カネゴン

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カネゴンとは、1966年(昭和41年)に放映された、円谷特技プロダクション制作の特撮テレビ番組ウルトラQ』を始めとする「ウルトラシリーズ」に登場する架空の怪獣。別名「コイン怪獣」。お札や硬貨を主食としており、常に食べ続けていないと死んでしまう。

カネゴン

『ウルトラQ』に登場するカネゴン

ウルトラQ』第15話「カネゴンの繭」に登場。

  • 身長:2メートル
  • 体重:200キログラム

金の亡者[1]である小学高学年で「ガキ大将」の少年・加根田金男が、偶然見つけた30円位の硬貨の音がする不思議なに引き込まれ、数時間かけて変身[2]した怪獣。カネゴンとは、金男が繭を拾った日の晩に、金男の両親が金男に忠告した際に、「人の落としたお金を黙って拾ったりするとなる怪物」として話す空想上の存在である。

外見は、がま口妊婦からデザインされた奇妙な容姿[3]、頭部は一見カエルのようで、口はファスナーが付いたがま口で大きな舌があり、その下にはそばかす状の黒い粒々模様がある。頭にあるとげは相手に馬鹿にされないように強く見せるもので、目は細長く飛び出ていて、垂れてぎらついた目玉からは悲しい時とうれしい時は涙がこぼれ落ち、怒ると煙を噴出する。10キロメートル先まで見え、額の大きい金はさらによく見える。胸にはレジスターが付いていて、その中身はコイン鑑定臓でコインの本物と偽物を見分けることができ、臓の鑑定液で見分けた後、本物のコインから金属エネルギーを吸い取る。それと同時に鑑定神経の作用でレジスターを動かし、食べた本物のコインの量によりレジスターの数値が上がり、カネゴンの活動エネルギーに変換される。偽物のコインは選り分けられたのち、鑑定臓のそばにある分解臓ではねられながら分解される。食べた本物のコインは腹部のコイン袋に貯蔵され、10円硬貨ならば1千万枚貯める事ができる[4]。足の甲には2つのボンボンがあり、地面を踏む度に光りだす。全身はでできた鎧をまとったような姿形(火星人と形容される)で尻尾にはぎざが付いてある容姿である。性格は少年の時とうって変わって気が弱く、変身前はガキ大将として子供達のリーダーに君臨していたが、変身後は子供たちのグループの中で一番の下っ端にされる。

主食は硬貨とお札。1日に必要な額は3,510円(当時)。胸のレジスターのカウンターに体内の金額が表示され、それがゼロになると死亡するので、金を食べ続けるが、カネゴンに与えて金がなくなった友人たち(彼らもかなり金に意地汚い)に売られそうになって逃げ出し、ついに銀行の金を食らうに至る。騒動の末に、祈祷師から、子供達の天敵である工事現場監督(ヒゲオヤジ)を逆立ちさせるともとの人間にもどれるいうかなり無茶な予言を受け、実行したところ、カネゴンは尻から火を噴きロケット化して飛び去って行き、上空からパラシュートと共に元の姿に戻った金男が降りて来る[5]。しかし、喜んだ金男が帰宅すると、カネゴンが銀行で喰い残した小銭を拾った金男の両親が、2人ともカネゴンと化していた。照れ笑い合う二匹のカネゴンを見た金男は呆れと共に目の前が真っ暗になり、たくさんのカネゴンが描かれたイラストが出て終わる。

  • スーツアクター:中村晴吉[6]
  • 演(加根田金男):辻沢敏、声:麻生みつ子
  • デザインは成田亨、造形者は高山良策テンプレート:独自研究範囲。胴体は妊婦がモデル[7]
  • 本作は極めて寓話性が強く、また演出も前衛劇の手法が取り入れられており、裏を読み解こうとすると奥が深い(脚注2を参照)。
  • 朝、目覚めた時に巨大な虫に変身してしまった主人公を描いたフランツ・カフカの『変身』や安部公房の『赤い繭』を彷彿とさせ、監督の中川晴之助が拝金主義や執着を批判しながらユーモアを交えて描き出した。
  • 『ウルトラQ』全話中で唯一、万城目たちはこの話に登場しない。
  • 満田かずほ監督によると、等身大のカネゴンが都会の人混みの中を歩くシーン(完全ゲリラ撮影だった)が面白いということで、同年(1966年)怪獣を入れたホームドラマ『快獣ブースカ』が誕生したという。ブースカとカネゴンのアクターは同一である。またエンディングのシーンでカネゴンが2体(金男の両親の化身)登場するが、これはオプチカルによる合成で、満田監督は「(着ぐるみを)2体作った方が良かったのでは」と語っている。
  • 繭はもともと金男が持っていたカネゴンへの変身能力を引き出すための鍵だと言われている[8]。なお当時の少年誌『ぼくら』昭和41年5月号の絵物語では繭は宇宙人が金男を諌めるために送ったとされている。さらに4月号の特集では繭は金にがめつい人間にしか反応しないと説明されている。
  • 工事現場監督の乗ったブルドーザーが動き出して転倒した際に、着ぐるみの頭部が外れるハプニングが起きている。

『大怪獣バトル』シリーズに登場するカネゴン

データカードダス『大怪獣バトル ULTRA MONSTERS』に登場。

『ウルトラQ』の時のように人間が変身したものなのかは不明。普段は等身大だが、本シリーズでは懐から「スペシャルコイン(または宇宙コイン)」と呼ばれる特別な金を食べて巨大化するという独特の登場プロセスが存在する。漫画『ウルトラアドベンチャーNEO』によれば「巨大化した後は特にお腹が減っちゃう(カネゴンのエネルギーである金の減少)」ことに加えて体力を消耗して倒れることもあるので、劇中では追い詰められた時にしか使わない。

『EX』では主人公とピグモンの前に顔見せ程度で登場。レイオニクスでありレッドキングを所持しているが、上手く扱えていない。

『NEO』からはナビゲーター的なキャラクターとして登場。自分のバトルナイザーを狙う宇宙人達に追いかけられ、突如出現したワームホールでウルトラマンティガのいる世界(カネゴンや他の怪獣、ティガ以外のウルトラ戦士はTVのキャラクターと認識されている世界)にやってくる。その時主人公と出会い、彼にバトルナイザーを扱える素質を見て預け、以後、主人公と行動を共にする。

もともと金目当てでバトルナイザーを高く売ろうとしていたらしく、100万円で買い取ろうとするテンペラー星人に更に高い金額を要求したり、レイブラッド復活を阻止しようとするヤプールのバトルナイザー破壊を無視して、逆にバトルナイザーを売ろうとしたり、ウルトラセブンからはぐれたアギラをバトルナイザーに収容して友達にするが、セブンの方へ持って行ったらいくら金をくれるかと考えるなど、金や商売のことばかりが頭の中に入っているようである。

バトルナイザーは途中からネオバトルナイザーへと形を変え、手持ち怪獣はレッドキングとアギラである。実は彼の持つバトルナイザーにはレイブラッド星人が復活する為の憑代として、レイモンの姉であるケイトが使役していたゼットン復活の繭が仕掛けられていており、主人公の戦いの中でエネルギーを吸収し、EX化して孵る。

EX第6弾より怪獣カードとして参戦する。元々戦闘能力のない怪獣なのでステータスは全体的に低めだが、バランスは取れており、アタックは一番低いがスピードは高めに設定されている。必殺技は相手を自身の繭に閉じ込める「カネゴンの繭」、敵を吸い込んでから吐き出す「ガマ口吸引」、敵を転ばせて踊りながらのしかかる「カネゴンプレス」という技を使う。

この他、テレビゲーム『ウルトラコロシアム』ではバトルナイザーを狙うマグマ星人の相棒となっており、マグマ星人が倒されると、テレビに向かって手を振る。

『ケロケロA』に掲載された没案としてノーバの赤いガスによって操られ、プレイヤーとキール星人ヴィットリオに襲いかかるというストーリーが制作されていた。

『うちの子にかぎって…』に登場するカネゴン

うちの子にかぎって…』パート2の第8話「カネゴンの逆襲」に登場。 昔のビデオが大好きな寿司屋の父親が少女に、カネゴンのビデオを見せながら「お金にうるさいとお金亡者のカネゴンになる」とその存在を語るが、本気にされない。少女と周辺クラスメートや教師が財テクに精を出すが、詐欺師に騙されてその犯人が逮捕される様子がテレビに映ったとき、クラスから起こる「金かえせ」コールの騒乱の中で、騙されて呆然としながら教室に戻ってきた少女が、生徒が騒いでいる教室の片隅に、金の亡者と化した生徒の一人が密かに変身した本物のカネゴンが、生徒の机に札を並べて、椅子に座りながら札を貪る姿を見る。

  • 脚本では少女が密かにカネゴンに変身する流れになっている。
  • 寿司屋のお父さんの所有するウルトラQ『カネゴンの繭』のビデオテープと映像も劇中に登場する(テープは当時東映ビデオから商品化されていたもの)、当時個人による市販のビデオソフト収集が始まった時期であり、その当時の風俗の描写でもある。

漫画『おれ カネゴン』に登場するカネゴン

作、田村信『おれ カネゴン』に登場。 地底のカネゴンの国から人間の世界にやってきて、地球防衛軍に勤める両親の息子、シン太(イメージモデルは変身前の金男少年)の家に居候し、不思議な慣習で様々な騒動を起こす。後にシン太がカネゴンの国へ行く羽目になり、カネゴンの父、母に遭遇する。この作品のカネゴンは頭部に飛び出した目が角のように処理され、顔面に別の目があるデザインになっている。

漫画『おれ カネゴン』は、第3次ウルトラブーム時の1978年から1980年にかけて、雑誌『てれびくん』にて連載された、カネゴンを主役に据えた作品。『怪獣王』(ぶんか社、1999年)に一話分採録及び、田村信のインタビューが掲載されている。

また『おれ カネゴン』連載当時の『てれびくん』では、この作品のカネゴンを主役に据えた次号付録を紹介する2頁漫画(画:竹村よしひこ)が連載された。作中でカネゴンは自分を使った付録を採用させようと奮闘するも、大抵失敗に終わる。

ミニドラマ『カネゴン KANEGON』に登場するカネゴン

ミニドラマ版でのカネゴンは、貧乏だった男が、2年前にカネゴンの繭を偶然拾ったことにより突如金運に恵まれカネオ産業の社長にまで上りつめ大金持ちになるも、ある日の夜に繭に引き込まれカネゴンとなる。以来金がなくなると腹が空くため、金を求めて悪戦苦闘することになる。一度金より大切なものがあると気付きかけて元の姿に戻りかけるが、結局金の魅力には勝てず、元に戻ることなく終わる。

『カネゴン KANEGON』作品概要

CSファミリー劇場で放送している『ウルトラ情報局』内で2008年7月号から2009年4月号まで収録された、カネゴンが主役の約2分30秒のショートストーリー。全24話予定とも告知されているが10話までで終了している。設定などは回によって異なり、基本は実写だがアニメの場合もある。監督は岡部淳也下山天小林雄次など。ニコニコ特撮 powered by 円谷プロでも2008年12月18日より月1更新で最新話を1ヶ月間限定無料配信。「てれびくん」2010年1月号以降の付録DVDにも収録された。『総天然色ウルトラQプレミアムBlu-ray BOX II』限定特典DVD・カネゴンスペシャルディスクに全12話が収録。

2013年に『ウルトラマン』が「最も派生テレビシリーズが作られたテレビ番組」としてギネス世界記録に認定された際には、本作も『ウルトラマン』の派生作品の一つに数えられている[9]

  • 第1話 カネゴン誕生
  • 第2話 おいしいお金
  • 第3話 カネゴンとラーメン屋
  • 第4話 カネゴンの泥棒退治
  • 第5話 カネゴン大図鑑
  • 第6話 恋カネゴン
  • 第7話 カネゴンの新聞配達
  • 第8話 大切なもの
  • 第9話 まほうのタネ
  • 第10話 アクションスター カネゴン
  • 「カネゴン音楽プロデューサーになる」の巻(「ウルトラ怪獣シリーズSP カネゴンラッキーゴールドカラー」の『怪獣デパート』発売記念)

その他の作品に登場するカネゴン

  • 特別番組『ウルトラマン前夜祭 ウルトラマン誕生』に登場。怪獣の中で最初に登場。ニセ円谷英二の後ろで観客に手を振ったりしたが、ニセ円谷英二に叱られて舞台の袖に戻っていった。
  • 映画『ウルトラマンZOFFY ウルトラの戦士VS大怪獣軍団』ではピグモンの夢の中に登場。映像は『ウルトラQ』本編の流用で、本編のメインテーマ曲をバックにカネゴンが活躍する場面の他、金男が繭に吸い込まれる所から始まる変身シーンも映し出される。ビデオ『ウルトラ怪獣大百科 ウルトラQ編』のカネゴン紹介のコーナーでも変身シーンから始まるが、こちらも金男の素顔は映らず、金男が足を激しく動かし悶え苦しみながら繭に吸い込まれる場面から映し出される。変身シーンの音楽は金男が引き込まれる直前の繭の音楽に差し替えられ、効果音もオリジナルのものになっている。
  • 映画『新世紀2003ウルトラマン伝説 THE KING'S JUBILEE』ではウルトラマンキングの誕生日を怪獣達と共に祝福する。
  • 漫画『ウルトラマン超闘士激伝』ではピグモンと共に銀河最強武闘会の観戦客として頻繁に登場する。毎回策謀によりめちゃくちゃになることが多いため、武装までして戦いを見届けようとするほどのウルトラマンファンである。OVA版における声の出演は千葉繁
  • ゲーム『PDウルトラマンバトルコレクション64』では、初期能力が登場キャラクターの中で一、二を争うほどの低さで、覚える技も使用すると次のターンに疲労で動けなくなるものが多く、育てるのにはかなりの時間を有する。
  • 特撮テレビ番組『レッドマン』第19話に登場。ウーと共にレッドマンと戦うが2体まとめて串刺しにされて倒される。数少ない、カネゴンが悪役として登場する作品である。テンプレート:要出典範囲。色は黄色と緑を混ぜたような当時のソフビ人形のような配色である。テンプレート:要出典範囲途中から顔が崩れる。
  • 特撮テレビ番組『チビラくん』第50話にTVの体操の先生役として腰に赤い紐を巻いて登場。
  • 映画『アニメちゃん』に登場。アニメちゃんが壁に描いた絵がパソコンから出た光線(宇宙電波の影響)を受け実体化する。一緒に実体化したブースカ、ピグモンと共に鏡の世界と現実世界を行き来できる。アニメちゃんの貯金箱の金を食べるが、最後には遊園地での職業を見つける。
  • 1980年代後半に日立製作所ビデオデッキ「ペルソナ」のテレビCMに登場。その当時『アニメちゃん』のために造型された着ぐるみがイベントやドラマ『うちの子にかぎって…』に登場するが、高山良策造型のミニチュアを参考にしたため、あまり初代に似ておらず、このCMのために初代に似た着ぐるみを造型した。
  • 1987年12月にポニーキャニオンから発表されたおニャン子クラブのメンバー5名(河合その子国生さゆり城之内早苗渡辺美奈代渡辺満里奈)によるアルバム『お年玉』のジャケット写真に、カネゴンが単独で登場している。表ジャケットでは土産物店の店頭で前述の5名の顔写真が載った巨大な赤いお年玉袋を持ってポーズを取っているカネゴンが、裏面の写真では行儀良く正座しているカネゴンの姿が写っている。
  • 2000年、イー・ウイング証券(現・カブドットコム証券)のコマーシャルに出演した。この時は広告ターゲットであるサラリーマン層への訴求効果を考えてか、カネゴンはスーツ姿であった。
  • 2009年12月5日放送の『めちゃ×2イケてるッ!』で映画『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE』の宣伝を兼ね、この映画に出るウルトラ怪獣のオーディションが行なわれ、カネゴンも参加したのだが、窓を眺めてやる気のない態度だったため早々に脱落し、リュックサックを背負って哀愁を漂わせながら部屋を後にした。そのため映画の出番がない[10]。プレッシャー星人は合格した後、「カネゴンも出演させてあげてほしい」と頼んだが監督はOKしなかった。後にマグマ星人が円谷プロ公式サイトのエイプリルフールネタで「このオーディション自体がやらせで、カネゴンが脱落したのは別の仕事があるから」と暴露したが真相は不明。ナレーションの紹介の映像では金(コイン)を食べるシーンが流用されている。
  • 「ガラモンの逆襲」のセットで撮影された特写会のスチール写真(東京タワーをはさみペギラ、パゴス、カネゴン、ゴーガが集合)が存在している。
  • ゲーム『ヒーロー戦記 プロジェクト オリュンポス』では、エンカウントする敵として登場。HPは非常に少ないが、防御力は異常に高く、1しかダメージが通らないこともしばしばで、しかもすぐに逃走する。その分、倒した時に貰える金や経験値が多い。強化版として「シルバーカネゴン」や「ゴールドカネゴン」が登場する。
  • バンダイビジュアルが製作したDVD使用事項の注意では、バルタン星人ダダザラブ星人と共にDVDを汚したり、落書きしたりと乱暴に扱ってウルトラマンに注意される。
  • 『総天然色ウルトラQ』発売記念ムービーでは『ぶらりカネゴンの旅』と題し、ウルトラマン商店街を紹介している。
  • ウルトラゾーン』の最終回である第23話のアイキャッチに、食堂の店員として登場している。

備考・その他

  • 1966年の7月1日から3日の大阪タワー完成イベントにバルタン星人・マグラーと共に登場しているテンプレート:Sfn
  • 1966年に、TBSの依頼を受けて初代カネゴンの造形者である高山良策自ら、アトラクション用のカネゴンの着ぐるみを制作している。なめらかな表面の軽い作りのもので、『帰ってきたウルトラマン』放映時期まで現存が確認されている。
  • 1990年公開の『ウルトラQ ザ・ムービー』では企画当初、カネゴンを出演させる予定だった。
  • ウルトラマン80』に登場したテツオンは等身大の少年が変身した怪獣が町内で騒動を起こすというウルトラシリーズにしては珍しいプロットは本エピソードを踏襲したものである。[11]
  • ウルトラマンマックス』の放送前に行われた「伝説の怪獣人気投票」で第5位にランクインしている。
  • ウルトラマンメビウス』に登場したファントン星人のデザインイメージになっている[12]
  • 知名度が極めて高い怪獣であり、ドラマ『家なき子』や漫画『クレヨンしんちゃん』や『ここはグリーン・ウッド』など多数の媒体において、守銭奴がカネゴンにたとえられる。
  • ゲーム「ワイルドアームズシリーズ」では、カネゴンをモチーフにしたモンスター「カリュプデス」が登場する。
  • プロバスケットボールbjリーグと円谷プロダクションのコラボレーション企画として開催された、ウルトラ怪獣を各チームのマスコットキャラクターとしてチームに加える「ウルトラ怪獣ドラフト2010」ではノミネート怪獣として候補に挙がり、埼玉ブロンコスよりドラフト指名された。

デジタルカネゴン

映画『ウルトラマンゼアス2 超人大戦・光と影』に登場。

  • 別名:宇宙カード珍獣
  • 身長:180センチメートル
  • 体重:150キログラム
  • 出身地:カネガネー星

カネガネー星出身の珍獣。宇宙旅行中に金がなくなり、金星付近を漂っていたところをMydoに助けられる。Mydoの基地のガソリンスタンドで料金(キャッシュカード可)を受け取り、胸のカウンターの代わりにモニターがついて金額が表示される。車磨きが得意。戦闘時はもっぱら基地の留守番らしい。

  • 声:坂本千夏
  • スーツアクター:鈴木理香子
  • 2005年出光興産のコマーシャルに出演した。とんねるずとの面識はこれが唯一。
  • 『キャラクター大全 総天然色ウルトラQ下巻』(講談社)では「カネゴンのインスパイア怪獣」と記述している。

カネゴンヌ

特撮テレビ番組『ウルトラQ dark fantasy』第22話「カネゴンヌの光る径(みち)」に登場。

  • 別名:コイン怪獣
  • 身長:165センチメートル
  • 体重:170キログラム

古代からその存在は知られており[13]、金に執着心を持つ女の子が変身する怪獣と言われている。基本的にカネゴンと同種族だが、頭部(上から見て)と尻尾の先がハート型になっている。容姿も習性もカネゴンとほぼ同じだが、女の子らしく頭部にトゲがなく後方にピンクのビーズのアクセサリー付きのお下げが2本あり、ヘソはコインメーターになっている。普段は明るい性格だが、金のために父親まで追い出した母と姉を疎ましく思っていた小学高学年の少女、金谷ハナエが変身する怪獣。

父の大切にしていた壷の力で、壷の中に貯めこんでいた硬貨が増加し、思わず自分の布団の上にばらまき、その上に寝そべった時硬貨の山に吸い込まれ、悲鳴を上げる。タイムトンネルの様な空間に吸い込まれながら思わず踏ん張ったとき、発した閃光と共に変身し誕生する。3人の女の子のクラスメイトと共に騒動を巻き起こし、タロット風の占い師から一番自分を愛してくれる人と出会えば元の姿に戻れると告げられ、最後に父親と再会し、空から直撃した閃光を受け火花が飛び散りながら脱皮するように元のハナエの姿に戻る。しかしハナエと父親が自宅に帰ってみると母と姉がハナエのカネゴンヌが落とした壷の力でカネゴンヌに変身し、それを見たハナエは「あーあ、やだやだ、大人になるってカネゴンヌになることだったのね」と思わず呆れ微笑む。

カネゴン・ア・キンド

データカードダス及びそれを元にしたCGショートムービー『大怪獣ラッシュ ウルトラフロンティア』に登場。

各地のハンターステーションにおり、カネゴンショップでハンター達に武器やアイテムを売っている「ギャラクシーギルドの商売人」。眼鏡をかけているのが特徴で、語尾に「 - ガネ」と付けて話す。商売に関しては凄まじい執念と行動力を持ち、金さえ出せばチューンアイテムから巨大戦艦まで何でも調達して見せる。たまに不良品を売りつけることもあるが、本人はあまり気にしていないらしく、ガッツガンナー・ガルムからは「インチキ武器商人」と呼ばれる。メカニックとしての一面もあるのか、テレビ版「SUPER-EARTHGOMORA Hunting」ではラッシュハンターズがとある星の遺跡で手に入れたエネルギーコアを自ら新兵器に組み込み、提供している。

テレビ版の2ndシーズンではエンドロール時に毎回登場し、各種設定の解説を行う。

脚注

  1. 当時の怪獣研究の第一人者である大伴昌司著の秋田書店刊『カラー版 怪獣ウルトラ図鑑』や小学館刊の『ウルトラ怪獣大図鑑』によれば、小学6年生の加根田金男(金男を演じた辻沢敏は撮影当時小学6年生)はお使いを言いつけられても、駄賃をもらわないと絶対に言うことをきかずどんな楽な仕事でもしなかった。また、貯金箱に貯めた金を深夜に数えては笑うほどのがめつい少年と説明されている。
  2. 金男が繭に吸いこまれてからここまで映像と音楽とコインの効果音で抽象化されており、不気味な旋律をくりかえすBGMとドライアイス状の煙は恐怖と興奮に包まれた金男の心理状態を表現し、モビールとその弾ける様子は金男からカネゴンに変異する様子を、そしてコインが鳴り響く効果音は身体が変異する金男の苦痛のうなり声(あまりの変身の苦痛のために金男は自分がカネゴンに変身したことを覚えておらず、翌朝に両親が変身した自分に驚く様子を見て初めて自覚する)をそれぞれ表現し、またカネゴンが金男にもどるシーンでのカネゴンと金男のそれぞれの肉体が分離するような演出は、金男が金の亡者から普通の金好きの少年になったことを暗示している。これらの演出は中川晴之助監督が山田正弘の脚本を読んで考案したものであり、これらの演出をまとめた特撮絵コンテは現存しているテンプレート:Full
  3. テンプレート:要出典範囲
  4. カネゴンの1日食べる必要な金額である3,510円を10円硬貨351枚として計算すると約78年間分の量に値する。
  5. この場面の音楽は15話のメインミュージックが使用されているが、オリジナル脚本のこのシーンのイメージに会わせた未使用曲が作曲され、ピアノバイオリンが変身シーンの曲とは正反対に優しくゆったりとした感じながらも、星がゆっくりと降ってくる様な不思議なイメージを表現している曲である。
  6. 劇中、カネゴンの口の中から彼の顔が見えるシーンがあり、ブルドーザーから落とされるシーンで、被り物の頭が取れるシーンがある。
  7. テンプレート:Cite book
  8. 実際に金男の両親は銀行でカネゴンが落とした硬貨を盗んで自らの力で変身する。
  9. テンプレート:Cite web
  10. 映画の絵コンテの段階では、ウルトラマンゼロの特訓を見守り、ゼロに助けられる役割が予定されていたが、ピグモンに変わられている。
  11. タツミムック『検証・ウルトラシリーズ 君はウルトラマン80を愛しているか』(辰巳出版 06年2月5日発行・05年12月22日実売・ISBN:4777802124)
  12. 『ファンタスティックコレクション ウルトラマンメビウス アーカイブ・ドキュメント』(朝日ソノラマ)P. 60。
  13. 劇中では古代エジプト文明時代に財宝にうるさい子供の王女がカネゴンヌの壷の力で変身し、ハナエの父親は若い頃、エジプトに放浪中にカネゴンヌの壷を偶然手にしたとされる。

関連項目

テンプレート:ウルトラ怪獣