1994年、1996年 - 1998年、2001年 - 2002年、2004年 - 2013年。フジテレビ・テレビ新広島解説者兼。現・中日ドラゴンズ1軍バッテリーコーチ)※主に広島が関与する試合を担当していた。
- 斉藤明夫(1994年 - 1995年、2000年 - 2006年、2009年。主に裏送り担当。現・千葉ロッテ1軍投手コーチ)[23]
- 柴田勲(1986年 - 1993年。現・RFラジオ日本解説者)
- 島田誠(1992年 - 1996年。現・RKB毎日放送解説者)[24]
- 角盈男(1993年 - 1994年、1996年、1998年 - 2004年。現・TOKYO MX解説者)
- 高津臣吾(2013年。フジテレビ解説者兼。現・ヤクルトスワローズ1軍投手コーチ)※主にヤクルト戦を担当していた。
- 高松利夫
- 田代富雄(1992年 - 1996年。現・東北楽天1軍打撃コーチ)
- 得津高宏[25](裏送りのみ担当。2008年 - 2012年。TwellV解説者兼)※実質的には2011年までの出演であった。
- 友利結(2008年 - 2011年。「デニー友利」名義で出演。現・横浜DeNAベイスターズ投手コーチ)
- 土井淳(1974年 - 1977年、1982年 - 1984年)[26]
- 渡海昇二(1965年 - NRN解説者として文化放送兼)
- 土橋正幸(1974年 - 1983年、1987年 - 1991年)
- 豊田泰光(1970年 - 1971年、1973年 - 1970年代後半頃まで。現・文化放送解説者)
- 中畑清(1995 - 96年頃に本数契約で出演。現・横浜DeNA監督)
- 西本幸雄(1982年 - 1990年)
- 二宮清純(1996年代後半頃 - 2000年に本数契約で出演)
- 初芝清(2006年 - 2011年、2013年。チバテレ、千葉ロッテ球団制作中継〔TwellV等で放送〕解説者兼)※主に裏送りや予備カード(この場合は巨人戦を含む)を担当。
- 服部受弘(フジテレビ・文化放送解説者兼の時期あり)
- パンチ佐藤(1995年)
- パンチョ伊東(1992年 - 2002年)
- 板東英二(2003年 - 2012年。MBSラジオ解説者兼、所得隠し問題により契約解除)[27]
- 平光清(主に裏送り担当)(1993年 - 2002年)
- 平松政次(1991年 - 2005年。現・フジテレビ、tvk解説者)
- 別所毅彦
- 堀幸一(2011年 - 2012年。現・千葉ロッテ1軍打撃コーチ)
- マーティ・キーナート(1997年代後半頃 - 2002年頃に出演。現・楽天球団アドバイザー兼球団社長補佐)
- 松岡弘(1990年 - 2002年)
- 松沼博久(1991年 - 1994年。現・J SPORTS解説者)
- 水野雄仁(1998年。現・日本テレビ、RFラジオ日本解説者)
- 村上雅則(1984年 - 1986年。「マッシー村上」名義。現・NHK BSメジャーリーグ中継解説者)
- 森中千香良(主に裏送り担当。2007年まで出演)[28]
- 八木沢荘六(1996年。現・群馬ダイヤモンドペガサスアドバイザー)
- 谷沢健一(1987年 - 1993年。現・フジテレビ、東海テレビ、東海ラジオ解説者)
- 山根俊英(フジテレビ・文化放送解説者兼の時期あり)
実況アナウンサー
- ニッポン放送アナウンサー
- 栗村智(2012年度ナイターシーズンより復帰[29]。同年は放送上ベンチリポートのみ担当[30]であった。2013年は実況にも復帰[31]。2013年8月をもって定年を迎えたが、引き続き嘱託社員アナウンサーとしてニッポン放送に在籍する)
- 師岡正雄(水曜日)
- 松本秀夫(やぎメール)
- 煙山光紀(月曜日)
- 山内宏明(土曜日)
- 洗川雄司(火曜日)
- 清水久嗣(木曜日)[32]
- フリーアナウンサー(いずれもニッポン放送アナウンサーOB)
- 宮田、胡口、山田は既にニッポン放送を退職しているが、放送中は本番組のレギュラー出演者という意味合いから「ニッポン放送○○アナウンサー」と紹介される。フリーアナウンサーとしてニッポン放送以外の仕事もする以外に表面上の差はない。
- スポーツ部では各アナウンサーに曜日別に当番として「アナlog」というブログを記録させている(氏名の後ろが担当曜日)。ただし、上記のように松本は専用のブログ「やぎメール」を、栗村は「朝のひとりごと」(ただしショウアップナイターのページではなくニッポン放送のトップページにリンクされている)を書き、胡口はブログを書かない(以前は松本と、その後は清水と隔週)。詳細は公式サイトを参照。
- 2008年までは、現職アナウンサーから1名を、メジャーリーグ中継要員としてプロ野球シーズン中に派遣。1ヶ月 - 3ヶ月ごとに交代で派遣する体制を取っていた。2009年以降は、不景気の影響や放映権契約の制約などを背景に、ニューヨーク・ヤンキース戦のスポット中継を前提にした「MLBパーソナリティ」名義での短期出張へ移行している。テンプレート:See also
過去の実況アナウンサー
- うち、小野、松元、福永の3氏はフジテレビに移籍し、現在もプロ野球中継(主にBSフジ、フジテレビONE・TWO)を担当している(松元はその後退社しフリーアナウンサーに)。また栗村は一度フジテレビに移籍後、諸事情によりLFに復帰。しかし制作部に配属されたため、一時期現場担当から離れ、スタジオ担当のみだった。
ベンチリポーター
- 過去のベンチリポーター
スタジオ担当(2014年4月 - )
- ニュース・天気予報・交通情報・リスナープレゼント企画ナビゲーター
- 山本剛士(ニッポン放送アナウンサー):月(中継がある日のみ)・火 - 金曜日
- 担当しない曜日も含め、番組のタイトルコールも担当。
- 五戸美樹(ニッポン放送アナウンサー):土曜日
- 上柳昌彦(ニッポン放送アナウンサー):日曜日
- 五戸および上柳は、平日の試合が定刻より早く終わった場合に、NRN地方ネット局向け(裏送り)のスタジオ担当を務めることがある。
過去のスタジオ担当
- 石川は元ニッポン放送アナウンサー、西村は元テレビ愛媛アナウンサー、柳田は元南海放送アナウンサー、ほかはニッポン放送アナウンサー(ただし川野・桜庭・山本麻祐子は現在はフジテレビに移籍)
- 栗村は2014年現在、前述のように実況陣の一人として復帰しているが、実況を担当しない平日には五戸や上柳同様に、NRN地方ネット局向け(裏送り)のスタジオ担当を務めることがある。
ネット局(試合中継を担当する局)
放送局 (番組タイトル) |
担当球団 | ネット曜日 | 備考 |
---|---|---|---|
STVラジオ (STVアタックナイター) |
日本ハム | 月→金 | 東京ドームで開催される日本ハム主催試合は、LFに中継制作を委託する[34]。 |
北海道放送 (HBCサタデー&サンデーファイターズ) |
(不定期) | NRNナイター非参加局であるが、土・日の日本ハム主催試合が予備カードに設定され、LF・MBS・STVのいずれも予備待機できない場合に限り、NRN加盟社として中継を配信することがある。またLFが本番カードとして北海道に乗り込んで中継を行う場合は、STVに代わって技術協力を行うことがある。 | |
東北放送 (TBCパワフルベースボール) |
楽天 | 月・水→金 | 火曜日はJRNネットのため『ヤクルト vs 楽天』を除いて自社では放送されないが、裏送りでNRN向けの中継制作は行う(ただし予備カード時に対戦相手地元局が自社制作した場合、そちらにNRN中継担当を委託することがある)。 土・日もJRN優先であるためJRN各局のネット予定がある場合〔例:『楽天 vs ソフトバンク』でのRKB毎日放送〕、東北放送はQR-NRN向けを裏送りとするが、この場合にTBC-LF-〔MBS〕-JRN系列局[RKB・HBC・CBC]の変則ネットとなる場合がある。 2009年と2011年以降、ニッポン放送担当曜日に開催される「西武対楽天」において、ニッポン放送が中継カードとしない場合、『文化放送ライオンズナイター』を同時ネットする場合がある。 |
東海ラジオ放送 (東海ラジオ ガッツナイター) |
中日 | 月→金 | 平日のデーゲームや月曜のナイターは「東海ラジオ ドラゴンズスペシャル」として放送。 関東開催の土日ビジター中継は通常文化放送が制作・技術協力を担当するところを、ヤクルト・DeNA主催のデーゲームの場合はLFが担当していたが、2013年からDeNA主催分は月曜開催も含めQRが担当している。 巨人主催の巨人対中日戦はNRN全国ネットカードの場合のみ中継を行う。 |
CBCラジオ (CBCドラゴンズサタデー&サンデー) |
(不定期) | NRN非加盟局(JRN単独加盟)であるが、土・日の中日主催試合が予備カードに設定され、LF・MBSとも予備待機できない場合に限り、LF向けに中継を配信する。 | |
毎日放送 (MBSベースボールパーク) |
阪神 オリックス |
火→木・土・日 | 土・日曜日の一部試合はナイターを中心にJRN各局への配信も担当する。この場合、MBS-LF-JRN系列局[HBC・CBC・RKB]の変則ネットとなる場合もある[35]。ただしLFが本番カードとする場合は、LFが自社制作するか、MBS-LFの2局ネットとHBC・CBC・RKB向け裏送りの二重制作のいずれかになる。 |
朝日放送 (ABCフレッシュアップベースボール) |
月・金 | オリックス戦は自社では殆ど放送しないため、対戦相手地元局が自社制作した場合はそちらにNRN中継担当を委託することがある。 土・日は文化放送をキー局とするNRNナイターの制作[36]と、JRN各局[HBC・CBC・RKB]向けのデーゲーム中継制作を行う。 2012年以降、月曜の阪神戦中継でも予備カードを設定しているため、中止時にはNRN各局がABCに中継を配信するが、自社が月曜中継を廃止したLF制作時は裏送りとなる。 2013年はABCの要員不足により、金曜ナイターの巨人・DeNA主催阪神戦ではLFに代わってQRが裏送りを担当することがある。 | |
中国放送 (RCCカープナイター) |
広島 | 〔月〕・水→金 | 火曜日はJRNネットのため『ヤクルト vs 広島』を除いて自社では放送されないが、裏送りでNRN向けの中継制作は行う(ただし予備カード時に対戦相手地元局が自社制作した場合、そちらにNRN中継担当を委託することがある)。 月・土・日もJRN優先であるためJRN各局のネット予定がある場合〔例:『広島 vs 中日』でのCBCラジオ〕、NRN向けを裏送りとするが、この場合は土・日に限りRCC-LF-〔MBS〕-JRN系列局[RKB・HBC・CBC]の変則ネットとなる場合がある。 月曜については、広島が関与する試合のみの放送で、通常はTBS-JRNとのネットを基本としているが、NRN・JRNの放送日数バランスやネット局対応の関係で、自社制作分のNRN向けを自社向け本番として放送する場合がある他(過去にはLF向けの対巨人・横浜・ヤクルト戦が、現在はJRN向けの制作がない時にABCが予備カード扱いとする中継が主に該当)、ヤクルト主催(LF発)は放送権の関係で、楽天主催(TBC発)・阪神・オリックス主催(ABC発)は相手局がメインとしているラインに合わせるためNRN扱いとなる(但しABC発の場合は、オリックス戦のRCC向け裏送りだとNRN素材扱いでありながらRCCに合わせてJRNの速報チャイムを使うことがある)。 |
九州朝日放送 (KBCホークスナイター) |
ソフトバンク | 月→金 | デーゲームは「KBCダイナミックホークス実況中継」として放送。2012年以降の「西武対ソフトバンク」において、ニッポン放送が中継カードとしない場合、『文化放送ライオンズナイター』を同時ネットする(ただし、2012年の水曜日に関してはKBCホークスナイターが九州地区の局にネットされることから必ずニッポン放送制作中継を放送した)。 |
RKB毎日放送 (RKBエキサイトホークス) |
(不定期) | NRN非加盟局(JRN単独加盟)であるが、土・日のソフトバンク主催試合が予備カードに設定され、LF・MBS・KBCとも予備待機できない場合に限り、LF向けに中継を配信する。 |
※ABC・SF以外は、土・日の中継制作にも携わるが、HBC・CBC・MBS・RKBを除き文化放送をキー局とするNRN中継をメインとするため、前述したRCC制作の『広島 vs 中日』やTBC制作の『楽天 vs ソフトバンク』などの一部の例外を除いて裏送りでの対応となる。
裏送り、技術協力へのスタッフ派遣
ニッポン放送は平日のNRNナイターにおける関東地区担当局であるので、読売ジャイアンツ、東京ヤクルトスワローズ、横浜DeNAベイスターズ、埼玉西武ライオンズ、千葉ロッテマリーンズの主催試合は、ニッポン放送での放送がない場合でもアナウンサーや解説者、スタッフなどを派遣している。これは、上記の局向けの中継(その地域においてはビジターゲーム。裏送りと呼ばれる)やその日のメインカードが中止もしくは早く終了した場合の予備、NRNのニュース番組用の実況録音を行うためである。
但し、最近はニッポン放送で中継予定の無いカードで、系列局が地元球団のビジターゲームとして現地乗り込みの自社制作を行う場合は、ニッポン放送からアナウンサーや解説者を派遣せず、系列局の自社制作分を実況録音の素材として使用することがある[37] 。なお、西武の遠征試合についてはローカル放送となっている文化放送の中継にもHBC・CBC・MBS・RKB以外の各ネット局は技術協力している。
巨人戦以外への対応
また、現在は巨人以外の関東のチームの試合は、後述のヤクルト主催の一部を除き巨人戦がデーゲーム、あるいは雨天中止などになった場合の予備カードからの繰り上がりを含めた全国放送に昇格する試合以外はニッポン放送ではめったに放送する機会がないため、巨人・ヤクルト以外の関東地方のチーム同士の対戦の時は完全に放送されない場合と、それ以外の地方に所属するチームとの対戦であれば対戦相手のチームの系列局のみで放送する場合が多い。
NRNに巨人主催ゲームの放送権が回復した1993年から、横浜主催ゲームがJRNに再度完全開放される直前の2001年まで、水 - 金曜のNRNナイターは、巨人主催が対ヤクルト・横浜以外の場合、ヤクルトまたは横浜主催(ごく稀にビジターゲームも)を優先する事が多かったため、対戦相手の地元局や、巨人戦を優先する方針を取っていた一部系列局(STVラジオ等)は、巨人主催ゲームを裏送りでネット受けする事があった。これは系列各局のローカルスポンサーの意向も影響した模様。その一方、東海ラジオは巨人対中日戦が行われた場合も、同じ中日新聞資本のCBCラジオとの関係上、そのままヤクルト・横浜主催ゲームをネット受けしていた。東海ラジオについてはその措置の名残なのか2012年現在も巨人対中日はNRN全国ネットカードの場合のみ放送を行う(デーゲームについても同様のため、裏開催のヤクルトもしくはDeNA主催をニッポン放送からの裏送りで、阪神主催を土曜日はMBSからの同時ネットで、日曜日はMBSからの裏送りまたはABCからの同時ネットのいずれかで、広島主催をRCCから同時ネットで放送する場合がある)。なお、巨人対中日がLFローカルの本番カードで、NRNナイター本番カードがヤクルト主催等の裏送りとなった場合の東海ラジオの対応は2013年現在実例がないため未定。
また、1995 - 1996年は、TBSラジオの巨人主催ゲームが、読売新聞社からの直接購入から再びRFラジオ日本経由の購入となった余波で、1992年以前とは逆に、水 - 金曜日の巨人主催の対ヤクルト・横浜戦がナイター編成時は引き続き読売新聞社からの直接購入となったLF/NRNとRFにしか認められなかったため(北海道シリーズのデーゲームとナイターオフ編成の開幕カードはTBSも放送可だった)、阪神戦がデーゲームまたは非開催の時は、該当カードをヤクルト・横浜主催時と同様にLFがNRN(水・木曜はMBS経由、金曜はABC経由で放送)向けとは別に水・木曜ABC向けと金曜MBS向けを制作して裏送りしていた他、自社製作時の技術協力も曜日を問わずLFが担当した。
その名残に加え、巨人主催ゲームの放送権料負担軽減も兼ね、現在でも、年数回NRNナイター本番カードをヤクルト主催ゲームとして、巨人戦を予備カード扱い(対戦相手の地元局〔主に対広島戦のRCC、対ソフトバンク戦(交流戦)のKBC〕に裏送り)、またはLF単独放送(主に在阪局が乗り込む対阪神戦と、関東圏同士となる対DeNA戦)、またはLFと対戦相手地元局(主に対広島戦のRCC)との2局ネットとすることがある他、逆にLFローカルをヤクルト主催、NRN本番カードを巨人戦(ホーム・ビジター問わず)とする場合もある。[38]。
- 一例として、2012年7月10 - 12日(火 - 木)は「ヤクルト vs DeNA」をNRN本番カードとして放送し(LFでは11日はサッカー日本代表戦中継のため、12日は『巨人 vs 広島』を自社で放送するため裏送り)、「巨人 vs 広島」は10日はMBS技術協力による解説者込みでの予備待機のみ(RCCはJRNネットで、かつ京セラドーム大阪で開催の上、TBS-JRNが『阪神 vs 中日』〔ABC制作〕を本番カードとするため、TBSがABCの技術協力でRCCへの裏送りを担当)、11日(長良川球場)はSF技術協力によりLFがRCCへ裏送り、12日(東京ドーム)はLF-RCCの2局ネットで放送された。テンプレート:See also
クライマックスシリーズの対応
クライマックスシリーズ実況中継では、セ・リーグ(クライマックス・セ)において曜日に関係なくNRNの関東地区担当局となっている。同シリーズは出場チーム地元局のみが敵地開催を含めて独自で中継することが殆ど(ニッポン放送も、関東圏外開催の試合であっても自社スタッフを送り込み関東地区向けに放送する)であるが、関東球団出場の場合、それらの地元局中継にもリポーターを派遣する。『巨人 vs 中日』の際の東海ラジオや、ファーストステージで阪神が敗退した場合のファイナルステージにおけるMBSなど、ニッポン放送の中継をNRN系列局が直接ネットすることもある。なお、大阪地区のNRN担当はこれも原則として曜日を問わずMBSとなるが、ヤクルト主催に限り、対阪神戦のABC自社制作分へのニッポン放送の技術協力が想定される他(2011年現在実績なし)、阪神が関与しないヤクルト戦(2011年は対巨人戦)をABCが放送する場合、ニッポン放送が同局向けに別制作して裏送りする事があり、この場合はファースト・ファイナルを問わずヤクルト非関与のステージも曜日によるMBS・ABCとの振り分けがJRN共々実施される。テンプレート:Main また、パ・リーグ(クライマックス・パ)の方もファイナルステージなど一部のカードを放送するが、こちらはNRNの担当からは外れる形になる。なお、クライマックス・パのNRN関東地区担当局は文化放送となっている。テンプレート:Main
JRN・NRNのクロスネットでかつ1局地域のRCCは、広島が関与する試合のみ放送するが、初のケースとなった2013年は曜日を問わず巨人主催=TBS R&C(JRN)、阪神主催=ABC(JRN/NRNのクロスネットだが、クライマックスシリーズではヤクルト主催を除きJRN担当である。2013年に別途ABC技術協力の自社制作実施し、ABC・RCCの中継にリポーターが相互乗り入れした。)からのネットで固定している。放送権の関係上LF(NRN)からのネットとなる可能性が強いヤクルト主催、JRN(TBS R&C・CBC)・NRN(LF・SF)の両方に放送権のあるDeNA・中日主催、RCCがJRN・NRNの両ネットワークへの自社制作を実施することになる広島がシーズン2位以上の場合の対応については実績が無いため未定(ただし、シーズン中の土日デーゲームやオフ編成時はJRNを優先している)。
日本シリーズの対応
日本シリーズ実況中継では、ニッポン放送は西暦偶数年の第1・3・5・7戦、奇数年の第2・4・6戦に於けるNRN全国中継の担当局となっている(文化放送は西暦偶数年は第2・4・6戦、奇数年は第1・3・5・7戦を担当)。なお、大阪地区のNRN全国中継のネット受けは1・2・6・7戦はMBS、3・4・5戦はABCが行う。ラジオ大阪は2005年までNRN全国中継を担当しない在京局の中継を放送していたが、2006年以降は諸事情によりネットされていない。テンプレート:Main 地方クロスネット局は放送局によって扱いが異なる[39]。また、ニッポン放送のNRN全国中継担当日でも同局が全国向けと自局向けに二重制作をすることがあるほか、関東地区以外で行われる試合では地元NRN系列局からのネット受けをせず、ニッポン放送のスタッフが乗り込んで自主制作しローカル放送を行うという点が、文化放送と決定的に異なる(文化放送は西武が進出した場合のみNRN担当日のローカル放送を行う)。テンプレート:Main
週末(土・日)におけるネット対応
MBSとの2局ネット時の対応
土・日のMBSとのネットはオリックス・阪神主催試合はMBS制作(一部はニッポン放送制作)、それ以外は原則的にニッポン放送制作である(関東地区以外の試合は上記NRN各局の技術協力。関東地区以外での開催かつ阪神がビジターチームとなる試合はMBS制作で放送する場合もある)。テンプレート:Main ただし、パ・リーグのカードを中継する場合、ヤフードームのソフトバンク戦の時はMBS制作(まれにRKB・KBC制作)、札幌ドームの日本ハム戦の時はSTVラジオ制作(まれにHBC制作)、Kスタ宮城のイーグルス戦はTBC制作になる場合がある。これは、土・日に巨人の試合がデーゲーム、あるいはナイトゲームの試合が中止の時、さらに他球場の試合もデーゲーム、あるいは中止という理由により中継される(主に土曜日のみで、日曜日は原則パリーグはデーゲーム開催のため、普通は行われない)。
かつては土・日の広島主催試合でRCCのQR-NRN・TBS-JRNラインとの三重制作による裏送りや対阪神戦以外でのMBS制作(解説者のみRCCからの派遣となる場合あり)もあった。また、中日主催試合が東海ラジオの二重製作による裏送りとなった例もあった。
また1980年代には、高校野球期間中のヤクルト・大洋主催の対阪神戦に限り、ABCの要員不足を考慮して、MBSは全て自社製作の放送とし、火 - 木曜日はABCがNRNにラインを切り替え、土・日曜はLF-MBSラインをLF-ABCラインに一時的に組み替えて同時ネット(または予備カード扱いの裏送りネット受け)を行ったことがあった。
なお、2010年から土・日曜の中継では、制作費削減のためか関東・関西以外の中継において地元NRN各局制作による裏送りを再開した(QR-NRNラインと二重制作の場合あり。特にTBC・RCCといったクロスネット局では平日にJRN・NRNの二重制作を行っているが、土・日についてはJRNナイター全国中継が廃止されたこともあり、裏送りを要請しやすくなったのも要因といえる)。ただし場合によってはLFもしくはMBS制作の場合あり。さらには2010年シーズン後半からは予備カード限定でJRN加盟局<HBC・CBC・RKB>制作の中継のネット受けも設定することになった。ただし、本番カードのJRN系列局制作中継のネットおよびJRN加盟局制作の予備カード中継が繰り上がってLFで流れたことは2013年シーズン終了時点で一度もない。なおナイターカードに巨人が絡まない場合、野球中継を行わない場合がある(その場合、MBSは自社制作するか、そうでない場合はHBC・CBC・RKBとネットを組むか、LFがネットする場合と同様にNRN担当局が別途MBS向け裏送りを制作する)。テンプレート:Main
尚、上記のリスナープレゼント企画「勝っているのはどっちだ?クイズ」のスペシャルウィーク期間中は関東主催ゲームは同じように全国放送だが地方主催ゲームはニッポン放送独自の制作として自社制作で実況する。テンプレート:See also なお、この企画は7時・8時の時報後、ニッポン放送制作の場合、「時刻は7(8)時を回りました。ニッポン放送の制作、○○vs××は、1対0で○○がリードしています」と実況アナウンサーが言った後、ジングルが鳴り、スタジオから試合経過・当選者の発表を行う。他局制作の場合は時報後すぐにジングルを鳴らす。また、CM中に7(8)時を回った場合、CM明けにジングルを鳴らし、スタジオから経過と当選者発表を行う。なお、試合進行中のためスタジオと実況が重なる(CM明けのときは除く)。又、同点(0対0含む)の場合は、頂いたすべてのFAX・Eメールの中から抽選となる。テンプレート:See also
過去には、茨城放送でも土曜と日曜に限って「IBSショウアップナイター」として、ニッポン放送と同時中継(スポンサードネット)で放送したことがあったが、1994年から現在はNRNナイター全国放送に準拠し、「IBSダイナミックナイター」として平日(火曜から金曜)はニッポン放送、土曜と日曜は文化放送のナイター中継を送っている(2009年度以降は水曜から土曜までの放送)。
なお、火曜ナイターの放送のうち、プロ野球の本拠がない地域のNRNマストバイ局は以前から茨城放送、栃木放送、京都放送では放送休止していたが、2010年からラジオ沖縄も火曜ナイターを休止した。これによりNRN火曜ナイターの放送はいずれも本拠地のある地域のマストバイ4局(STVラジオ、ニッポン放送、東海ラジオ放送、九州朝日放送)と、JRNとのクロスネットで火曜日がNRN担当であるMBSラジオを含めた5局(『ヤクルト vs 広島』『ヤクルト vs 楽天』のいずれかがNRN本番カードとなった場合は前者は中国放送・後者は東北放送が加わり6局)のみにとどまることになった。また、火曜日のNRN本番カードが対戦カードにより、ニッポン放送1局のみのローカル放送になる場合がある[40]。
- その影響もあり、関東地区の試合の二重制作は2010年以降原則実施していないが、2011年9月27日(火)には異例の事態が発生した。当日は横浜対巨人(横浜スタジアム)をNRN全国中継カードとしていたが、ヤクルトが優勝争いをしていることからニッポン放送は第1予備カードのヤクルト対阪神(神宮)を関東ローカルの扱いで放送(MBSも神宮に乗り込み別制作)。東海ラジオは第2予備の広島対中日(マツダ、RCC裏送り)、九州朝日放送とSTVラジオも第3予備のソフトバンク対日本ハム(ヤフー)を放送したため、本来のNRN全国中継カードが素材録音同様の扱いとなる逆転現象が発生した[41]。
また、2012年6月2日の「オリックス対巨人」はMBSが製作を担当したが、MBSは「日本ハム対阪神」をHBCラジオからのネット受けを行ったため、LF向け裏送りとなった(巨人側のレポーターのみLFから派遣。その他はMBS側で出演者を用意。NRN全国放送用のもの[42]はABCラジオ製作で、こちらも裏送り[43]だった)。
なお2010年は3月31日・4月1日に行われた横浜対巨人(横浜スタジアム)が特例でラジオ関西(ラジオ関西ジャイアンツナイター)にネットされた。ラジオ関西はラジオ日本とのネット関係がある独立局であるが、大阪地区で放送されないNRNネット番組を一部番組販売購入という形でネット受けしている。これはナイターオフ編成時の特例である。
JRN中継への対応
前述したとおり、2010年からJRNの土曜・日曜ナイターの放送がTBSラジオ側の方針として行わないことになったため、NRN・JRNクロスネット局であるMBS・TBC・RCCが、土・日曜の試合を、元からネット関係を締結していたLF-MBSライン予備カード兼用としてJRN系列局(HBC・CBC・RKB)にネットする場合のうち、ニッポン放送での放送がない場合は、他球場速報にJRNの速報チャイムを使用している。現時点では実例がないが、繰上げでニッポン放送へのネットがある場合はチャイムなしとなるか、そのままJRNのチャイムを使用するかは不明(前述JRN系列局が発局となる中継がLF-MBSライン予備兼用となった場合も同様)。なお、2013年には、土・日曜のABCへの裏送り中継でNRNキー局のひとつである文化放送がTBSラジオ/JRNの速報チャイムを使用するという異例の事態が発生している。
過去には土・日の福岡ドーム・北九州市民球場からのLF・MBS自社制作時の技術協力をKBCが担当できない場合、JRN単独系列ながらLFとも関係があり、MBSと兄弟的関係で、かつては「FOLネット」を結んでいたRKB毎日放送が担当したことがある。またRCCも『ヤクルト vs 広島』の福岡開催時に本来放送権がないRKBの技術協力となったことがあり、この時は速報チャイムを使用しなかった。
NRN独占カードの対応
- 「NRN独占カード」とは1978年以降のヤクルト主催カードおよび1978-2001年の大洋・横浜主催カードのニッポン放送を中心としたNRN加盟局によるラジオ放送権について記述する。
- HBCの野球中継はJRNのみ担当しているが、NRNにも加盟している。これを利用して2006年のセ・パ交流戦では『ヤクルト vs 日本ハム』の放送権獲得に動き、公式サイトの放送予定にまで掲載したものの一時は断念した。しかし、STVラジオが巨人戦のネット受けとなったために放送権の獲得が成立し試合の1週間前に急遽HBCの自社制作での放送が決定した(ニッポン放送の技術協力)。中継対応は、JRN担当日のABCと同様の形態となった(速報チャイムは、JRNの速報チャイムである)。
- 2007年は同カード2試合(松山で開催)のうち、STVラジオが人気番組である「ウイークエンドバラエティ 日高晤郎ショー」放送のため中継できない土曜日のデーゲーム1試合をHBCが中継した。
- 2008年は2戦ともSTVラジオがニッポン放送制作による中継を行った(NRNナイターの全国中継カードとして放送)、2009年はSTVラジオが乗り込みの自主制作で放送。HBCはイースタンリーグの中継と通常の月曜編成で放送された(ニッポン放送は東京ドームの『巨人 vs 楽天』を放送)。
- 2010年はSTVラジオが5月23日は現地からの応援実況(ニッポン放送の技術協力。文化放送は東京ドームの『巨人 vs オリックス』を放送)、24日はニッポン放送制作の中継を行った。HBCでの制作・放送は出来ないため2日間ともJRNの他カードは放送せず、5月23日はイースタンリーグの中継。5月24日は通常通りの番組プログラムを放送したが、試合は雨天中止となり6月14日・15日に順延。こちらはSTVがニッポン放送制作版をネットしたため、14日は通常番組・15日はJRNナイターのネットとなった。
- 2011年の場合、6月3日(金)はSTVがニッポン放送制作版(NRNナイターの全国中継カード)をネットして放送のため、HBCはJRNナイター『巨人 vs 楽天』のネットとなったが、6月4日(土)はデーゲームのため、STVは2007年同様に「日高晤郎ショー」と重なり放送できず、HBCが自社制作で中継を実施した。
- 2012年は5月30日・31日にSTVがニッポン放送制作版(NRNナイターの全国中継カード)をネットして放送し、HBCは両日ともJRNナイター『巨人 vs 楽天』のネットとなった。
- 2013年は6月8日(土)と9日(日)にデーゲームで開催されるが、8日は「日高晤郎ショー」と重なるためHBCが自社制作する一方、9日はSTVが通常番組を短縮の上、文化放送の技術協力で自社制作した(同日はイースタンリーグの方もビジターゲームのため、HBCは裏カードの『阪神 vs ロッテ』をABCからネット受け。なお、STVラジオは2010年以降、曜日に関係なくデーゲーム中継を原則行っていないため、9日の中継は2010年9月26日の『日本ハム vs 西武』[44]以来のデーゲーム中継となる)。
- JRN担当日のセ・パ交流戦『ヤクルト vs 楽天』は、ラインをNRNに切り替えて放送する。ただし土・日曜日は本来ならNRNナイターは文化放送の担当だが、メインカードではない場合はニッポン放送制作のものを放送する。このため土・日曜日開催については、2008年はLF-MBSラインと共用となり、2009年はニッポン放送制作TBC向けの放送。
- 2011年はデーゲームのため中継自体なし。なお、2012年からは日曜日のナイターで行われるビジターゲームは、制作局の放送有無にかかわらず中継しない方針となった。
- 巨人主催ゲームがRF・JRN複占、ヤクルト・大洋~横浜主催ゲームがNRN独占だった頃、同局でJRNラインとでの放送としている土・日・月曜のナイターについて『ヤクルト/大洋 vs 巨人』の1試合のみ開催だった場合、JRNのレインコート番組を受けず、土・日曜を文化放送から、月曜をニッポン放送からのNRNラインで放送していた。この場合、日数補償のため水・木曜のNRNナイターまたはレインコート番組を、巨人主催ゲームのJRNナイターに振り替えた可能性があるが詳細は不明。
1974年から数年間、大洋・ロッテ等が静岡県草薙総合運動場硬式野球場での試合を相当数開催したため、SBSはJRN・NRNへの送り出し体制を整える等自社で制作出来る体制を整え、JRN向けにはTBSから、NRN向けにはニッポン放送・文化放送から数人の解説者をSBS兼任とさせる形で確保し、両系列への二重制作を行うこともあった。また、ヤクルト・大洋主催ゲームがNRN独占となった後もNRN加盟社として静岡県開催時にJRN担当日の自社制作が認められ、時にはLF同様JRN担当曜日のABC・MBS向けとNRN向けを二重制作することがあった。
火曜日の横浜主催ゲームがNRN独占時代の1996年に草薙で行われた際、SBSは自社制作を行ったが、特例でNRN扱いとした上でニッポン放送から解説者(八木沢荘六)の派遣を受けたにもかかわらず、JRNの他球場速報チャイムを使用していた。また、2011年にも7月の火曜日に草薙でのヤクルト主催が行われたため、ニッポン放送から解説者(川崎憲次郎)の派遣を受けての自主制作を実施した(この時はニッポン放送からリポーターの派遣も受けたため、NRNの他球場速報チャイムを使用した)が、東日本大震災の影響で神宮から草薙へ会場変更された4月の3試合の自主制作は見送られている(4月の3連戦のうち1日は浜松の中日対横浜を自主制作しJRNにネットした)。
現在も、静岡県内で開催する場合のみ自社制作を実施して、年度により静岡県内のみで放送する(全国向けはキー局または開催本拠地球団の地元局が制作して配信)場合と、ネットワークに配信する場合とがある。
2011年現在、同局は月曜はナイターを放送していないが、静岡県内開催時のみ特例で枠を設けて放送する場合がある。この場合、現在でも同局ではヤクルト主催(過去に草薙での開催実績あり)以外は月曜はJRNとしているため、2008年7月29日の『中日 vs 横浜』(浜松)は、CBCから解説者と中日ベンチリポーターの派遣を受けた。NRN扱いの水~金曜の場合は、元ニッポン放送解説者の土井淳が本数契約で担当する場合もあった。
- 巨人主催ゲームがRF・JRN複占、ヤクルト・大洋~横浜主催ゲームがNRN独占だった頃、同局でJRNラインとでの放送としている土・日・月曜のナイターについて『ヤクルト/大洋 vs 巨人』の1試合のみ開催だった場合、JRNのレインコート番組を受けず、土・日曜を文化放送から、月曜をニッポン放送からのNRNラインで放送していた。この場合、日数補償のため水・木曜のNRNナイターまたはレインコート番組を、巨人主催ゲームのJRNナイターに振り替えた可能性があるが詳細は不明。
- 横浜大洋ホエールズ時代から横浜ベイスターズ主催ゲームの放送をNRNが独占していた頃は、CBCでのビジターでの試合の放送を増やしたい中日新聞社の意向を受け入れ、1995年から2001年まで『横浜 vs 中日』に限りニッポン放送がCBCへの裏送りを行っていた。また、ネットワークの制限が緩い土・日曜の地方開催時のデーゲームでは一部時間帯でLF-CBC同時ネットなる場合もあった。この関係で東海ラジオではNRNの『巨人 vs 中日』を雨天予備扱いとすることが多かった他、NRNで巨人主催ゲーム中継が復活した翌年の1994年から横浜ベイスターズがTBSの傘下となる前年の2001年まで『横浜 vs 巨人』の裏ゲームにのみ認められていたTBSラジオ制作・JRN全国ネットのヤクルト主催ゲームの内、対中日戦だけはCBCへのネットが認められず、CBCラジオはJRNの雨天予備カードや雨傘番組を放送せざるを得なかった。(同様に阪神戦はMBS・ABCへの、広島戦はRCCへのネットが認められなかったが、MBS・ABC・RCCはNRNにも加盟しているので、NRNにラインを切り替えるか、放送権を購入して自社制作を行うことで対応した)また、この時代の名残で、現在でも東海ラジオは『巨人 vs 中日』ではビジター乗り込みの自社制作を行っていない。
1999年の中日優勝決定試合となった『ヤクルト vs 中日』は、特例として東海ラジオがニッポン放送協力で二重制作を行い、一方をCBCにネットしたことから、東海ラジオのアナウンサーがCBCの中継に登場した(解説者はニッポン放送から派遣)。また、2004年も中日の優勝決定直前の試合が『ヤクルト vs 中日』であり、1999年と同様にCBCでも放送したが、この時は2001年以前の『横浜 vs 中日』と同様にニッポン放送が裏送りを行った。いずれの場合も、基本的に速報チャイムは鳴らさなかったが、前述のLF-CBCネット時に、CBCでNRNのチャイムが流れたことがある。なお、CBCは正式には加盟していないものの、「オールナイトニッポン」など一部の番組を相互にネットしたり、2011年からは土・日に中日主催試合が予備カードから昇格した場合にLFへ中継を配信するなどNRNからのネットも可能な体制となっている。
- 横浜大洋ホエールズ時代から横浜ベイスターズ主催ゲームの放送をNRNが独占していた頃は、CBCでのビジターでの試合の放送を増やしたい中日新聞社の意向を受け入れ、1995年から2001年まで『横浜 vs 中日』に限りニッポン放送がCBCへの裏送りを行っていた。また、ネットワークの制限が緩い土・日曜の地方開催時のデーゲームでは一部時間帯でLF-CBC同時ネットなる場合もあった。この関係で東海ラジオではNRNの『巨人 vs 中日』を雨天予備扱いとすることが多かった他、NRNで巨人主催ゲーム中継が復活した翌年の1994年から横浜ベイスターズがTBSの傘下となる前年の2001年まで『横浜 vs 巨人』の裏ゲームにのみ認められていたTBSラジオ制作・JRN全国ネットのヤクルト主催ゲームの内、対中日戦だけはCBCへのネットが認められず、CBCラジオはJRNの雨天予備カードや雨傘番組を放送せざるを得なかった。(同様に阪神戦はMBS・ABCへの、広島戦はRCCへのネットが認められなかったが、MBS・ABC・RCCはNRNにも加盟しているので、NRNにラインを切り替えるか、放送権を購入して自社制作を行うことで対応した)また、この時代の名残で、現在でも東海ラジオは『巨人 vs 中日』ではビジター乗り込みの自社制作を行っていない。
- JRN担当日のヤクルト主催ゲームは、ニッポン放送の二重制作による裏送り分またはニッポン放送協力による自社制作分を放送。この場合は速報チャイムは、裏送りの場合は2006年度まではチャイムなしだったが2011年クライマックスシリーズではNRNの物を使用、乗り込み自社制作の場合はJRNの物を使う。
- ABC及びMBSは、火 - 木・土日と月・金では、それぞれ異なるラインをとるため、ごく稀に中継中のチャイムを、その曜日に合わないチャイムを鳴らしてしまうこともかつてあった(自社制作の時になど)。また、3月終わりあるいは4月初めの金曜日にプロ野球開幕戦の中継が特別番組の扱いとして放送され、その時の中継カードが神宮球場の『ヤクルト vs 阪神』ということがしばしばあり、その際の中継ではNRN独占のヤクルト主催のゲームということもあってか、ABC及びMBS双方とも中継中のチャイムをNRN仕様のものを使ったこともあった[45]。
- なお、ABCでは土・日に行われる「ヤクルト vs 阪神」の自社制作を、2010年度以降も引き続きニッポン放送の技術協力で中継することがあるが、文化放送でも中継が行われる場合は、阪神サイドのリポーターが双方の中継を兼務するため、在京局との関係にねじれが生じている[46]。その関係で、ニッポン放送のリポーターがMBSの中継に登場するのは地方球場開催時に限定される。また、ABCは土・日にニッポン放送の協力を受けた分の見返りとして、月・金に行われる『横浜 vs 阪神』や『巨人 vs 阪神』を文化放送の技術協力で中継することが多くなっている。なお、ABCではこの2カードと交流戦のパ・リーグ球団主催カードについては文化放送・ニッポン放送の要員の都合や、球場施設の関係でTBSラジオの予備ブースを使う場合、火 - 木曜の『ヤクルト vs 阪神』でニッポン放送が技術協力を行った見返り等が絡む場合はTBSラジオが技術協力を行う場合もある[47]。
- ニッポン放送の再編の影響で、2007年度以降、JRN担当曜日のヤクルト主催試合の中継は、乗り込みの自社制作に限定されることになり、ニッポン放送が裏送り分を制作することは原則として行われなくなった。そのため、『ヤクルト vs 阪神』以外のカードは聴取率調査期間における自社制作を除き、JRN担当曜日の放送対象から外されることになった。そのため、JRN担当曜日のナイターが阪神の関与しないヤクルト主催試合のみとなった場合にはTBSラジオの雨傘番組(ABCの土・日は時期によって通常番組)を放送することが多くなった。しかし、2010年からABCが土・日に文化放送幹事のNRNラインの中継担当となったことで、土・日に限り阪神の関与しないヤクルト主催試合の並行放送が復活した。さらに2011年のセ・リーグクライマックスシリーズでは、要員に余裕ができたため、久々に関西向けのヤクルト主催試合二重制作を実施した(MBSが同時ネット、ABCは裏送り分を放送)。
- JRN担当日のヤクルト主催ゲームは、ニッポン放送の二重制作による裏送り分またはニッポン放送協力による自社制作分を放送。この場合は速報チャイムは、裏送りの場合は2006年度まではチャイムなしだったが2011年クライマックスシリーズではNRNの物を使用、乗り込み自社制作の場合はJRNの物を使う。
- JRN担当日の『ヤクルト vs 広島』は、ラインをNRNに切り替えて放送する。過去には『ヤクルト(またはNRN独占時代の大洋→横浜) vs 巨人』を火曜日にネットしたり、土・日曜日にニッポン放送からの裏送り分をABCと2局ネットで放送したこともある。
- 巨人主催ゲームがRF・JRN複占だった頃は、広島戦がない場合に出来るだけ巨人戦を放送するため、水・木・金曜日の広島戦第1予備カードや広島戦非開催時の本番カードをJRNの巨人主催ゲームとし、予備以降を本来のNRNナイターとしていた一方、月・火・土・日は逆にNRNの『ヤクルト/大洋 vs 巨人』を広島戦第1予備または非開催時の本番とし、JRNナイターを予備カードとしていた。
- また、NRNでの巨人主催ゲームの中継が復活した当初は、『巨人 vs 広島』に限りJRN・NRNの日数補償の関係でNRN担当日でもJRNにラインを切り替える場合があったが、現在では通常通りのJRN・NRN枠組みで放送し、NRNがヤクルト主催ゲームを優先した場合でも、RCC向けにニッポン放送が裏送りしている。なお、水・木曜に『阪神 vs 広島』・『オリックス vs 広島』がNRN全国ネット(MBS制作)となった場合でも、RCCではヤクルト戦の日数補償や過去の歴史的経緯から[48]、同カードをABCからネット受けしているため、水・木曜のラインはJRNに切り替えられる(放送はしないが、広島ベンチのリポーターはRCCが派遣する。また広島戦以外はMBSからネット受け)。しかし、金曜日はABCがNRNの制作担当になるため、RCCもこれに合わせ通常通りNRNラインになる。
- 他のクロスネット局は、2001年の「マンデー・パ・リーグ」開始時に、文化放送制作のナイター中継をネットしたが、RCCは「マンデー・パ・リーグ」のネットに参加しなかったことや、前述のJRNとNRNのネット切り替えが発生することによる受持本数の調整のため、『ヤクルト vs 広島』・『阪神 vs 広島』・『オリックス vs 広島』を除いて、JRNへラインを切り替える他、RCCの自社制作分も、自社エリアではJRN向けの中継を放送する(ただし土・日も含めて、ネット局対応によりNRN向けの中継もする場合もある)。しかし、2006年交流戦では、『楽天 vs 広島』が月曜に順延となった際、TBCは月曜をNRNネットとしているため、それに合わせそのままRCCはTBCの中継をNRNネットで放送した(逆に月曜の『広島 vs 楽天』ではTBCがJRNネットで放送)。
- 2000年代から年2-3試合程度、松山中央公園野球場にてヤクルト主催試合が実施されており、南海放送も歓進元として携わっている。そのため、全国放送のカードを差し替えて該当試合の中継を放送することもあり、開催日がJRN受けの曜日と重なった場合、ラインをNRNに切り替えて放送している。
- またTBC同様に、土・日曜日に文化放送のメインカードではない場合は、ニッポン放送制作のものを放送する(2009年はLF-MBSラインと共用)。特に対戦相手地元局が乗り込みの自社制作としてニッポン放送の音源を使用しない場合には、事実上南海放送向けにニッポン放送が裏送り制作するという、非常に珍しい事例もある(2007年6月8日の対日本ハム戦、2013年5月10日の対阪神戦が該当)。
- なお、現在野球中継の定時放送を行っていない土・日・月曜日の試合ならびにデーゲームも中継するかは南海放送側の判断に委ねられるため、松山での試合がすべて中継されるわけではない。
歴史
- 開局時、後楽園球場のラジオ優先放送権を獲得。これにNHKラジオ第1・ラジオ東京(現・TBSラジオ)が異議を唱え、放送権を巡る問題が生じる。
- 1959年5月、毎日放送、RKB毎日放送とネットを組み、毎週火曜日と土曜日にレギュラー番組として編成。
- 1960年4月から放送日が火曜日と日曜日(薄暮試合、17:00~18:55)に変更される。
- 1969年4月、土・日曜日の放送を開始(ローカル。大阪地区はMBSの制作協力による。)
- 1977年、読売巨人軍主催試合の放送権をラジオ関東(現:ラジオ日本)が独占したため、ニッポン放送は中継不可能となる。
(ラジオ日本ジャイアンツナイターの項を参照。) - 1978年、ヤクルトスワローズ・横浜大洋ホエールズ両球団の独占放送権を確保。以降、NRNナイターの看板カードとなる。
- 1992年、読売新聞社との関係が改善され、1993年より読売巨人軍主催試合の中継が可能となる。
- 2002年、ベイスターズの筆頭株主が東京放送(TBS、現:東京放送ホールディングス)に変更されたため、ベイスターズ主催ゲームの独占放送権が消滅。ただし、以降も稀にベイスターズ戦の試合を放送することがある。現在は対巨人戦の数試合と巨人(ホーム・ビジター)やヤクルト(ホーム)の試合が無い場合、ベイスターズ戦もしくは対戦球団の地元系列各局への裏送り時などに放送。
- 2009年7月7日〜15日、開局55周年を記念し、「ショウアップナイタークラシック」と銘打ち、1970年代当時の同中継BGMを使用しながら放送。開局記念日の15日には、元同局アナウンサーの深澤弘が13年ぶりとなるラジオでの野球実況を担当した。
特別番組
- ショウアップナイタースペシャル 一億人の徹底討論 プロ野球よ どこへ行く!
- ショウアップナイタースペシャル やっぱり野球はおもしろい! デニー友利&ジョニー黒木が選ぶ2008年注目野球人ベスト10
- ナイタースペシャル いよいよ開幕!プロ野球
- 2011年4月5日から4月8日に放送。東日本大震災の影響でプロ野球の開幕が4月12日に延期されたが、野球シーズンに伴う改編時期は予定通りとなるため、改編後の代替番組として放送。「野球を考える」「新戦力」「プロ野球が大好きです!」「あなたが聴きたい!プロ野球この"対決"」という日替わりのテーマを設定して送った。
- 原則としてNRNナイターネット局でも放送されたが、KBCは「KBCホークスナイタースペシャル・らぶチャンネル」、MBS(5 - 7日)は「MBSタイガースライブ 開幕直前スペシャル」、ABC(8日)は「ABCフレッシュアップベースボール 矢野燿大のどーんと来い!!」に差し替えられ放送されなかった。
- ショウアップナイタースペシャル I'm with U キミと、24時間ラジオ
番組外作品とのかかわり
ゲームソフト
過去に複数の野球ゲームソフトへ制作協力する形で、実況アナウンサーが声の出演をしたことがある。
- 超空間ナイタープロ野球キング2 - 1999年にイマジニアから発売されたNINTENDO64専用ソフト。
- 「制作協力:ニッポン放送ショウアップナイター」のクレジット入りで、松本秀夫アナが実況を担当。ゲーム中の実況でも試合開始時に同番組のタイトルコールを行う(ただし、BGMはゲームオリジナル)。
- アイラブベースボール プロ野球をこよなく愛する人たちへ - 2004年にサミーから発売されたPlayStation 2専用ソフト(現在版権はセガが所有)。
- ニッポン放送の制作協力により、胡口和雄アナが実況を担当。
また、1995年11月発売の『燃えろ!!プロ野球'95 DOUBLE HEADER』には、前年同局を退社した深澤弘が「ニッポン放送専属アナウンサー」のクレジット入りで実況担当した。また、解説者の平光清も「前セントラルリーグ審判部副部長」のクレジット入りで主審担当で声の出演をした。
映画
1983年 - 1984年に2作品公開された「プロ野球を10倍楽しく見る方法」シリーズ(解説者江本孟紀の著書シリーズが原作)には、深澤をはじめ、同番組の実況アナウンサーによる実況音源も流れた(中継か録りおろしかは不明)。また、2作目には同局も制作に名を連ね、深澤は監修を担当。江本本人も作中のアニメパートで本人役として声の出演を務めた。
書籍
関連項目
- enjoy! Baseball(フジテレビ系列で放送されているプロ野球中継。解説者の一部が兼務している)
- SWALLOWS BASEBALL L!VE(フジテレビONEのヤクルト戦中継、同じく解説者の一部が兼務)
- tvkプロ野球中継 横浜DeNAベイスターズ熱烈LIVE(2012年より改題。テレビ神奈川で放送されているプロ野球中継)
- J SPORTS STADIUM(2001年まで横浜戦[49]、2004年までヤクルト戦[50]の実況中継をニッポン放送・フジテレビジョンなどが制作協力し、ニッポン放送アナウンサーが実況を担当)
- メジャーリーグ中継
- 文化放送ホームランナイター(週末のNRNナイター担当)
- 文化放送ライオンズナイター(月曜の西武主催試合でNRNナイター担当。水 - 金も「西武対楽天」の一部はNRN向けにネット)
- ニッポン放送平日ナイターオフ18時台夕方帯ワイド番組(シーズンオフ期に同時間帯に放送している(いた)番組の一覧)
- ショウアップナイタープレイボール(事前番組)
- ショウアップナイターハイライト(事後番組)
脚注
外部リンク
テンプレート:板東英二- ↑ ただし、MBSはオリックス・バファローズの主催試合の予備優先順位を独自で上位に設定することがあり(阪神戦に次ぐ第1予備、もしくは阪神戦・巨人戦に次ぐ第2予備)ため、必ずしも予備優先順位がLF・NRNのものと一致するわけではない。
- ↑ 当初は屋内球場より下位のカードも含めた全試合の解説・実況アナウンサーも併記していたが、開幕1週間のみで取りやめられた。
- ↑ 参考として、RCC向け裏送りはTBS発の場合「RCCナイター(デーゲーム)速報」、ABC発の場合「RCCナイター速報」、QR発の場合「RCCプロ野球速報」または「RCCカープナイタープロ野球速報」と称している。
- ↑ ABCとRCCは2代目チャイムの採用が遅れた。KBCやQR(土・日)の自社中継では、現在でも初代のチャイムを主に使用しているが、QRでは巨人・DeNA・ヤクルトの各本拠地の主催試合で稀に2代目のチャイムを使用することもある(ただし、音源はモノラル)。また、2007年まで土・日のNRNナイターを制作していたラジオ大阪は日本シリーズ以外でLFと中継で繋がりがないためか、撤退するまで初代チャイムを使用していた。
- ↑ ランナー盤と投球カウンターとの一体型。なお在京球場では音色の書き換えができるコンパクトフラッシュではなく、旧型で書き換えができないROMタイプを使用
- ↑ テンプレート:Cite journal
- ↑ 公式にはアナウンスされていないが、開幕時点でも東日本大震災の余震が何度も起きており、緊急地震速報と混同するのを避けるためといわれている。同様に、土・日のNRNキー局となる文化放送ホームランナイターでも、速報チャイムの使用は停止されていた。なお、東海ラジオ及び西日本のNRN系列局のローカル中継や、同地区へニッポン放送から裏送りする中継では引き続きチャイムを使用した他、JRNとのクロスネット局では、自社単独放送で、なおかつ予備から昇格する可能性が低い場合に限ってJRNのチャイムで代用する場合があった(ABC・RCCのデーゲーム等。尤もRCCの場合は、JRNナイターがなくなった2010年度より土・日にNRNラインに切り替える頻度が増えたことに対し、自社単独のデーゲームを曜日問わず名目上JRN扱いの放送として更なる本数調整を図っているとも解釈できる)。
- ↑ 2006年より曲を変更。なお、2005年までのテーマ曲は、2000年までジングルにも使用していた。2010年・2011年は、イメージソングとなった「That's it やったね」のインストゥルメンタルを使用した。
- ↑ ただし2011年は、KBCラジオがアナウンサーの派遣を見合わせ、MBSも当初担当のアナウンサーが体調不良のため出演を見合わせたため、残りの4局からのみアナウンサーが派遣され、メイン実況のアナウンサーは1・2・8・9回を実況した。2012年はKBCだけではなくRCCと東海ラジオも派遣を見合わせ、メイン実況アナウンサーも配置ない完全な持ち回り制となった。
- ↑ 2014年は、1回と8・9回はニッポン放送、2~4回はSTV、5~7回はMBSのアナウンサーが、それぞれ実況を担当した。
- ↑ 初めから試合予定がない場合は、予備日としての試合発生有無に関係なく、既存の定時番組を優先するため放送しない。月曜の予備日順延分で中継されなかった例としては、2008年6月23日の「広島×楽天」、2011年5月30日の「ロッテ×巨人」が該当。
- ↑ 特例で月曜日に中継する場合、月曜の定時番組のうち「中山秀征の有楽町で逢いまSHOW」「みんなの作文」「アイアプレゼンツ SKE48&HKT48のアイアイトーク」は、ナイターのない日曜夜の「SPECIAL BOX」枠などで振替放送する。尤も聴取率調査期間はナイターがない場合も月曜夜を特番編成とするため、同様の対応を採っている。
- ↑ 埼玉西武ライオンズと千葉ロッテマリーンズの主催試合については、ニッポン放送側の要員等の都合により、文化放送が代わりに系列局への配信を担当する場合がある(特に3連戦が土・日を跨ぐ場合。西武戦は「ライオンズナイター」の同時ネット、ロッテ戦はネット局への裏送り)。
- ↑ テンプレート:Cite web
- ↑ ただし、2011年4月24日に中継した「楽天対日本ハム」は当日唯一のナイターであったが、元々デーゲームの予定であったものを東日本大震災に伴う日程変更により開催時間変更を変更したものであったため、当初放送予定であった定時番組を雨傘番組に格下げして対応した。
- ↑ 2013年6月2日(この日は日本ハム対DeNA戦のみナイター開催)、7月28日(この日は4試合ナイター開催)など該当
- ↑ 中継が無い場合等はスポーツ部アナのいずれか
- ↑ 「radiko」の同時配信により2010年度を以って全国への同時配信は終了。
- ↑ 裏送りやLF技術協力によるKBC自社制作が主だが、同時ネットされる試合もあった。
- ↑ 野村が担当する試合の番組宣伝および番組内での告知では、野村本人の声で収録したジングル「野村克也です。ぼやいちゃいますよ!」が流れることがある。
- ↑ NRN予備順位の関係上、全国放送になる可能性がある場合は、LFの解説者とのダブル解説の形での出演、あるいは前田が出演せずにLF解説者単独担当となる。
- ↑ 2008年は月に1、2度、専属契約をしていた日本テレビの地上波中継がない巨人戦に限り登場していた(2008年9月20日の放送では、日テレの地上波中継があったが、ショウアップナイターにゲスト解説として登場した)
- ↑ 2009年は裏送り中継のみ数試合担当。2010年は登場しなかった。尚、2010年4月のマンスリーゲストとして出演した『二宮清純のスポーツレジェンド』にて、ゲスト出演の最終週に二宮が「斉藤さんのニッポン放送での解説の仕事を期待しております」との発言あったことから、当初は前年度同様に数試合の裏送り中継を担当させる構想はあったと思われる。しかし、地方局においても近年は地元チームのビジター開催であっても積極的に自社制作するようになったことに加え、週末のナイター中継減少、さらにはNRN系列のうち東北放送(当時はSTVラジオも)が全国放送以外の関東開催試合の中継を年数試合程度にとどめている(経費節減のため)ことなどもあり、裏送り担当は得津高宏や川崎憲次郎などで十分足りると判断され、斉藤の出番はなくなったものと思われる。
- ↑ 平和台球場・福岡ドームでの福岡ダイエーホークス戦を自社制作した場合のみ登場していた。
- ↑ ショウアップナイター公式サイトの解説者紹介ページには記載されていないが、2012年度までNRNの公式サイトではニッポン放送の解説として紹介されていた。2008年8月21日のヤクルトVS巨人にて、現時点ではただ1度、NRN全国ネットの解説を担当した。ただし、この日はニッポン放送は二重制作をしており、ニッポン放送の解説は田尾であった。
- ↑ 専属契約終了後も、静岡放送がNRN担当曜日に自社制作をする場合のみ本数契約で出演場合があった。2008年以降は出演なし。
- ↑ 月・金曜日は関西地区がABCラジオとのネットワークになるため、MBSとの関係上、本番カードとしてABCにネットされる予定がある中継を担当することはなかった。ただし、本番カードとしてABCにネットされない中継であれば月・金曜日にも担当することがあり、その場合には当日の阪神戦中止の場合に板東の解説がABC経由で流れる可能性があった。また、月・金曜日に阪神のビジターゲーム(主に巨人・ヤクルト主催)や聴取率調査期間の阪神主催ゲーム(主に対巨人戦)をLFとABCが別制作する際に、板東がLFの解説を担当することもあったが、この場合のABCはLFの中継に対するベンチリポーターの派遣を行わなかった。なお、解説者としてではなくタレントとしてはABC・MBSの両方に出演していた。
- ↑ 1990年代中には番組広告の解説者一覧から名前が消えていた。なお、1976年 - 1995年にはベンチリポートも担当していた。
- ↑ 本人出演トークイベントより
- ↑ ただし、放送予定のない試合の音源実況を行うことはあった。
- ↑ 当初の放送上の実況復帰試合は2013年4月2日の『STVアタックナイター』向けのロッテ対日本ハム戦を予定していたが、降雨のため中止となり、同年5月7日に本番組で中継されたヤクルト対中日戦が復帰試合となった。
- ↑ 2011年度以降、千葉ロッテ球団制作試合(『BASEBALL CENTER』、『BS12 プロ野球中継』)の実況も担当。
- ↑ 2014年現在、千葉ロッテ球団制作試合『BASEBALL CENTER』『BS12 プロ野球中継』の実況、及びフジテレビONE『プロ野球ニュース』の試合結果報告も担当している。
- ↑ 過去にはLF技術協力により、STVが自社製作していた。この場合、年度によりSTV制作分がそのままNRN予備待機扱いとなる場合と、LFが別に制作してビジターへの裏送りを兼ねる場合とがあった。
- ↑ ABCが土・日曜日のナイター中継にてNRN全国放送ラインを担当する関係上、その裏でJRNナイターのみ参加の局が阪神・オリックス主催試合を放送する場合、MBSが配信担当局となる。
- ↑ TBSラジオの土・日曜日のナイター放送が原則廃止となったこと、また2008年・2009年はMBSがLFラインとQRを含めたNRN全国放送ラインの二重製作<後者は裏送りのみ>を独占という状態だったことを配慮し、NRN全国放送ラインをABCの担当に変更。
- ↑ 阪神戦はABC・MBSが大半の試合を自社制作しており、特にMBSの音源を素材として使う場合、ニッポン放送が相手側のベンチリポーターを派遣することがある(ABCでは月・金曜の関東地区からの中継が文化放送(またはヤクルト戦以外ではTBSラジオも)の技術協力となる場合があり、中継内でもその旨のアナウンスがある。2013年は一部の巨人・ヤクルト戦を除いたビジターの試合はネット受け、または裏送りとなったため、金曜日<およびLFで放送が行われる場合の月曜日>の放送が「ショウアップナイター」と「ABCフレッシュアップベースボール」との2局ネットか全国放送となる場合がある)。他のカードもニッポン放送での中継予定が無い場合は、系列局のアナウンサーが実況を行い、解説者・リポーター・技術スタッフをニッポン放送で揃えることが多い。
- ↑ TBSラジオ・JRNも巨人主催ゲームの放送権料節約のため、時折系列局制作の阪神・中日主催ゲームやDeNA主催ゲームをJRN本番カードとして、巨人主催ゲームを予備カード扱いとすることがある。ただし、2012年まで、LFがこのような措置を取るのはヤクルト主催ゲームが裏開催となるときのみで、ヤクルトがビジターの場合は基本的に巨人戦(巨人主催・ビジター問わず)を放送していた。2013年には若干対応が変化し、5月23日(木曜)は大谷翔平の投手としてのプロ初登板を中継するためか、LFのみ独自に「日本ハム vs ヤクルト」をSTVからネット受けし、NRNとしては「楽天 vs 巨人」(TBC制作)を本番カードとした。また同年6月21日(金曜)は久々に「DeNA vs 阪神」をLF-NRN本番カードとしていた(雨天中止のため『巨人 vs 中日』が昇格)。
- ↑ 多くの地方局はレギュラーシーズンの曜日の割り振りに合わせて第4・5戦(2010年からは局によっては第1・6戦も)をNRNネットとしているが、RCCのように全試合JRN受けとし、ニッポン放送ほかNRN単独加盟局の実況音声が一切流れない局もある。テンプレート:Main
- ↑ 在京球団同士の試合(ニッポン放送制作)や広島・楽天が関与する一部の試合(RCC・TBCがJRNネットのため。ヤクルト主催時は除く)がほとんどで、広島・楽天主催の場合はRCC・TBC制作のLF向け裏送りと言う格好になる。また、STVラジオが日本ハムのビジターゲームを放送しない時は、LF-STVの2局ネットとなる場合もある。そのため火曜日の放送でも土曜・日曜・月曜同様に番組タイトルを呼称することも多くなっているが、RCC・TBC制作裏送りの場合はあくまで全国向けの体裁で制作され、LF向けという強調はなされない。
- ↑ この場合も各球場の早終了など万一の事態に備えて全国ネットの回線には中継を流すため、厳密には素材録音ではない。
- ↑ STV、TBC、SF、ABC、KBCを除く
- ↑ ABCのものは同じ本番カード「日×神」はSTV協力の自主制作なので形式上「2重製作」
- ↑ 札幌ドーム最終戦かつパ・リーグ優勝決定試合(西武の敗戦でソフトバンクの優勝が決定するため)。17:40から文化放送にもローカル差し替えの扱いでネットされた。
- ↑ ちなみに2011年もオフ編成下の東京ドームの試合で、ABC及びMBS双方ともJRNチャイムを鳴らした例があった。現在はABC・MBSとも土・日の試合は両局ともNRNチャイムを基本とするが、JRN局へネットする場合や、ビジター試合をJRN局の技術協力の下で制作する場合や、KBCネット時以外のABCのデーゲームはJRNのチャイムを使用している。
- ↑ 同様に、「ソフトバンク vs 阪神」の自社制作をKBCの技術協力で実施した際に、MBSが中継を実施しない日曜デーゲームでは阪神サイドのリポーターがRKBのリポーターを兼務することがあるため、在福局との関係にねじれが生じてしまう。
- ↑ MBSもNRN担当日にTBSラジオの、JRN担当日にニッポン放送の技術協力となる場合がある。
- ↑ 1970年代末期にMBSが巨人戦主体の編成を取り、その後阪神戦主体に戻した後も、阪神球団がABCと優先契約していたため、MBS・OBC(土・日)は一部の試合が中継できなかった。
- ↑ 2002年-2007年までは親会社がTBS東京放送に委譲したが放送そのものは行われていた
- ↑ 2005年以後、フジテレビONEの担当に変更され、J SPORTSでの放送は終了